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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1006LC3

有価証券報告書抜粋 株式会社フーマイスターエレクトロニクス 業績等の概要 (2015年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度における世界経済は、米国では緩やかな回復基調が続きましたが、欧州での金融危機への懸念や中国および新興国における経済成長ペースの鈍化など、依然として先行きの不透明感は払拭されない状況で推移いたしました。
わが国経済は、政府、日銀による経済・金融政策や円安の進行による企業収益や雇用情勢の改善などにより、緩やかな回復基調が続きました。
当社が参入しております電子部品業界は、パソコン、薄型テレビなどの市場は弱含みで推移しておりますが、スマートフォンやタブレットPC、車載用途向け電子部品の市場は好調を維持しております。
この様な環境の中、当社におきましては、既存取引の強化及び新規顧客の獲得や取扱い商品の拡大に積極的に取り組み収益性の向上を目指してまいりました。具体的には仕入先と協働し顧客ニーズを的確に捉え、販売計画等の情報について早期キャッチアップとフォローに努めてまいりました。その結果、スマートフォン向け半導体やLCDモジュールは好調に推移し、電子材料事業も堅調に推移いたしました。
この結果、売上高は1,057億26百万円(前期比26.0%増)となり、営業利益は8億34百万円(前期比68.4%増)となりました。円安傾向が続いたことから為替差益が5億93百万円(前期比48.3%増)発生したため、経常利益は13億43百万円(前期比64.0%増)となり、当期純利益は8億74百万円(前期比144.1%増)となりました。

当事業年度における事業部門別概況は次のとおりであります。

①半導体事業
半導体事業は、当社取扱い製品が採用されているスマートフォンの売れ行きが好調であったことなどにより順調に推移しました。また、白物家電や車載用途向け半導体の需要も堅調に推移いたしました。
この結果、売上高は375億75百万円(前期比45.1%増)となりました。

②LCDモジュール事業
LCDモジュール事業は、最先端技術である薄型化・軽量化を図ったインセル技術を採用した製品開発及び低消費電力化を仕入先と協働して推進することにより、顧客ニーズに合致した競争力のある製品の販売に注力してまいりました。これにより顧客の売上増加にも繋がりビジネスの拡大を図ることができました。
この結果、売上高は417億35百万円(前期比41.5%増)となりました。

③パネル事業
パネル事業は、国内パソコン市場の縮小傾向が続く中で、大型・高付加価値デスクトップモニターや大型・高精細パブリックディスプレイの拡販に注力するなど、顧客・仕入先との緊密な連携を維持し顧客の需要の変動に対応することで、販売の減少を最小限に抑えたものの、売上は減少いたしました。
この結果、売上高は232億61百万円(前期比12.6%減)となりました。

④電子材料事業
電子材料事業は、スマートフォン用Li―ion(リチウム・イオン)バッテリーセルは中国メーカーの参入による更なる低価格化が進んだことにより低調に推移いたしました。
しかしながら、有機EL用封止材の採用製品拡大と太陽光パネルの受注増により、売上を伸ばすことができました。
この結果、売上高は31億54百万円(前期比63.9%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、営業活動、投資活動、財務活動による各キャッシュ・フローの合計で4億24百万円減少し、15億25百万円となりました。当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は、18億52百万円(前事業年度は資金の増加35億円)となりました。これは主に、増加要因として税引前当期純利益13億32百万円、仕入債務の増加額152億67百万円、減少要因としてたな卸資産の増加額100億67百万円、売上債権の増加額43億12百万円があったこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動に使用した資金は、13百万円(前事業年度は資金の減少10億51百万円)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出10百万円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動に使用した資金は、25億12百万円(前事業年度は資金の減少22億42百万円)となりました。これは主に、短期借入金の純減少22億99百万円、長期借入金の返済による支出1億20百万円、配当金の支払額86百万円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E24576] S1006LC3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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