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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100APXR

有価証券報告書抜粋 株式会社ノザワ 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、各種経済政策を背景に企業業績は緩やかに改善し、雇用情勢・個人消費にも底堅さが見られるものの、中国・新興国の景気減速懸念や欧州・米国経済の不確実性を受け、先行き不透明な状況で推移いたしました。建築材料業界におきましても、厳しい受注状況が続くなか慢性的な人手不足により建設費は依然として高止まりで推移するなど、予断を許さない状況が続いております。
このような状況のなか、当社グループは、「やすらぎと安心の創造」のコーポレートメッセージのもと、環境負荷低減と施工現場省力化を実現し、社会に貢献する商品の拡充を図ってまいりました。
押出成形セメント板「アスロック」の工場塗装品ラインナップに、デザインパネルのリブ凹凸を異なる色で塗り分けた業界初の工場塗装品「リブWコート」を追加、2016年6月より発売いたしました。「アスロック」ならではのシャープなリブデザインとツートンカラーが調和しスタイリッシュな壁面を構成、単色塗装品との併用によりアクセントのあるオリジナルの壁面を表現することが可能となりました。また、屋上目隠し専用パネル「アスロックタフ」に、吸音材を内蔵した業界初となる吸遮音ビルトインタイプを2016年9月より発売いたしました。騒音が問題となる建物屋上の屋外機械置場周りの目隠し壁として、遮音性能を有するアスロックに吸音材を組み込み、「遮音」と「吸音」という異なる性能の相乗効果で優れた遮音効果を発揮します。通常の外壁以上に過酷な条件下で使用される部材として安全にご利用いただける諸性能を兼ね備え、ビルトイン機能により省力化とコストダウンにも貢献いたします。
販売部門では、高い耐候性と均一で美しい仕上がりを長期間維持しながら現場工期を短縮する「工場塗装品」、剥離の心配なくタイルでは表現できないシャープなタイル調仕上デザインで、経済性、施工効率や安全性の高さも評価されグッドデザイン賞を受賞した「グリッドデザインシリーズ」、技能工不足による工期遅延問題を解消する「アスロックLS工法」並びに「工場プレ加工」の販売数量を伸ばしました。
生産部門では、NNPS(ノザワ・ニュー・プロダクション・システム)改善活動により各工程の生産性、品質を向上させ、コスト削減に取り組みました。管理部門では、システム構築による業務効率化、有利子負債圧縮により財務体質の改善に努めました。海外事業では、一般建築向け「アスロック」のデザインパネルとフラットパネルが織りなす陰影を現地設計者に高く評価され、国有企業の大型研究開発施設を受注いたしました。マインケミカル事業では、ミネラル肥料「マインマグ」の施用効果をお客様に高く評価いただき、マインマグユーザー様の食味コンクール受賞者数も前年比増加しております。また、ミネラル補給に加え春先の農作業省力化に役立つ融雪機能肥料「マインマグCb」についても、口コミやご紹介による増販等により、マインマグ販売数量は過去最高を更新いたしました。
これらの結果、当社グループの単一の報告セグメントである建築材料関連事業の品種別売上高については、主力の押出成形セメント板「アスロック」は153億39百万円(前期比8.4%増加)、住宅用軽量外壁材は21億41百万円(前期比12.9%減少)となり、押出成形セメント製品合計では174億80百万円(前期比5.3%増加)に、耐火被覆等は18億90百万円(前期比15.0%増加)、スレート関連は8億88百万円(前期比5.2%減少)となったこと等から、当連結会計年度の売上高は231億18百万円(前期比5.9%増加)となり、6期連続の増収となりました。
利益面については、主力である押出成形セメント製品が伸長したことに加え、生産性の向上、製造原価低減並びに経費削減に努めました結果、営業利益は33億16百万円(前期比4.0%増加)、経常利益は32億69百万円(前期比4.4%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は22億49百万円(前期比48.4%増加)と、連結業績における営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに過去最高となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は44億97百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億81百万円増加いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、営業活動による資金の増加は21億55百万円(前連結会計年度は26億93百万円の増加)となりました。これは法人税等の支払額12億23百万円や、売上債権の増加額8億25百万円等の資金の減少要因があった一方、税金等調整前当期純利益32億40百万円や、仕入債務の増加額3億26百万円等の資金の増加要因があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、投資活動による資金の減少は4億79百万円(前連結会計年度は4億2百万円の減少)となりました。これは有形固定資産の取得による支出4億64百万円等の資金の減少要因があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、財務活動による資金の減少は9億83百万円(前連結会計年度は15億86百万円の減少)となりました。これは長期借入金の返済による支出5億15百万円や親会社による配当金の支払額2億94百万円等の資金の減少要因があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01166] S100APXR)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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