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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AG78

有価証券報告書抜粋 株式会社ファンケル 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

①当連結会計年度の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府や日本銀行による各種政策効果などにより、企業収益や雇用情勢に改善の動きが見られたものの、消費者の節約志向の高まりを背景に国内の消費環境は力強さを欠く展開となりました。

このような状況の中、当企業集団は中期経営計画(2016年3月期~2018年3月期)の方針のもと、戦略的な広告投資を実施したことなどにより、当連結会計年度の売上高は全事業が増収となり、全体では96,305百万円(前期比6.0%増)となりました。営業利益は、各種プロモーションの強化や研究開発体制の拡充などにより販売費及び一般管理費が増加したものの、増収効果による売上総利益の増加により、2,244百万円(前期比86.3%増)となりました。経常利益は2,385百万円(前期比67.8%増)となりました。なお、親会社株主に帰属する当期純利益は、特別利益として投資有価証券売却益を計上したことなどにより、5,146百万円(前期比884.4%増)となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

②事業別の状況
1)化粧品関連事業
売上高
化粧品関連事業の売上高は56,926百万円(前期比3.5%増)となりました。
2016年3月期2017年3月期伸び率
(%)
金額
(百万円)
構成比
(%)
金額
(百万円)
構成比
(%)
ファンケル化粧品44,26380.444,99279.01.6
アテニア化粧品7,63113.98,86915.616.2
boscia(ボウシャ)2,1553.92,2584.04.8
その他9651.88051.4△16.6
合計55,016100.056,926100.03.5


2016年3月期2017年3月期伸び率
(%)
金額
(百万円)
構成比
(%)
金額
(百万円)
構成比
(%)
通信販売23,66943.024,74843.54.6
店舗販売20,21936.820,22735.50.0
卸販売他4,3607.95,3009.321.6
海外6,76712.36,64911.7△1.7
合計55,016100.056,926100.03.5


ファンケル化粧品は、「エイジングケア 洗顔クリーム」、「洗顔パウダー」などのリニューアルや、ドラッグストア向けの卸販売の拡大などにより、44,992百万円(前期比1.6%増)となりました。
アテニア化粧品は、「スキンクリア クレンズ オイル」などの新製品効果に加え、ウェブを活用したコミュニケーション戦略によりお客様数が大幅に増加し、8,869百万円(前期比16.2%増)となりました。
販売チャネル別では、通信販売は24,748百万円(前期比4.6%増)、店舗販売は20,227百万円(前期比0.0%増)、卸販売他は5,300百万円(前期比21.6%増)、海外は6,649百万円(前期比1.7%減)となりました。

営業損益
損益面では、増収となったものの、前期に対しマーケティング費用を増加させたことなどにより、営業利益は5,253百万円(前期比16.3%減)となりました。

2)栄養補助食品関連事業
売上高
栄養補助食品関連事業の売上高は32,085百万円(前期比12.1%増)となりました。
2016年3月期2017年3月期伸び率
(%)
金額
(百万円)
構成比
(%)
金額
(百万円)
構成比
(%)
通信販売11,33139.613,08340.815.5
店舗販売7,19925.27,82824.48.7
卸販売他8,69030.49,59529.910.4
海外1,3904.81,5774.913.5
合計28,612100.032,085100.012.1

製品面では、プロモーションを展開した機能性表示食品「えんきん」、「カロリミット」が堅調に推移したことなどにより、増収となりました。
販売チャネル別では、通信販売は13,083百万円(前期比15.5%増)、店舗販売は7,828百万円(前期比8.7%増)、卸販売他は9,595百万円(前期比10.4%増)、海外は1,577百万円(前期比13.5%増)となりました。

営業損益
損益面では、増収となったことに加え、マーケティング費用の効率的な使用に努めた結果、前期に比べて913百万円改善し、865百万円の営業損失となりました。


3)その他関連事業
売上高
その他関連事業の売上高は7,294百万円(前期比1.0%増)となりました。
2016年3月期2017年3月期伸び率
(%)
金額
(百万円)
金額
(百万円)
発芽米2,6042,490△4.4
青汁2,7572,711△1.7
その他1,8592,09212.5
合計7,2217,2941.0


営業損益
損益面では、マーケティング費用の効率的な使用に努めた結果、前期に比べて1,175百万円改善し、599百万円の営業損失となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」といいます。)は、31,609百万円となり、前連結会計年度末より5,568百万円増加いたしました。
当連結会計年度の各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は2,192百万円(前連結会計年度は3,170百万円の収入)となりました。この内訳の主なものは、税金等調整前当期純利益5,826百万円および減価償却費3,185百万円などによる増加と、投資有価証券売却損益4,440百万円および法人税等の支払額1,890百万円などによる減少であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は5,976百万円(前連結会計年度は3,389百万円の支出)となりました。この内訳の主なものは、投資有価証券の売却及び償還による収入9,785百万円などによる増加と、有形固定資産の取得による支出3,586百万円などによる減少であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は2,552百万円(前連結会計年度は4,647百万円の支出)となりました。この内訳の主なものは、配当金の支払額2,884百万円などによる減少であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01046] S100AG78)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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