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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1006LOC

有価証券報告書抜粋 株式会社フォーシーズHD 業績等の概要 (2015年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府や日銀による各種政策を背景に、企業収益や雇用環境が改善するなど、緩やかな景気回復の兆しが見られました。しかしながら、急激な円安傾向による原材料価格の高騰、不安定な海外情勢の国内景気への影響なども懸念され、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような状況のもと当社グループにおきましては、当連結会計年度を更なる成長に向けての期間と位置付け、コア事業である化粧品及び健康食品の通信販売事業(以下「コミュニケーション・セールス事業」という。)の事業基盤を強化し、さらに当社グループの事業基盤の安定と持続的な成長を図るため、効率的な組織体制を築き、経営環境の変化に柔軟に対応できる企業体質を確立し、中長期的な視点にたって成長が見込まれる事業分野に対し積極的に経営資源を投入することで企業価値の向上に努めてまいりました。
当社は、2015年5月20日開催の取締役会において、当社を株式交換完全親会社とし、クレイトン・ダイナミクス株式会社を株式交換完全子会社とする株式交換を実施することを決議し、同日付で、クレイトン・ダイナミクス株式会社との間で2015年8月1日を効力発生日とする株式交換契約を締結いたしました。さらに新規連結子会社である株式会社Cureは、2015年5月29日開催の当社取締役会決議に基づき、東洋ライフサービス株式会社、有限会社東洋インキュベーションシステム及びTOYO-NET.JAPAN株式会社との間で、2015年7月1日を効力発生日とする事業の一部譲受けに関する契約を締結いたしました。(詳細は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載しております。)
以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高2,373,397千円(前年同期比86.4%増)、営業利益87,464千円(同70.8%増)、経常利益77,922千円(同34.2%増)、当期純利益31,621千円(同89.3%減)となりました。
なお、当期純利益が前連結会計年度と比べ89.3%の減少となっておりますが、これは前連結会計年度において、関係会社株式を売却したことにより、特別利益として関係会社譲渡益215,019千円を計上していたことによるものであります。

セグメント別の業績は、次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より報告セグメントを追加しております。これは、株式会社Cureにおいて事業を譲受けたこと及びクレイトン・ダイナミクス株式会社を子会社化したことから、報告セグメントとして「化粧品卸事業」「カラーコンタクトレンズ事業」を新設したことによるものであります。

「コミュニケーション・セールス事業」
コミュニケーション・セールス事業につきましては、当連結会計年度において、「新規顧客の獲得」と「既存顧客の確保」、この2つを軸に事業を進めてまいりました。
まず、「新規顧客の獲得」に関して、株式会社サイエンスボーテにおきましては、ラジオを使った宣伝広告を得意としており、積極的な営業展開の結果、順調に顧客を獲得してまいりました。株式会社フェヴリナにおきましては、新規獲得を得意とする株式会社サイエンスボーテのノウハウを共有するためのテストマーケティングを繰り返し行っており、少しずつではありますが新規顧客の獲得数を伸ばしてきております。
次に、「既存顧客の確保」に関して、株式会社フェヴリナにおきましては、従来からのご愛用品に加え、他の基礎化粧品等へ誘導するための施策を積極的に進めてまいりました。株式会社サイエンスボーテにおきましては、新規顧客をリピーターに変えることを得意とする株式会社フェヴリナのノウハウを共有すべく、社内体制の構築及び社内教育を進めております。これにより、売上高1,761,433千円、セグメント利益14,915千円となりました。

「化粧品卸事業」
株式会社Cureが営む化粧品卸事業は、古くなった角質を除去するための製品「ナチュラルアクアジェルCure」及び岩塩を原料とする入浴剤「Cure バスタイム」の販売を行っており、市場でも高い評価を受け、順調に売上げを伸ばしております。
株式会社Cureは、2015年4月22日に新設した子会社ですが、本格的に事業を開始したのは当該事業を譲受けた2015年7月1日からであり、売上高162,533千円、セグメント利益66,354千円となりました。

「カラーコンタクトレンズ事業」
カラーコンタクトレンズ事業を営むクレイトン・ダイナミクス株式会社におきましては、順調に売上げを伸ばしております。また、同社は2015年8月には医療機器製造販売業の免許を取得している株式会社プランAの全株式を取得しており、これによって粗利率の改善などを見込んでおります。
なお、当連結会計年度の連結財務諸表に含まれる本セグメントの業績は、2015年7月1日から2015年9月30日までの3ヶ月分であり、売上高449,684千円、セグメント利益19,617千円となりました。


(2)キャッシュ・フロー

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、724,983千円となり、前連結会計年度末と比べて111,876千円減少しております。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用された資金は、144,921千円(前年同期は109,172千円の獲得)となりました。
これは主として、税金等調整前当期純利益77,922千円、減価償却費22,444千円、のれん償却額41,536千円、売上債権の増加110,473千円、たな卸資産の増加65,685千円、その他の支出88,489千円等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用された資金は、591,141千円(前年同期は243,334千円の獲得)となりました。
これは主として、事業譲受による支出685,300千円、定期預金の預入による支出50,029千円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入172,415千円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は623,174千円(前年同期は26,313千円の使用)となりました。
これは主として、長期借入れによる収入1,054,000千円、短期借入金の純増減額360,000千円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05395] S1006LOC)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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