シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007ZWO

有価証券報告書抜粋 株式会社フジマック 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

本項目においては、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに関する分析・検討結果を記載いたしますが、事業等の特徴及びリスクに関する事項については、[第2 事業の状況]の各項目、その他本書中の他の項目において記載した内容と重複あるいは関連する記載があります。
また、連結財務諸表の作成に当たり、売上債権、たな卸資産、有形・無形固定資産、投資その他の資産、引当金及び法人税等の計上に関しては重要な会計方針及び見積りによる判断を行っており、実際の結果は見積りによる不確実性のために異なる結果となる可能性があります。

(1) 経営成績に重要な影響を与える要因についての分析
① 売上高及び売上総利益について
当連結会計年度の売上高は前連結会計年度に比べ23億7千7百万円増加(前連結会計年度比7.0%増)し365億1千4百万円となりました。国内・海外ともに先行き不透明な景気動向の下、外食産業を始めとする業務用厨房業界の関連する各マーケットにおいて、2020年東京オリンピックに期待する需要増、地域医療・福祉改善のための施設の移転や新設、地方学校給食施設等のセンター化の動きが顕著で、リーマンショック以降抑制気味に推移してきた設備投資動向に回復の兆しが見られたことから、前連結会計年度に比べ7.0%増となりました。
売上総利益につきましては、このような受注環境の好転はありましたが、工場統合による製造部門の一時的な業績悪化と同業者間の受注競争等により、当連結会計年度における売上総利益率は30.9%と前連結会計年度に比べ0.4ポイント減少いたしました。
② 販売費及び一般管理費(販管費)について
当連結会計年度の販管費は前連結会計年度に比べ2億4千3百万円増加(前連結会計年度比2.6%増)し、96億8千3百万円となりました。
これは主として運賃荷造費の増加によるものであります。
③ 営業利益
以上の結果、当連結会計年度の営業利益は前連結会計年度に比べ3億4千6百万円増加(前連結会計年度比27.9%増)し、15億8千8百万円となりました。
④ 営業外損益について
当連結会計年度の営業外損益は、営業外収益が前連結会計年度に比べ7千3百万円減少(前連結会計年度比27.9%減)し、1億9千万円、営業外費用が前連結会計年度に比べ6千3百万円増加(前連結会計年度比95.0%増)し、1億3千1百万円となりました。
その主な内容は次のとおりであります。
(ア)営業外収益
営業外収益の主な内容は、受取手数料が前連結会計年度に比べ1千1百万円減少(前連結会計年度比11.8%減)し、8千3百万円、受取賃貸料が前連結会計年度に比べほぼ増減なしの3千8百万円となった他、前連結会計年度が6千5百万円の為替差益に対し当連結会計年度は6千万円の為替差損の計上がありました。
(イ)営業外費用
営業外費用の主な内容は、支払利息が前連結会計年度に比べ2百万円増加(前連結会計年度比3.8%増)し、5千7百万円となった他、6千万円の為替差損の計上がありました。

⑤ 経常利益
以上の結果、当連結会計年度の経常利益は、前連結会計年度に比べ2億8百万円増加(前連結会計年度比14.5%増)し、16億4千7百万円となりました。
⑥ 特別利益について
当連結会計年度の特別利益は固定資産売却益11百万円等により合計13百万円、前連結会計年度比8百万円の増加となりました。
⑦ 特別損失について
当連結会計年度の特別損失1億5千6百万円の主な内容は固定資産除売却損が6千4百万円、投資有価証券評価損が8千6百万円であり、合計では前連結会計年度に比べ1億5千1百万円減少しました。
⑧ 税金等調整前当期純利益
以上の結果、当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度に比べ3億6千9百万円増加(前連結会計年度比32.5%増)し、15億4百万円となりました。
⑨ 税金費用について
当連結会計年度の税金費用(「法人税、住民税及び事業税」と「法人税等調整額」の合計)は、前連結会計年度に比べ1億9千4百万円増加(前連結会計年度比30.7%増)し、8億2千6百万円となりました。
⑩ 親会社株主に帰属する当期純利益
以上の結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ1億7千5百万円増加(前連結会計年度比34.8%増)し、6億7千8百万円となりました。


(2) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
① キャッシュ・フローに関する分析について
当連結会計年度末の資金(現金及び現金同等物)残高は前連結会計年度末に比べ12億5千2百万円増加し、81億1千5百万円となりました。
営業活動の結果獲得した資金は12億3千1百万円であり、これは主に税金等調整前当期純利益15億4百万円、減価償却費6億4千7百万円、法人税等の支払が4億9千3百万円、売上債権と仕入債務の増減による資金の増加が8億8百万円、たな卸資産の増加による資金の減少が12億2百万円あったことなどによるものであります。
投資活動の結果使用した資金は15億3千4百万円であり、これは主に有形固定資産の取得による支出が14億9百万円あったことなどによるものであります。
財務活動の結果増加した資金は15億6千3百万円であり、これは主に銀行借入の増加によるものであります。
以上のほか、現金及び現金同等物に係る換算差額による減少が7百万円ありました。

② 財政状態の分析について
(ア)流動資産について
当連結会計年度末の流動資産残高は前連結会計年度末に比べ23億4百万円増加(前連結会計年度末比11.8%増)し、218億1千2百万円となりました。
当連結会計年度は、現金及び預金が12億8千3百万円増加したこと、売上債権が1億4千2百万円減少したこと、たな卸資産が11億8千3百万円増加したことなどにより、流動資産合計では前連結会計年度末に比べ差引23億4百万円の増加となりました。
(イ)固定資産について
当連結会計年度末の固定資産残高は前連結会計年度末に比べ10億6百万円増加(前連結会計年度末比9.7%増)し、114億2千5百万円となりました。
当連結会計年度は、有形固定資産が株式会社トライアンス等の土地取得や倉庫及び工場の建設等により6億6千5百万円増加(前連結会計年度末比9.3%増)しました。また、無形固定資産は1千6百万円減少(前連結会計年度末比17.1%減)、投資その他の資産は投資有価証券時価評価の上昇等により3億5千8百万円増加(前連結会計年度末比11.3%増)しました。この結果、固定資産合計では前連結会計年度末に比べ10億6百万円増加しました。
(ウ)流動負債について
当連結会計年度末の流動負債残高は前連結会計年度末に比べ20億3千5百万円増加(前連結会計年度末比16.1%増)し、146億8千9百万円となりました。
当連結会計年度は、1年内返済予定の長期借入金と1年内償還予定の社債が11億9千1百万円増加したこと、仕入債務が4億3千8百万円増加したこと、未払法人税等が3億9百万円増加したことなどにより、流動負債合計では前連結会計年度末に比べ20億3千5百万円の増加となりました。
(エ)固定負債について
当連結会計年度末の固定負債残高は前連結会計年度末に比べ5億4千万円増加(前連結会計年度末比11.9%増)し、50億9千5百万円となりました。
当連結会計年度は、長期借入金が15億3百万円増加したこと、社債が10億円減少(流動負債に振替え)したことなどにより、固定負債合計は前連結会計年度末に比べ5億4千万円増加しました。
なお、流動負債計上分を含めた有利子負債の合計額は前連結会計年度末に比べ16億9千4百万円増加し、50億6千2百万円となりました。
(オ)純資産について
当連結会計年度末の純資産残高は前連結会計年度末に比べ7億3千5百万円増加(前連結会計年度末比5.8%増)し、134億5千3百万円となりました。
これは、主として利益剰余金が5億4千6百万円増加したこと、有価証券評価差額金が2億3千4百万円増加したことなどによるものです。
この結果、当連結会計年度末の自己資本比率は前連結会計年度末と比べ2.0ポイント低下し40.5%となりました。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02445] S1007ZWO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。