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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004CEB

有価証券報告書抜粋 株式会社ニッセンホールディングス 業績等の概要 (2014年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における経済環境は、政府の景気対策等により景気は緩やかな回復基調となりましたが、個人消費におきましては消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動や円安等による物価上昇の懸念もあり、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
当社は2013年12月2日付にてセブン&アイ グループと資本業務提携契約を締結し、2014年1月29日付にて、株式会社セブン&アイ・ネットメディアの子会社並びに株式会社セブン&アイ・ホールディングスの連結子会社となりました。当社グループは、セブン&アイ グループとの協業により、新たな企業価値を創造し、また、セブン&アイ グループ全体としてのオムニチャネル戦略を推進することにより、競合他社と差別化された商品・サービスの提供を実現し、事業の成長と強化を図ってまいります。
当連結会計年度における当社グループの連結業績は、シャディ関連連結3社(シャディ株式会社及び同社の完全子会社である株式会社エニシル、スリーハート・コーポレーション株式会社を「シャディ関連連結3社」といいます)等一部連結子会社の決算期変更の影響等があり売上高は前年を上回ったものの、利益面につきましては、コマース事業の株式会社ニッセンにおける減収減益の影響が大きく、前年の実績を大幅に下回りました。
以上の結果、当連結会計年度におきましては、売上高は208,370百万円(前年同期比 6.1%増)、営業損失は6,628百万円(前年同期営業損失3,353百万円)、経常損失は7,725百万円(前年同期経常損失2,943百万円)、当期純損失は8,510百万円(前年同期当期純損失2,877百万円)となりました。
なお、当社の個別決算において、連結子会社である株式会社ニッセンの経営成績及び財政状態の悪化により同社の株式の実質価額が著しく低下したため、減損処理を行い、関係会社株式評価損として特別損失8,736百万円を計上いたしましたが、連結決算においては消去されるため、連結業績に与える影響はありません。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。なお、報告セグメントのセグメント利益又は損失は、経常損失ベースの数値であります。

(コマース事業)
コマース事業における売上高は201,676百万円(前年同期比5.6%増)、セグメント損失は6,214百万円(前年同期セグメント損失2,787百万円)となりました。
株式会社ニッセンにおきましては、ネットを主体としたビジネスモデルへの構造転換を進めていく中で、品揃えの強化や価値ある商品の開発、下期以降のカタログ発行回数の増加等により売上回復を図ってまいりましたが、消費税増税後の景況感の悪化や閑散期におけるカタログ発行の結果、売上高が計画を大幅に下回り、前年同期の実績を下回りました。営業利益につきましては、減収による利益の減少に加え、カタログ発行回数の増加により販売固定費が増加したため赤字幅が拡大し、前年同期の実績を大幅に下回りました。
シャディ関連連結3社におきましては、お中元やお歳暮のマーケットが安定的に推移する一方で、冠婚葬祭関連のフォーマルギフトのマーケットは減少が続いております。主力の有店舗事業においては売上高は減少傾向が継続しましたが、粗利改善やコストダウンによって収益性が回復し、通期での営業黒字を確保しました。また決算期変更の影響もあり、売上高及び営業利益につきましては、前年同期の実績を上回りました。

(ファイナンス事業)
ファイナンス事業の売上高は1,254百万円(前年同期比22.5%減)、セグメント損失は889百万円(前年同期セグメント利益362百万円)となりました。
保険事業におきましては、株式会社ニッセンライフの売上高につきまして、対面販売やウェブサイトを活用した販売を強化したことにより、電話やネットでの資料請求者に対する契約単価が上がる一方で、不採算チャネルの縮小や保険元売りの販促支援が減少したことにより前年同期の実績を下回りました。
クレジット事業におきましては、持分法適用関連会社のニッセン・ジー・イー・クレジット株式会社において、2014年4月よりTポイントが貯まる「マジカルクラブTカードJCB」への切り替え及び新規発行がスタートし、顧客の利用単価が伸びましたが、過払利息に係る返還請求の最近の動向を踏まえ、利息返還損失引当金を積み増し、当社の持分に応じた持分法による投資損失を計上した結果、ファイナンス事業のセグメント損益は前年同期の実績を下回りました。


(その他事業)
その他事業の売上高は5,528百万円(前年同期比38.4%増)、セグメント利益は63百万円(前年同期比159.7%増)となりました。
宝飾事業におきましては、消費税増税に伴う駆け込み需要やその反動がありましたが、反動による影響は想定内に留まり、加えて決算期変更の影響もあり、売上高及びセグメント利益は共に前年同期の実績を上回りました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
2013年12月期2014年12月期増減
営業活動によるキャッシュ・フロー3,314△6,506△9,821
投資活動によるキャッシュ・フロー4,670△1,040△5,710
財務活動によるキャッシュ・フロー△9,7706,54616,317
現金及び現金同等物に係る換算差額2520△5
現金及び現金同等物の増減額△1,759△979779
連結子会社と非連結子会社の合併に伴う現金及び現金同等物の増加額7676
現金及び現金同等物の期末残高5,4164,513△903

当連結会計年度の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ、903百万円減少し、4,513百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、仕入債務の増加額、減価償却費の計上等がありましたが、税金等調整前当期純損失の計上、売上債権の増加額、たな卸資産の増加額等により6,506百万円の支出となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得による支出等により1,040百万円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出、リース債務の返済による支出等がありましたが、短期借入金の増加額、株式の発行による収入等により6,546百万円の収入となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03131] S1004CEB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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