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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100DF94

有価証券報告書抜粋 株式会社ブイ・テクノロジー 事業等のリスク (2018年3月期)


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有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)市場に関するリスク
当社グループは、FPD製造装置市場とその関連分野で事業を展開しています。また、主要なお客様の9割以上が海外に製造拠点を設けています。このため、当社グループの業績は、FPD製造装置の需要、設備投資方針/戦略、世界経済動向、FPDの市場価格、各国の産業政策などの影響を受け、大きく変化することがあります。
このようなリスクを軽減し収益の安定化を実現するべく半導体分野への参入を目指し、M&A、業務提携、既存技術の応用による半導体製造装置開発など、様々な取り組みを継続しています。


(2)売上計上時期の変動に関するリスク
当社グループの生産計画、販売計画および業績の見通しは、納期の変更等により急な見直しを余儀なくされることがあります。また、ガラス基板サイズの大型化、高精細化、OLED(有機ELディスプレイ)などの次世代FPDの登場などにより、一案件当たりの当社への引き合い額は、巨額化しています。このため、客先工場建築の遅れや設備投資見直しなどによる納期の変更が、販売計画、業績見通し等に大きな影響を与えることがあります。
このような変更による影響を最小限にするべく、お客様との会話を介して市場の動向を把握すると同時に市場情報の分析を行い、精度の高い生産計画、販売計画、業績見通しの策定に努めています。

(3)協力会社による製品生産に関するリスク
当社グループは、製造装置需要の急変に柔軟に対応すべく、ファブレスによる生産体制を構築しており、製品の生産及び部品の供給の多くを協力会社に依存しております。この為、取引先の経営状態の急変、天変地異や事故による製品の生産および部品の供給体制に支障が生じた場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼすリスクがあります。
このようなリスクを最小化するべく、主要な生産委託先及び部品供給先と協力会を組織し、定期的な会合を通じて、当社グループの業況や今後の事業計画を共有し、強固な相互協力体制を築く努力をしております。また、同種製品や部品を扱うことができるサプライヤー等を複数確保し、製品及び部品の供給に支障が起きない体制作りを進めております。

(4)ノウハウ及び知的財産権に関するリスク
当社グループは、製造装置需要の急変に柔軟に対応すべく、製品の生産及び部品の供給の多くを協力会社に依存している為、当社独自のノウハウや技術情報が協力会社経由で社外に流出するリスクが想定されます。当社グループでは、製品設計仕様書に基づき、加工部品の設計等を社内で行い、部品の加工及び組立を協力工場に委託しており、協力工場との間では、当社の技術・ノウハウの他への転用・利用を禁止する旨の契約を締結するとともに、当社の供給する部品のブラックボックス化や画像処理ソフトウェアの開示制限等により、ノウハウの社外流出の防止に努めております。
また、当社は、技術の流出の危険性に対する防止策及び競合他社に対する知的財産権上の優位性の維持及び獲得のため、特許・実用新案の出願を積極的に行っております。しかしながら、特定の国や地域では、当社の知的財産権の保護が十分にできない場合があり、当社の知的財産権を使用して類似製品を製造することにより、当社が損害を被るリスクがあります。
一方、第三者の知的財産権については、これを侵害しないよう努めておりますが、万が一抵触した場合には、多額の係争費用や損害賠償金などが発生する可能性があります。

(5)研究開発等の先行投資に関するリスク
当社グループは、将来成長が期待できる市場分野での事業展開に有益と考える技術に関わる研究開発および関連設備に先行投資をしています。しかし、想定を上回る革新的な技術の登場やマクロ経済環境等の急変等により、先行投資の成果が必ずしも収益の獲得に繋がらないリスクがあります。
このようなリスクを最小化するべく、研究開発テーマ並びに設備投資を決定する際には、FPD製造技術のトレンドや製造プロセスの課題をお客様と十分に議論するとともに、自社での技術化・製品化の可能性や市場や需要について十分に調査・検討し投資判断を行います。

(6)製品の瑕疵に関するリスク
当社グループは、製品の品質管理に関して十分な注意を払っておりますが、先端技術あるいは新技術を用いた製品を扱うことも多く、事前の想定が困難な瑕疵が発生するリスクがあります。
このようなリスクを最小化するべく、既存製品並びに新製品の、新規設計および新しい生産委託先での製品生産など、設計段階から十二分にレビューを行い、不具合などの発生を未然に防ぐ努力を継続しています。また、売買契約に際してはこれら瑕疵についての責任範囲についてお客様と議論の上、可能な限り明確に取り決め、リスクの低減に努めています。

(7)装置代金の回収および営業キャッシュ・フローの健全化に関するリスク
当社グループの製品は、お客様の工場稼働スケジュールの変更や、製品トラブルによる性能未達等の様々な要因により、検収から代金を回収するまでに1年を超過する非常に長い期間を要するケースも想定されます。
このようなリスクを最小化するべく、検収から代金回収までの課題をお客様と共有し、課題を細分化・スケジュール化し厳密に管理し、計画的な代金回収に努めています。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02334] S100DF94)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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