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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009S5Q

有価証券報告書抜粋 株式会社ノダ 業績等の概要 (2016年11月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度(2015年12月~2016年11月)における我が国経済は、中国経済の減速や、英国のEU離脱に伴うヨーロッパ経済の不安定化など世界経済の下振れが懸念され、円高が進行するなか、政府の各種経済対策やマイナス金利の導入を含む大規模な金融緩和もあり、景気は緩やかな回復基調で推移し雇用情勢も改善しましたが、節約志向の強い個人消費の回復が振るわず、消費増税も先送りとなるなど先行き不透明な状況で推移しました。一方、住宅需要につきましては、住宅ローン金利の低下や政府による住宅取得支援策、相続税対策に伴う賃貸住宅の増加などにより、新設住宅着工戸数は堅調に推移いたしました。
こうしたなか当社グループは、モデルチェンジを実施し好評を博しているシリーズ「BINOIE(ビノイエ)」を中心に床材や建具など建材製品の拡販に努めるとともに、安心安全ユニバーサルデザイン(UD)など高齢者対応、環境、リフォーム、住宅の長寿命化等をテーマに、需要の掘り起こしに努めました。また、合板類については適切な生産、仕入、販売に努め、収益力の向上をはかりました。
さらに、製造コスト低減や設備投資による生産性向上、安全管理の徹底にも取り組みました。
これらの結果、当連結会計年度における連結業績は、売上高64,922百万円(前期比6.9%増)、営業利益3,569百万円(前期比221.7%増)、経常利益3,713百万円(前期比133.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,303百万円(前期比123.5%増)となり、大幅に改善いたしました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。

住宅建材事業
住宅建材事業につきましては、デザイン性・施工性を強化した建具類のシリーズ「BINOIE」、斬新で表情豊かなインテリア空間を表現する建具とフローリングのシリーズ「Art Couture(アートクチュール)」、静岡県内の自社工場で生産している国産ヒノキ合板を基材に使用したフローリングのシリーズ(「ナチュラルフェイス・Jベース」「Jシルキー」「Jクラレス」他)など、好評を博している製品を中心に主力の建材製品の拡販、シェアアップに取り組み、収益力の向上に努めました。
このほか、地球環境に優しいリサイクル素材を使用し、耐震性能や劣化軽減性能に優れた構造用MDFの販売も好調に推移いたしました。
この結果、住宅建材事業の売上高は41,065百万円(前期比4.1%増)、セグメント利益は3,279百万円(前期比62.7%増)となりました。

合板事業
国産針葉樹合板は、業界全体の製品在庫水準も低く堅調な製品相場と出荷が続いたことから、生産、販売とも好調に推移し、売上高、利益とも前期に比べ大幅な増加となりました。一方、輸入南洋材合板は、国内の需要不振により販売価格が低下し売上高は前期に比べ減少となり、また損益面においても、為替相場が円安基調から円高傾向へシフトするなか仕入コストの低減はあったものの、収益性は若干の改善にとどまりました。この結果、合板事業の売上高は23,857百万円(前期比11.9%増)、セグメント利益は1,642百万円(前期比393.2%増)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ2,464百万円増加し、 11,047百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益3,689百万円となり、減価償却費の計上による2,016百万円の増加や、持分法投資利益の計上による179百万円の減少、売上債権の増加による1,814百万円の減少、たな卸資産の増加による160百万円の減少、仕入債務の減少による135百万円の減少、未払消費税等の増加による691百万円の増加、法人税等の納付による322百万円の減少などの要因から、4,917百万円の収入(前期は1,101百万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資などの有形固定資産の取得による1,391百万円の減少などの要因から、1,426百万円の支出(前期は4,108百万円の支出)となりました。
また、財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金(1年内返済予定の長期借入金を除く)の返済による87百万円の減少、長期借入金の借入による1,380百万円の増加、長期借入金の返済による1,982百万円の減少、社債の発行による280百万円の増加、自己株式の取得による182百万円の減少などの要因から、1,026百万円の支出(前期は462百万円の支出)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00636] S1009S5Q)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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