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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10057VZ

有価証券報告書抜粋 株式会社フコク 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における経済情勢を見ますと、米国は年初の寒波による落ち込みから景気回復へと向かい、堅調を維持しましたが、欧州では停滞感を払拭するほどの動きはなく、アジアでは中国および韓国の景気の鈍化やタイの政情不安が影を落とすなど、地域ごとに様々な様相を呈しました。我が国では、消費税増税前の駆け込み需要の反動による低迷に悩みつつ、企業収益の改善を軸に回復基調を辿る中、9月には円安が急進、株価も反発し、足元では持ち直しに向けた動きが続いております。
当社グループの主要顧客先である自動車産業におきましては、日本国内における販売が低迷したものの、引き続き北米や新興国を中心としたグローバルマーケットの需要増に対応しながら生産を伸張させております。
このような状況下、当社グループの業績も順調に推移し、連結売上高は前年同期比9.0%増の700億67百万円と3期連続で過去最高を更新しました。損益面では営業利益が前年同期比13.3%増の34億54百万円、経常利益が同16.9%増の41億13百万円、当期純利益が同13.5%増の27億89百万円となり、経常利益、当期純利益は今期過去最高を更新しております。

セグメントの業績は次の通りです。
機能品事業
国内外における受注の好調を反映し、売上高は前年同期比8.9%増の345億5百万円、セグメント利益は同2.2%増の34億86百万円となりました。
防振事業
国内外における受注の好調を反映し、売上高は前年同期比7.7%増の276億95百万円、セグメント利益は同15.7%増の28億71百万円となりました。
金属加工事業
主に国内トラック及び建機関連の受注が好調だったことから、売上高は前年同期比19.4%増の61億82百万円となりました。一方、セグメント利益は、年金資産の運用状況が前年に比して鈍化したことによる退職給付費用の増加や工場再編等のコストの増加により、前年同期比85.7%減の18百万円となりました。
その他
ウレタン事業縮小の影響により、売上高は前年同期比3.9%減の30億16百万円となりました。一方、セグメント利益はホース事業の受注の好調を受け、24百万円となりました(前年同期は1億59百万円の損失)。

(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ13億94百万円増加し、89億14百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は60億84百万円(前年同期は38億95百万円)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益42億68百万円、減価償却費38億22百万円による資金の増加と、売上債権の増加12億9百万円、法人税の支払額13億59百万円等の資金の減少によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は52億7百万円(前年同期は37億5百万円)となりました。これは主に有形固定資産の取得が49億95百万円あったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は1億39百万円(前年同期は1億49百万円の支出)となりました。これは主に借入金の調達が返済を9億54百万円上回ったこと、リース債務の返済が4億12百万円、配当金の支払が3億44百万円あったことによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01113] S10057VZ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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