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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100CO0M

有価証券報告書抜粋 株式会社ネクソン 業績等の概要 (2017年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における世界経済は、先進国を中心に緩やかな回復が続きました。米国では、企業業況の改善が
続き、雇用情勢も良好で個人消費も高水準で推移し、経済は堅調さを維持しました。欧州も、輸出が緩やかに増加
し雇用情勢や個人消費が回復するなど、景気の改善が続きました。中国では生産、輸出、消費が小幅に減速したも
のの投資がやや持ち直すなど総じてみれば安定的に推移しました。わが国経済は、世界経済の景気回復を背景に企
業収益が好調に推移し、緩やかな回復基調が持続しました。
このような状況の下、当社グループは、PCオンライン事業及びモバイル事業を展開し、ユーザーの皆様に楽しんでいただける高品質なゲームの開発、コンテンツの獲得、新規ゲームタイトルの配信に努めるとともに、既存ゲームタイトルのアップデートを推し進めてまいりました。具体的には、グループ内におけるゲーム開発力の強化、他社との共同開発を含めた事業提携、有力なゲーム開発会社の買収等による高品質な新規ゲームタイトルの配信、モバイル事業における開発力強化、既存ゲームタイトルの魅力的なコンテンツアップデートを実施するための事業基盤の更なる強化などに取り組んでまいりました。
上記の結果、当連結会計年度の売上収益は234,929百万円(前期比28.3%増)、営業利益は90,504百万円(同122.6%増)、税引前当期利益は69,995百万円(同48.5%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は56,750百万円(同181.9%増)となりました。

報告セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 日本
当連結会計年度の売上収益は12,106百万円(前期比21.5%減)、セグメント損失は4,009百万円(前期は3,791百万円の損失)となりました。日本では、PCオンラインゲーム及びモバイルゲームともに減収となりました。
② 韓国
当連結会計年度の売上収益は208,786百万円(前期比36.3%増)、セグメント利益は112,602百万円(同51.0%増)となりました。PCオンラインゲームの売上収益は、『FIFA Online 3』、『アラド戦記』(Dungeon&Fighter )、『メイプルストーリー』(MapleStory )の主要コンテンツアップデートやアイテム販売が好調であったことにより堅調に推移しました。モバイルゲームの売上収益は、当連結会計年度において新たにローンチされた『ダークアベンジャー3』(Dark Avenger 3)や『AxE』、『OVERHIT』が堅調に推移していることから前年同期比で増加しました。なお、韓国セグメントの売上収益には、子会社であるネクソン・コリア・コーポレーションの傘下にあるネオプル・インクの中国におけるライセンス供与に係るロイヤリティ収益が含まれます。当連結会計年度においては、中国における主力PC オンラインゲーム『アラド戦記』(Dungeon&Fighter )の旧正月アップデート(1月)、9周年アップデート(6月)、及び国慶節アップデート(9月)を含む主要アップデートがユーザーの好評を博し、アイテム販売などが好調であったこと等により大きく成長しました。
③ 中国
当連結会計年度の売上収益は3,197百万円(前期比29.4%減)、セグメント利益は1,690百万円(同45.4%減)となりました。中国では、既存のPCオンラインゲームに係るコンサルティング収入の減収により減収減益となりました。
④ 北米
当連結会計年度の売上収益は10,050百万円(前期比14.5%増)、セグメント損失は6,868百万円(前期は4,839百万円の損失)となりました。
⑤ その他
当連結会計年度の売上収益は790百万円(前期比36.5%減)、セグメント損失は272百万円(前期は262百万円の損失)となりました。

(2) キャッシュ・フロー

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、前連結会計年度末に比べ559
百万円増加し、153,242百万円となりました。当該増加には為替変動による影響4,751百万円が含まれておりま
す。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は80,718百万円(前期は73,293百万円の収入)となりました。主な増加要因は、
税引前当期利益69,995百万円、為替差損失19,207百万円、減損損失12,738百万円、減価償却費及び償却費5,819
百万円によるものであり、主な支出要因は、法人所得税の支払15,202百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は81,891百万円(前期は97,084百万円の支出)となりました。主な支出要因は、
その他の預金の増加による支出55,212百万円、子会社の取得(ピクセルベリー・スタジオズ等)による支出
15,669百万円、有価証券の取得による支出3,811百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は3,019百万円(前期は9,275百万円の支出)となりました。主な支出要因は、自
己株式取得による支出10,009百万円、長期借入金の返済による支出4,238百万円によるものであり、主な収入要
因は、ストック・オプションの行使による収入8,881百万円及び短期借入金の増加による収入2,555百万円によ
るものであります。

(3) IFRSにより作成した連結財務諸表における主要な項目と日本基準により作成した場合の連結財務諸表におけるこれらに相当する項目との差異に関する事項

のれんの償却について、日本基準ではその効果の及ぶ期間を見積り、その期間で償却することとしておりましたが、IFRSでは償却を行いません。この影響により、IFRSでは日本基準に比べて、のれんの償却費(販売費及び一般管理費)は、前連結会計年度3,959百万円、当連結会計年度3,187百万円減少しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E25850] S100CO0M)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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