株式会社ファミリー 対処すべき課題 (2014年3月期)

政府の積極的な景気刺激策により、企業収益が改善し個人消費にも回復の兆しが見られるようになりました。しかしながら、原材料費や原油価格の高騰、電気料金の値上げ等により家計負担が増えるなど景気の先行きは依然として不透明な状況が続くものと予想されます。自動車販売につきましても、少子高齢化や若年層の自動車離れという構造的な問題に加え、消費税増税の影響や増税前の駆け込み需要の反動減も大きな懸念材料となります。
このような状況下、当社では以下の項目を課題として認識しております。
① 高収益体質のさらなる強化
当社は欧米11メーカーの車種を取り扱うことができることから、さらにお客様のニーズに応えることで社員各人の生産性を高め、費用削減に対する意識を強化することにより、売上を維持するとともに、より安定した収益を上げてまいります。
② 組織体制の整備
めまぐるしく変化する市場環境に対して迅速に対応するとともにお客様のニーズを的確に把握していくためには、経営管理体制の充実が不可欠です。そのために、優秀な人材の確保と継続的な社員教育とバランスのとれた組織体制を整備し、さらなる成長を目指してまいります。
③ 関連事業の強化
かねてより強化に取り組んでおります各種サービス・保険・ローンといった自動車販売に付随する周辺事業の拡大がますます重要になってまいります。社員各人のレベルアップにより、収益の拡大に努めてまいります。