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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100A5CA

有価証券報告書抜粋 株式会社ネオジャパン 業績等の概要 (2017年1月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当事業年度におけるわが国の経済は、消費税引き上げが先送り判断されるなど国内の景況感に回復の兆しが見られない中、急激な円高の影響により企業収益の悪化が懸念されるなど国内市場は不透明な状況が続いております。海外においても、中国をはじめとする新興国の成長鈍化、原油価格の低迷、欧州・中東における地政学リスク及び英国のEU離脱、米国の新政権への移行等により、世界経済の先行きは不透明な状況が継続しております。
当社が属するソフトウェア業界におきましては、クラウドサービスの利用企業の割合が2010年末の13.7%から2015年末には44.6%に拡大するなど、クラウドサービスの利用拡大が顕著となっております(「2015年通信利用動向調査」、「2010年通信利用動向調査」総務省)。グループウェアにつきましても、パッケージ市場は今後縮小していくことが見込まれている一方で、クラウドサービスの市場規模は成長が見込まれており、グループウェア市場全体としては成長が見込まれております(「ソフトウェアビジネス新市場2016年版 上巻」株式会社富士キメラ総研)。
このような状況の中、高いセキュリティを求める利用者のニーズに対応し、2016年3月に株式会社ソリトンシステムズのSecureBrowserを利用した、desknet's NEOクラウド版のオプションサービスとして「セキュアブラウザ」の提供を開始し、2016年4月にはビッグローブ株式会社と販売提携により「desknet'sクラウドメールサービス(BIGLOBE)」のオプションサービスとして「標的型攻撃メールチェックサービス」の提供を開始いたしました。また、2016年3月、8月及び11月に、前事業年度に販売を開始したChatLuckのバージョンアップを実施し、端末認証によるセキュリティ強化、通知アプリや位置情報の共有による利便性の向上を図りました。
営業面では、2017年1月18日に大阪営業所を開設し営業体制の強化を図りました。
また、顧客満足の改善に継続して取り組みを実施したことにより、「日経コンピュータ」誌(発行:株式会社日経BP)が2016年9月に公表した調査結果において、「運用性」「サポート」「コスト」の3項目で高い評価を獲得し、グループウェア部門で2年連続で顧客満足度第1位を獲得いたしました。
以上の結果、当事業年度における売上高は2,116,872千円(前年同期比11.2%増)、営業利益は391,843千円(前年同期比6.9%増)、経常利益は428,533千円(前年同期比11.0%増)、当期純利益は296,634千円(前年同期比20.5%増)となりました。
売上区分別の状況を示すと、以下のとおりであります。
売上区分第24期事業年度
(自 2015年2月1日
至 2016年1月31日)
第25期事業年度
(自 2016年2月1日
至 2017年1月31日)
売上高
(千円)
構成比
(%)
売上高
(千円)
構成比
(%)
増減率
(%)
クラウドサービス925,61148.61,083,87051.217.1
プロダクト937,38049.2993,56546.96.0
技術開発41,1132.239,4361.9△4.1
合計1,904,105100.02,116,872100.011.2


①クラウドサービス
クラウドサービスにつきましては、desknet's NEOクラウド版の利用ユーザー数が順調に推移し同サービスの売上高は669,288千円(前年同期比52.9%増)となりました。一方で、desknet's NEOクラウド版の前身サービスであるApplitusの売上高は、desknet's NEOクラウド版への乗り換えが徐々に進んだこと等により78,517千円(前年同期比24.8%減)となりました。
また、ASP事業者向けの売上高は、一部事業者がdesknet's NEOクラウド版の再販に移行したこと等により124,368千円(前年同期比11.6%減)となりました。
以上の結果、クラウドサービス全体での売上高は1,083,870千円(前年同期比17.1%増)となりました。


②プロダクト
中小規模ユーザー向けのスモールライセンスにつきましては、2015年12月に旧製品の追加ライセンス販売を停止したことによる売上減少要因があったものの、desknet's NEOの追加ライセンス売上高が増加したことにより、新旧製品合計の売上高は93,615千円(前年同期比3.3%増)となりました。
大規模ユーザー向けのエンタープライズライセンス(旧製品を含む)につきましては、官公庁・自治体向けの受注が引き続き安定的に推移したことに加え、金融機関向けの受注が増加したことにより207,342千円(前年同期比12.1%増)となりました。
カスタマイズ売上高につきましては、主にエンタープライズライセンスのカスタマイズ案件が増加したことにより、77,530千円(前年同期比53.8%増)となりました。
また、desknet's NEO(旧製品を含む)のサポートサービスの売上高につきましては、堅調に推移し485,700千円(前年同期比1.9%増)となりました。
以上の結果、プロダクト全体での売上高は993,565千円(前年同期比6.0%増)となりました。

③技術開発
技術開発につきましては、過年度に受託したシステム開発の更新及び保守売上等により、売上高は39,436千円(前年同期比4.1%減)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末と比較して187,479千円増加し、2,378,601千円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は378,760千円(前事業年度は384,221千円の収入)となりました。これは主に、税引前当期純利益431,697千円、減価償却費122,706千円、未払消費税等の増加21,414千円があった一方で、売上債権の増加58,105千円、未払金の減少39,405千円、法人税等の支払額104,081千円があったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は195,224千円(前事業年度は196,902千円の支出)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出334,621千円(投資有価証券の売却による収入は218,646千円)及び無形固定資産の取得による支出53,624千円があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により獲得した資金は4,065千円(前事業年度は404,848千円の収入)となりました。これは、株式の発行による収入32,611千円、配当金の支払額28,545千円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31902] S100A5CA)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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