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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100BEMJ

有価証券報告書抜粋 株式会社ニヤクコーポレーション 業績等の概要 (2017年6月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度(以下「当期」と言います。)における世界経済は、米国では好調な雇用環境を背景に景気が堅調に推移する一方で、欧州ではEU諸国の連携が不安定となり、アジアにおいても中国の成長鈍化による影響が見受けられました。
我が国の経済におきましては、金融緩和や雇用環境の改善といった状況下、景気は徐々に底堅さを取り戻しつつあるようです。
このような状況下、当社グループでは事業環境の変化に対応すべく、更なる事業構造の変革と経営効率化を図ってまいりました。2015年7月より3ヵ年計画でスタートさせた「第7次中期経営計画」は当期においてその折り返しを過ぎましたが、予てからの経営課題である「産業物流業務の拡大」「物流品質・技能の深度化」「人材の確保・育成」の3つの項目を柱に、安定成長の実現と高品質の物流サービスを提供するための取組みを引き続き進めてまいりました。
産業物流業務の拡大においては、当期においても化学品・高圧ガスの各物流分野における売上が順調に伸び、加えて食品飲料物流分野においても新規の取扱いが開始されるなど、比較的堅調に推移いたしましたが、国際物流分野では欧米向けの輸出案件業務が落ち込み、全般的に低調に推移するなどの現象も見られました。一方、エネルギー分野においては、石油製品の物流業務がほぼ前期並みを保ったものの、油槽所やLPガス基地の運営受託業務、及びその周辺業務の解約や縮小等、これまで同様に国内石油需要の減少に伴う様々な影響を受けることとなりました。
なお、国内最大規模の業容を誇る高圧ガス物流分野においては、高い輸送品質の維持とコスト削減を両立させることを目的に超低温ガス輸送容器の点検・整備を行う「高圧ガス容器点検整備技能センター」の拠点をさらに拡充し、この分野のメンテナンス体制についても全国ネットワークを構築するに至っております。
このような中、当期の売上高は、前期比0.7%増の50,813百万円となりました。また、費用につきましては、当社グループのオペレーティングプラットフォームの共有化などの合理化施策をはじめとするコスト削減を推進した一方、人材確保のための人件費及び燃料油価格の上昇等の影響により、売上原価と一般管理費を合わせた総経費は、前期比0.6%増の49,341百万円となりました。
以上により、営業利益は1,472百万円となり、営業外損益を算入した経常利益は1,662百万円、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては前期比174百万円増加し788百万円となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

①物流事業
物流事業の売上高につきましては、前期比0.7%増の44,558百万円となりました。これは前述のとおり、国際物流分野の取扱い減少があったものの、化学品・高圧ガスの各業務の取扱い増加がこれを上回ったことによるものです。
②構内・倉庫事業
構内・倉庫事業の売上高は、油槽所やLPガス基地の運営受託業務の一部解約の影響を受け、前期比5.4%減の1,020百万円となりました。
③その他事業
その他事業の売上高は、商品販売の取扱い増加や、タンククリーニング業務の増加等により、前期比1.3%増の5,234百万円となりました。

(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ199百万円減少し、当連結会計年度末には、4,876百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は3,318百万円(前連結会計年度比 772百万円の増加)となりました。
これは主に法人税等の支払額351百万円、リース解約による支払額387百万円等があったものの、減価償却費2,348百万円、税金等調整前当期純利益1,389百万円等があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は2,219百万円(前連結会計年度比 13百万円の減少)となりました。
これは主に有形固定資産、投資有価証券の売却による収入111百万円があったものの、有形固定資産の取得による支出2,197百万円等があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は1,304百万円(前連結会計年度比 994百万円の増加)となりました。
これは主に長期借入れによる収入400百万円があったものの、長期借入金及びリース債務の返済による支出1,590百万円等があったことによるものです。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04189] S100BEMJ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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