シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002L8L

有価証券報告書抜粋 株式会社ビューティガレージ 業績等の概要 (2014年4月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度は、政府の景気対策や日本銀行の金融施策を背景に個人消費や企業収益の改善が見られ、景気が緩やかながら堅調に推移しました。一方、当社グループが事業を展開する美容サロン業界におきましては、美容室における新規開業店舗数が増加傾向にあることから、店舗間の競争が厳しさを増し、経済的な商材仕入れルートの確保や効果的な集客方法の検討・実施に対する重要性が従来にも増して高まっております。
また、美容業界向け流通市場におきましても、美容専門商社やディーラー等の統廃合が進むなど、寡占化や淘汰が進んでおり競争が激化しております。
そのような状況下、当社グループでは、新規顧客の獲得や既存ユーザの利用率向上に向けイベントへの積極的な出展、オンライショップの利便性向上、商品ラインナップ強化などの物販事業強化の各施策に加えて開業後の経営支援サービスメニューを拡大するなど各種取組を実施いたしました。
以上の結果、2014年4月末時点で登録会員数は206,058口座(前年同期比38,376口座増)、過去1年間に1回以上購入したアクティブユーザは66,131口座(前年同期比12,829口座増)に伸長し、売上高は6,457,585千円(前年同期比22.1%増)と堅調に推移しました。
一方、円安の影響や中古商品売上高の減少等により上期における売上総利益率は低下傾向にありましたが、下期において価格改定等の各種取り組みに努めた結果、売上総利益率を改善することが出来たことから、当連結会計年度における売上総利益は2,155,092千円(前年同期比12.7%増)となりました。
また、東京本社総合ショールームのリニューアルオープンを始めとして積極的なプロモーション施策を実施したことから販売費及び一般管理費が前年同期比で増加した結果、営業利益303,249千円(前年同期比3.0%減)、経常利益295,362千円(前年同期比11.4%減)、当期純利益172,469千円(前年同期比9.5%減)となりました。

セグメント別の業績は次のとおりであります。
①物販事業
物販事業においては、インターネット通販サイト「BEAUTY GARAGE Online Shop」、主要都市10ヶ所のショールーム、カタログ通販誌「BG STYLE」を通して、理美容機器や化粧品・消耗品等のプロ向け美容商材を全国のビューティサロンに提供しております。
中でも「BEAUTY GARAGE Online Shop」につきましては、当サイトを経由した売上高が全体の半分以上を占めたことから、さらに重要度を増しており継続的な利便性向上に努めております。特にスマホ・携帯用サイト経由の受注は前年度比69.9%増と顕著に増加しました。
商品別でみるとストック型収益商材である化粧品や消耗品の売上高は前年同期比43.0%増と大幅に伸長しており、当社の基本戦略である「フロー&ストック型収益構造への転換」は堅調に進捗しております。
2013年5月に美容業界最大のイベントである「BEAUTY WORLD JAPAN 2013」(開催地:東京)、2013年10月に「BEAUTY WORLD JAPAN WEST 2013」(開催地:大阪)、2013年11月に「NAIL EXPO 2013」(開催地:東京)に出展し、当社ならびに当社商品の知名度向上に努めました。
2013年6月にはプロ向け美容商材ショールームとしては日本最大級の「東京本社総合ショールーム」を開設し、展示品数の大幅な拡充を図るとともに、商品をその場でお買い上げいただける「BGストア」を併設いたしました。
また、「サロンに必要なものは何でも揃う」ことを目指し商品ラインナップ拡充の強化に努めたことから、販売商品点数は50万点を超えました。
一方、利益面におきましては上期に円安等の影響により売上総利益率が低下したことから、下期には価格改定の実施、オリジナルブランド商品の継続的投入に努めるなど利益率の改善に努めました。
この結果、当事業の売上高は4,921,521千円(前年同期比22.3%増)、セグメント利益は410,366千円(前年同期比1.2%増)となりました。


②店舗設計事業
店舗設計事業におきましては、連結子会社である株式会社タフデザインプロダクトにより店舗設計・工事施工監理を提供しております。
当社グループの総合力を活かし、従来受注案件の多くを占めていた小型・個店案件に加えて大手サロン案件の獲得を目指し、デザイナーの増員や積極的な営業活動を行うことで、新規顧客の開拓に努めたことから当事業の売上高は1,270,326千円(前年同期比21.2%増)、セグメント利益は51,212千円(前年同期比9.4%増)となりました。

③その他周辺ソリューション事業
その他周辺ソリューション事業におきましては、ビューティサロンの開業と経営に必要なサポートとして居抜き物件仲介サービスや集客支援サービス、e-ラーニングサービス等の各種ソリューションサービスを、各専門インターネットサイトと全国主要都市10ヶ所のショールームを通して提供しております。
2013年5月に経営支援サービスの強化を目的として設立した連結子会社株式会社サロンキャリアが運営する美容業界初の完全成果報酬型求人サイト「salon career」は求人掲載件数が7,000件を超え、成約件数が堅調に伸長しております。
また、2014年1月に日本実業出版社より出版された初めて当社が著者となった書籍「失敗しない美容室開業BOOK」は信用力・認知度向上に寄与いたしました。
さらに、これまでサロンの開業に関する情報発信サイトとして運営しておりました「salon開業チャンネル」を開業後の経営に関わる情報も併せて発信する「salon開業・経営チャンネル」としてリニューアルオープンするなど「開業支援」から「開業・経営支援」への転換を進めております。
この結果、当事業の売上高は265,737千円(前年同期比21.9%増)、セグメント利益は14,870千円(前年同期比22.0%増)となっております。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ5,368千円減少し、551,261千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、50,356千円(前年同期比18.3%増)となりました。これは、主に法人税等の支払額152,140千円、たな卸資産の増加123,227千円及び売上債権の増加44,301千円があったものの、税金等調整前当期純利益292,037千円の計上及び仕入債務の増加77,617千円があったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、52,808千円(前年同期比49.2%減)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出47,181千円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、14,230千円(前連結会計年度は195,463千円の獲得)となりました。これは、主に長期借入れによる収入100,000千円があったものの、長期借入金の返済による支出82,720千円、配当金の支払額23,510千円及び社債の償還による支出10,000千円があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E27215] S1002L8L)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。