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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100CO0M

有価証券報告書抜粋 株式会社ネクソン 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年12月期)


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7 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、IFRSに基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記」に記載のとおりであります。
この連結財務諸表の作成に当たっては、経営者が過去の実績や取引状況を勘案し、会計基準の範囲内かつ合理的と考えられる見積り及び判断を行っている部分があり、この結果は資産・負債、収益・費用の数値に反映されております。これらの見積りについては、一部過去の実績に基づく概算数値を用いるために、不確実性が伴っており実際の結果と異なる場合があります。

(2) 経営成績の分析
2017年12月期における当社グループの売上収益は、234,929百万円(前期比28.3%増)となりました。
この結果、営業利益90,504百万円(同122.6%増)、税引前当期利益は69,995百万円(同48.5%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は56,750百万円(同181.9%増)となりました。
① 売上収益の分析
2017年12月期における売上収益は234,929百万円となり、前期比で28.3%増加いたしました。これは主に、当社事業における主要外貨の対円為替レートが対前年同期比で上昇したことによる為替の好影響と、中国事業が好調であったことによるものです。既存PCオンラインゲームにつきましては、『FIFA Online 3』、『アラド戦記』(Dungen&Fighter)、『メイプルストーリー』(MapleStory)の主要コンテンツアップデートやアイテム販売が好調であったことにより堅調に推移しました。モバイルゲームにつきましては、当連結会計年度において新たにローンチした『ダークアベンジャー3』(Dark Avenger 3)や『AxE』、『OVERHIT』が堅調に推移していることから前年同期比で増加しました。また、中国における『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)の旧正月アップデート(1月)、9周年アップデート(6月)、国慶節アップデート(9月)を含む主要アップデートがユーザーの好評を博し、アイテム販売などが好調であったこと等によりロイヤリティ収益が大きく成長しました。報告セグメント別の売上収益の分析につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1)業績」をご参照ください。
② 売上原価の分析
韓国における従業員の増加等に伴い人件費が増加しました。
これらの結果、2017年12月期における売上原価は56,656百万円となり、前期比で17.7%増加いたしました。
③ 販売費及び一般管理費の分析
新規タイトルのローンチに合わせて広告宣伝費が増加したことに加え、モバイルタイトルに係るプラットフォーム費用が売上収益に比例して増加した影響等により、前年同期比で増加しました。
これらの結果、2017年12月期における販売費及び一般管理費は75,088百万円となり、前期比で13.4%増加いたしました。
④ その他の収益(費用)の分析
その他の収益は、1,385百万円(前期比35.7%増)となりました。これは主に、当期に子会社株式売却益を計上したことによるものです。
その他の費用は、14,066百万円(同51.7%減)となりました。これは主に、のれん及び無形資産に係る減損損失を計上したことによるものです。
⑤ 金融収益(費用)の分析
金融収益は、6,308百万円(前期比4.2%減)となりました。これは主に、為替相場の変動の影響によるものです。
金融費用は、26,212百万円(同11,701.2%増)となりました。これは主に、為替相場の変動の影響によるものです。

⑥ 持分法による投資損益の分析
持分法による投資損失は、605百万円(前期は101百万円の利益)となりました。これは主に、関連会社の業績の変動によるものです。
⑦ 法人所得税費用の分析
法人所得税費用は13,478百万円(前期比49.3%減)となりました。これは主に、前連結会計年度において海外子会社の未分配利益に対して繰延税金負債を追加計上した影響により前年同期比で大きく減少しました。

(3) 経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

(4) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
① キャッシュ・フローの状況
「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。
② 財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末の総資産は545,956百万円であり、前連結会計年度末に比べて104,124百万円増加しております。主な増加要因は、定期預金の預入によるその他の預金の増加(前期末比60,866百万円増)、営業債権及びその他の債権の増加(同8,218百万円増)及び有形固定資産の増加(同6,909百万円増)によるものであります。
(負債)
当連結会計年度末の負債合計は75,738百万円であり、前連結会計年度末に比べて11,600百万円増加しております。主な増加要因は、繰延税金負債の増加(前期末比3,670百万円増)、その他の負債の増加(同3,521百万円増)及び未払法人所得税の増加(同2,187百万円増)によるものであります。
(資本)
当連結会計年度末における資本の残高は470,218百万円であり、前連結会計年度末に比べて92,524百万円増加しました。主な増加要因は、欠損填補及び当期利益計上等に伴う利益剰余金の増加(前期末比97,365百万円増)及び在外営業活動体の換算差額等に伴うその他の資本の構成要素の増加(同34,779百万円増)によるものであり、主な減少要因は、欠損填補等に伴う資本剰余金の減少(同45,732百万円減)によるものであります。

(5) 経営者の問題認識と今後の方針について
「第2 事業の状況 3 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E25850] S100CO0M)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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