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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AGH0

有価証券報告書抜粋 株式会社フレンドリー 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

当社において開示対象となる報告セグメントは、フードサービス事業の単一事業であるため、主に業態区分別に記載しております。

(1) 業績

当事業年度におけるわが国経済は、政府による経済政策等を背景に企業収益や雇用情勢の改善が見られ、景気は緩やかな回復基調で推移しました。その一方で、米国や欧州の政治リスクなど海外情勢の懸念材料もあり、景気の先行きは不透明な状況にあります。
当社を取り巻く経営環境におきましても、外食業界は、原材料価格の高騰や、人手不足による人件費の高騰に加えて、業種・業態の垣根を越えた企業間競争が激化するなど、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような環境のもと、当社におきましては黒字体質への転換を早期に果たすべく、集客力の改善、およびコスト削減に取組みました。
集客力の改善では、DHC(Delicious:マニュアル以上に旨いもの作りにこだわる、Hospitality:ほのぼのとした温かさの提供、明日への活力の提供、Cleanliness:磨き上げたピカピカの店舗)運動の強化に取組み、9店舗の改装を実施いたしました。同時に「中価格・高品質」・「旨い・綺麗・安心」を商品創作の基本方針とし、商品開発とブラッシュアップに取組みました。
コスト削減では、全経費の見直しによる適正化を行い、各経費の必要性と削減案の検討によるコスト低減に取組みました。
店舗展開につきましては、「ファミリーレストラン フレンドリー」1店舗、「団欒れすとらん ボンズ」1店舗を「産直鮮魚と寿司・炉端 源ぺい」に業態転換いたしました。また、「なじみ野 大阪駅前第3ビル店」を2016年8月5日に新規オープンいたしました。一方、「団欒れすとらん ボンズ」4店舗、「産直鮮魚と寿司・炉端 源ぺい」2店舗を閉店いたしましたので、当期末の店舗数は、前期末比5店舗減少し、77店舗となりました。
業態別には、「産直鮮魚と寿司・炉端 源ぺい」33店舗、「ファミリーレストラン フレンドリー」14店舗、「釜揚げ讃岐うどん 香の川製麺」14店舗、「和み料理と味わいの酒 つくしんぼう」10店舗、「団欒れすとらん ボンズ」2店舗、「新・酒場 なじみ野」3店舗、「フレッシュフレンドリー」1店舗となっております。
業績につきましては、6店舗の閉店と既存店の来店客数が計画比未達であったことにより、売上高が減少いたしました。経費面では、野菜等の価格高騰による原価上昇に加え、広告宣伝費と人事募集費の増加等により、黒字化は果たせませんでした。
また、資産内容健全化の観点から「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、148百万円の減損損失を計上いたしました。
以上の結果、当期の売上高は7,890百万円(前期比785百万円減、9.0%減)、営業損失は153百万円(前期は営業利益28百万円)、経常損失は144百万円(前期は経常利益38百万円)、当期純損失は356百万円(前期は当期純損失176百万円)となりました。

(部門別の状況)
「産直鮮魚と寿司・炉端 源ぺい」
旬の魚と寿司、炉端のお店です。厳選された海鮮食材にこだわり、市場直送の天然魚や活け〆の魚を使った鮮度の高い刺身の提供をいたしております。「生本まぐろ解体ショー」、「おせちの販売」は、好評を博しました。また、お寿司は新鮮な魚をデカネタにて提供しており、集客の柱となっております。宴会メニューや慶弔メニューも用途ごとに取り揃えております。業態転換は、「フレンドリー伏見竹田店」・「ボンズ山科東野店」の2店舗を実施いたしました。当部門の店舗数は、前期末と変わらず33店舗で、部門売上は3,727百万円(前期比319百万円減、7.9%減)となりました。

「ファミリーレストラン フレンドリー」
「おいしい・たのしい・ここちいい」をコンセプトとする地域に根ざしたカジュアルな洋食のレストランです。こだわりのバイキング料理(「サラダバー」「ランチバイキング」)は、「ご当地ランチバイキング」を7回開催し、好調な売れ行きを示しております。当部門の店舗数は、1店舗の業態転換により、14店舗となり、部門売上は1,336百万円(前期比178百万円減、11.8%減)となりました。

「釜揚げ讃岐うどん 香の川製麺」
国産小麦を使った自家製麺をセルフスタイルで楽しめる、うどん専門店です。お子様からお年寄りまで、男女を問わず幅広い人気のうどんを280円から提供いたしております。低価格でも“打ちたて・ゆでたて”の本格うどんを、各種天ぷら・おにぎりと組み合わせてお楽しみいただいております。月替わりのおすすめうどんが好評で、特に3月より販売の「桜海老とそら豆のかき揚げうどん」は人気商品となっております。当部門の店舗数は、前期末と変わらず14店舗で、部門売上は1,049百万円(前期比25百万円減、2.4%減)となりました。

「和み料理と味わいの酒 つくしんぼう」
「日本の原風景“里山”」をテーマにした都市型居酒屋です。古民家造りの旅館をイメージし、日本の四季や自然の中での懐かしい記憶を呼び起こすことのできるノスタルジックな雰囲気と素材にこだわった季節ごとのメニューは、充実したドリンクメニューとともにお客様からご好評を頂いております。冬季には、「馬刺しなど全13品の肉祭り」を開催いたしました。当部門の店舗数は、前期末と変わらず10店舗で、部門売上は998百万円(前期比98百万円減、9.0%減)となりました。

「団欒れすとらん ボンズ」
食を通じた団欒とふれあいの絆づくりをテーマにしたレストランとして和・洋・中の料理を提供しております。素材と彩にこだわったメニューで、お友達やご家族連れの方々に“団欒のひととき”を楽しんでいただいております。特にお昼の“選べる日替わりランチ”や“季節の旬メニュー”は好評を頂いております。当部門の店舗数は、1店舗の業態転換と4店舗の閉店により2店舗となり、部門売上は412百万円(前期比246百万円減、37.4%減)となりました。

「新・酒場 なじみ野」
元気で楽しい酒場、仕事帰りに気軽に立ち寄れる酒場、“安くて旨い毎日でも通いたくなる居心地の良い新時代の酒場”をコンセプトとした低価格居酒屋です。当部門の店舗数は、前期末比1店舗増加し3店舗となり、部門売上は267百万円(前期比85百万円増、47.3%増)となりました。

「フレッシュフレンドリー」
商品の美味しさと美しさを追求した高級感を感じさせるカジュアルレストランです。清潔感ある雰囲気で心地よい時間を提供するとともに、大人のカップルやファミリーが過ごしやすい高品質な接客と商品を提供いたしております。店舗数は1店舗で、部門売上は98百万円(前期比2百万円減、2.6%減)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は、前期末比308百万円減少して599百万円となりました。その要因は、営業活動により158百万円減少、投資活動により150百万円減少したことによるものであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、前期比320百万円減少して△158百万円となりました。主な増加要因は、減価償却費176百万円、減損損失148百万円に対し、主な減少要因は、税引前当期純損失329百万円、未払消費税等の減少額108百万円、法人税等の支払額31百万円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、前期比62百万円減少して△150百万円となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出139百万円、差入保証金の回収による収入38百万円、資産除去債務の履行による支出32百万円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の収支はありませんでした(前年同期は0百万円の支出)。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03110] S100AGH0)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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