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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007ZWO

有価証券報告書抜粋 株式会社フジマック 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国の経済は、デフレ脱却を目指すとともに、内需拡大を期して様々な政府方針と、その方針に基づく種々の政策が打出される中、日銀によるマイナス金利導入という過去に無い金融政策がとられる等、大きな転換期を迎えました。
しかしながら、年初来の円高の進行、不安定な株価、資源価格の全般的な下落などを主要因として企業収益や設備投資に陰りがみえ、個人消費の停滞感も伴って、景気回復は足踏み状態が続きました。
また、海外でも、米国の雇用環境は引き続き改善しているものの、利上げ実施後の景気拡大は緩慢で、ユーロ圏経済はプラス成長とは言えそのテンポは鈍化しました。中国は依然として減速基調を辿り、さらに原油を中心とした資源価格の低迷による新興国経済の悪化とも相まって、世界経済全体の先行きには寧ろ不透明感が強まりました。
このような環境の中、当社グループが属する業務用厨房の業界におきましては、外食産業、ホテル・旅館等宿泊施設、レストラン業界、レジャー産業、病院・教育施設、更にはセントラルキッチン、食品工場などの各マーケットにおいて、2020年東京オリンピック・パラリンピックに期待する需要増への対応、企業間競争の激化による産業再編、地域医療・福祉改善の為の施設の移転新設、地方学校給食施設の改築・センター化等の動きが顕著で、リーマンショック以降抑制気味に推移してきたこうしたマーケットの設備投資動向に回復の兆しがみられました。
当社グループでは、省エネや安全・安心・衛生といった面でますます高度化するお客様のニーズに対応すべく、様々な業界のお客様に最適な厨房を提案することを目指した積極的な営業、きめ細かなアフターサービスを展開してまいりました。
製造部門では、将来を見据えた競争力強化のため国内工場の一元集約化という一大プロジェクトに取組み、加えて中国(上海)とベトナム(ホーチミン)の二つの海外製造拠点と連携して、今まで以上にグローバルな生産体制を構築しつつ、環境に配慮した省エネ型機器の開発、既存機器のモデルチェンジなどに積極的に取り組み、品質や安全性、省エネ機能の向上を推進してまいりました。
これらの結果、当社グループの当連結会計年度の売上高は365億1千4百万円(前連結会計年度比7.0%増)、経常利益は16億4千7百万円(前連結会計年度比14.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は6億7千8百万円(前連結会計年度比34.8%増)となりました。
なお、当社及び連結子会社の事業は、業務用厨房機器の製造・販売及び保守修理であり単一のセグメントであります。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度の営業活動によって獲得した現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、税金等調整前当期純利益15億4百万円(前連結会計年度比32.5%増)に、法人税等の支払、売上債権の減少、仕入債務の増加、棚卸資産の増加等の要因が加わり12億3千1百万円の獲得(前連結会計年度は23億7千3百万円の獲得)となりました。
投資活動により使用した資金は、有形固定資産の取得による支出等により15億3千4百万円(前連結会計年度は20億9千7百万円の使用)となりました。
また財務活動による資金の収支は、設備資金の借入等により15億6千3百万円の獲得(前連結会計年度は4千1百万円の使用)となりました。
これらに、資金に係る換算差額による7百万円の減少(前連結会計年度は2千1百万円の増加)を加えた結果、当連結会計年度末における資金は前連結会計年度末に比べ12億5千2百万円増加し81億1千5百万円(前連結会計年度比18.3%増)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02445] S1007ZWO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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