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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10057RD

有価証券報告書抜粋 株式会社ファインシンター 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における国内経済の情勢は、円安の進行、原油安や株価の上昇等の好材料はありましたが、個人の消費マインドは慎重であり、景気は緩やかな回復にとどまりました。海外においては、タイの政情不安や新興国経済の景気減速があるものの、米国の景気回復に主導され、全体としては緩やかな回復基調が続いております。
当社の主要製品の市場であります自動車業界につきましては、国内は、消費税増税の影響等により前年度に比べ販売台数の減少となりましたが、海外は、米国・中国市場を中心に堅調に推移し、自動車部品メーカーの海外での部品調達は依然として加速しております。
当社グループにおきましては、「5か年中期経営計画」の達成に向け、グループ一丸となった活動を推進しております。お客様による生産拠点の海外移転が一段と進むなか、更なる受注機会の獲得に向け、グローバルな生産体制の整備・強化に取り組んでおります。
具体的には、中国子会社で無段変速機用部品の生産ラインを9月に円滑に立上げ、受注が拡大しております。また、米国子会社では大型プロジェクトであるショックアブソーバー用ピストン、自動変速機用プラネタリーキャリア等を生産予定の第2工場を建設中であり、生産準備を進めております。タイ、インドネシアでは最適生産供給体制の構築に取り組んでおります。
このような状況のなか、当連結会計年度の当社グループの業績は、売上高は378億38百万円(前年度比2.8%増)となりましたが、円安に伴う原料およびエネルギー価格の高騰と、中国・インドネシアにおける先行投資の負担増等により、営業利益は11億80百万円(前年度比3.6%減)、経常利益は11億75百万円(前年度比5.6%減)、当期純利益は5億49百万円(前年度比23.4%減)となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① 粉末冶金製品事業
自動車用部品の売上につきましては、中国と米国での新規品立ち上げ、およびインドネシアにおける順次量産化に伴い、売上高は増加しました。
また、鉄道車両用部品につきましては、新開発の新幹線系パンタグラフ集電材の現車試験等が開始しております。これらの結果、連結売上高は3.1%増加し358億68百万円となりました。
② 油圧機器製品事業
油圧機器製品の売上高は、消費税増税前の駆込み需要の反動で国内デンタルチェアー業界の需要が伸びず、前年度比2.7%減少し19億60百万円となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、38億30百万円となり、前連結会計年度に比べ12億34百万円増加(前年同期比47.5%増)となりました。これは主に、売上債権の増減額の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、34億72百万円となり、前連結会計年度に比べ7億86百万円減少(前年同期比18.5%減)となりました。これは主に、有形及び無形固定資産の取得による支出の減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、12億46百万円となり、前連結会計年度に比べ21億27百万円増加いたしました。これは主に、長期借入れによる収入の減少によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01396] S10057RD)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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