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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100C3GR

有価証券報告書抜粋 株式会社ハイレックスコーポレーション 研究開発活動 (2017年10月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループは、エンジニアリング会社としてさらに研究開発体制の強化拡充を図り、環境、安全をキーワードに多様なユーザーニーズに対応し、自動車分野のみならず医療・住宅関連機器等の非自動車分野に永年にわたって培った技術を応用すべく活動しております。
当社グループ(当社及び連結子会社)の研究開発は、主に日本、北米、中国、アジア、欧州の研究開発拠点において、新素材、新技術、新製品の開発を中心に行っております。なお、当連結会計年度における研究開発費は、総額で39億2千3百万円であります。

1.日本
日本の研究、製品開発におきましては、当社の研究開発グループ、システム設計グループ、ケーブル設計グループ、宇都宮技術センターが担当し、自動車関連、産業機器及び住宅関連機器の新素材、新技術、新製品の開発を中心に行っております。医療関連機器におきましては、医療機器事業部が担当し、同様の開発を行っております。
ケーブルに関する基礎技術開発としましては、高性能潤滑油の開発と併せて表面処理・添加剤の新たな開発により、ディーゼル車やEV車バッテリー等の高温下でも小曲げで使用できる高効率ケーブルの開発に取り組んでおります。
新素材の活用技術につきましては、軽量・高強度・低伸長に対応すべく、ハイテン鋼板、アルミニウム材等に加え複合材である炭素繊維材を使った加工技術の研究を進めております。
また、従来から培った遠隔操作するケーブル技術を進化させ、ロボットハンド操作用ケーブル等、自動車以外の新しい用途にも活用出来るものを目指して、さらに「細く、軽く」を技術開発のトレンドとして、その開発に取り組んでおります。
ウィンドレギュレータにつきましては、自動車の電動化に伴い軽量化のニーズが益々高まり、構成部品の新素材・新構造を適用した開発を進めております。
海外においては、ドアモジュール化の採用が増加しており、高剛性・高強度でありながら軽量化につながる新工法の樹脂製ドアモジュールパネルの開発を行っております。ドア開閉システム・電動パーキングブレーキなどのシステム商品は、より利便性と安全性を向上させた製品を上市すべく、各種センサーと最適制御の開発を進めております。
医療機器開発におきましては、「顧客の期待に即応する」をテーマに取り組んでおります。ワイヤレスマイクロカテーテルは、ガイドワイヤを使用せずとも血管選択が可能であり、治癒時間の短縮が可能で患者の負担を軽くするものです。共同開発した医師とともに、ガイドワイヤレス手技を国内外に広める活動を企業と連携して行っております。人工血管に関しては、体内に埋め込む際にダメージを低減させる機器の開発を進めております。設計時には、現場の医師よりニーズを汲み取り、医師が使い易い、ひいては患者への負担を軽くする設計を第一にしております。
また、株式会社サンメディカル技術研究所においては国内唯一の体内植込み型補助人工心臓システム(EVAHEART)の設計・製造メーカーとして、継続的な製品改良及び新製品として次世代の送脱血管の開発を進めております。小柄な患者にも無理なく植込み可能な次世代の高流量性能小型ポンプの申請状況については、国内及び米国では間もなく申請承認される見込みであり、欧州では審査段階に入り、販売間近に至っております。
日本における研究開発費は15億8千万円であります。

2.北米
北米におきましては、HI-LEX CONTROLS INC.のオートモーティブセンターが担当し、主に北米の自動車関連業界の顧客を対象として、新技術、新製品の開発を行っております。
北米における研究開発費は5億1千9百万円であります。

3.中国
中国におきましては、重慶海徳世拉索系統集団有限公司が、主に中国の自動車関連業界の顧客を対象として、新技術、新製品の開発を行っております。
中国における研究開発費は7億5千4百万円であります。

4.アジア
アジアにおきましては、大同ハイレックス株式会社及び大同ドア株式会社が、主に自動車関連のドアモジュール製品を中心としたシステム製品の新技術、新製品の開発を行っております。
アジアにおける研究開発費は7億5千3百万円であります。

5.欧州
欧州におきましては、HI-LEX EUROPE GMBHが、主に欧州の自動車関連業界の顧客を対象として、新技術、新製品の開発を行っております。
欧州における研究開発費は3億1千4百万円であります。


経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02204] S100C3GR)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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