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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AIRG

有価証券報告書抜粋 株式会社ファルコホールディングス 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移したものの、新興国経済の減速や英国のEU離脱問題、米国新政権の政策動向に対する懸念等により、景気の先行きは不透明な状況で推移しております。
当社グループを取り巻く受託臨床検査市場は、診療報酬の改定の影響に加え、同業他社間の競争が激化しており、厳しい環境が続いております。また、調剤薬局市場は、調剤報酬及び薬価の改定の影響を受け、厳しい状況となっております。
当社グループでは、このような経営環境のもと、グループ内の事業再編を進め、コスト構造の見直しや業務の効率化を図り、各事業において収益力の向上に取り組んでまいりました。
こうした取り組みの結果、当連結会計年度の売上高は45,971百万円(前年同期比5.7%減)となりましたが、営業利益は2,148百万円(同1.6%増)、経常利益は2,269百万円(同1.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,478百万円(同9.7%増)となり、経常利益は過去最高利益を更新いたしました。

セグメント別の業績は、次のとおりであります。
① 臨床検査事業
臨床検査事業につきましては、将来の事業環境の変化を見据え、営業拠点や検査施設の再編を進めるとともに、検査工程の見直しや業務の効率化を図り、コスト削減に取り組んでまいりました。
また、2016年10月1日付で、株式会社ファルコバイオシステムズが、株式会社ファルコライフサイエンスを吸収合併するなど、グループ内の事業再編を進めてまいりました。
当連結会計年度において、新たに大阪事業所を開設し、現在は今後の売上拡大に向けて営業活動の強化に取り組んでおります。
臨床検査事業の売上高は、臨床検査の受託検体数の伸び悩み等により、27,868百万円(前年同期比2.8%減)となりました。また、営業利益は、検査原価の低減や人件費の減少等により、1,169百万円(同66.9%増)となりました。
② 調剤薬局事業
調剤薬局事業につきましては、医療機関等との連携を図りながら、地域特性に合わせた調剤薬局の展開を進めており、既存店舗の処方箋応需の拡大、ジェネリック医薬品の使用の促進及び店舗運営の効率化を図り、収益力の向上に取り組んでまいりました。
また、当連結会計年度において、1店舗を開局、3店舗を閉局したことにより、当連結会計年度末における当社グループが運営する調剤薬局等店舗総数は110店舗(フランチャイズ店5店舗含む)となりました。
2016年4月に実施された調剤報酬及び薬価の改定の影響やC型肝炎治療薬の処方箋応需の減少により、調剤薬局事業の売上高は18,125百万円(前年同期比9.8%減)、営業利益は1,266百万円(同24.1%減)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における連結ベ-スの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,236百万円減少し、6,709百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は1,220百万円(前年同期は2,009百万円)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益2,228百万円、減価償却費845百万円、仕入債務の減少額949百万円及び法人税等の支払額1,009百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は1,802百万円(前年同期は874百万円)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,592百万円、投資有価証券の取得による支出925百万円及び投資有価証券の売却による収入662百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は653百万円(前年同期は250百万円)となりました。これは主に、短期借入金の純増加額520百万円、長期借入金の返済による支出368百万円、配当金の支払額427百万円及び自己株式の取得による支出391百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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