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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100GA28

有価証券報告書抜粋 株式会社ブルボン 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

(1) 研究開発の目的
当社グループは「安全・安心・安定および健康」をお客様にお届けすることを目指し「品質保証第一主義」に徹した活動を行っております。
新しい時代のニーズや少子高齢化への対応、生活習慣病予防のための商品開発、新素材開発の研究、おいしさと楽しさの追求、消費者ニーズや流通からの要請への迅速な対応、独創機械開発、新カテゴリーの創造、エリアの拡大、新チャネルの流通開拓を目的としております。

(2) 研究開発の課題と成果
○ 栄養科学・新食糧、先端医療研究分野
健康科学研究所では、栄養科学研究、食品生理機能研究、先端医療研究を通じて、健康関連事業の基盤づくりに取り組みました。
栄養科学研究分野では、スポーツ栄養食品開発研究の他、生活習慣病予防のための機能性米研究に継続して取り組みました。
食品生理機能研究分野では、信州大学医学部内に設置した寄附講座と連携し、食品摂取によるリンパ系を介した生体への有効性検証に取り組んでおります。また、新潟大学医学部内に設置した寄附講座において、老化や加齢性疾患を早期段階で予防する先制医療をサポートするため、ポリフェノール素材の機能性評価研究を継続して実施しております。
先端医療研究分野では、信州大学医学部との共同研究による「糖による細胞の増殖制御技術」を基とした応用研究を引き続き実施し、グループ会社の株式会社ブルボン再生医科学研究所で販売するヒト多能性幹細胞(iPS/ES)用増殖制御基礎培養液「Xyltech(キシルテック)BOF-01」に次ぐ再生医療研究をサポートする技術開発研究に取り組みました。

○ 新製品開発分野
製品開発部では「品質保証第一主義」を掲げ、“食”に対する安全、安心、安定した供給を基に、お客様の健康へ寄与することのできる商品の開発を目指しています。社会環境やライフスタイルの変化に伴い、多様化するお客様のニーズにいち早く対応し、市場から求められる実質価値の高い製品の開発に取り組みました。
菓子分野の製造技術開発として、従来のグミ商品の製造方法よりも高含水を可能とする技術を開発し、新たな食感を実現したグミ「レヴォグミ」を発売しました。また、くるっと巻き上げたシガレットタイプのラングドシャクッキーの内側にチョコレートクリームを均一に充填する機械を開発し、「ショコラルーベラ」を発売しました。
食品分野の製品開発として、シート状の生チョコレート「スライス生チョコレート」の製造技術を活用したマヨネーズ風味の新感覚調味料シート「スライスキッチン」を発売しました。手軽に使える調味料シートをコンセプトとし、今後の食品分野での拡大を目指します。
素材の組み合わせの研究では、たっぷりのアーモンドをちりばめた板チョコレート「アーモンドラッシュ」の製造技術を応用し、フリーズドライいちごをふんだんに使用したいちごぎっしりの充実感チョコレート「ストロベリーラッシュ」を発売しました。
健康食品の研究開発では、鉄、ビタミンなどの機能性成分を練りこんだクリームをチョコレートで包んだ機能性チョコレート「カカオサプリ」を開発しました。また、10種の野菜を練りこんだポテトスナック「ベジポテト」を発売しました。

○ その他
装備開発部では、新製品のための新しい機械および装置の研究・開発とその軌道化、基幹設備更新時の新しい機構・機能の導入研究および機械開発とその軌道化、品質向上のための設備の根本的な見直しと研究・検証活動や設備改善、安全・安心のための各種検査装置等の開発および導入検証、省人化・収益性改善のための設備開発などに取り組みました。
自販機販売部では、複合食品自動販売機「プチモール」の設置台数増加に合わせて、新しいコンセプトやさらなる省エネルギー、脱エネルギーを目指した独自の自動販売機開発およびエンターテーメント性の高いデザインや付帯機能の研究・開発とその実現に向けた試作検証を継続的に行っております。
先端工学技術研究所では、IoT・ビッグデータ・AI等を活用した生産システムの構築による品質の安定・向上、生産性の向上、原材料のトレーサビリティ、フードセーフティーへの取り組み強化など、より一層の品質保証体制のレベルアップに向けて先進技術情報の調査および導入検証、研究開発などに取り組みました。

以上の結果、当連結会計年度の研究開発費は1,242百万円(対前期比106.2%)となりました。

(3) 研究開発の体制
当社グループでは、経営企画研究本部と開発開拓本部とに二分して取り組んでおります。
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事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00380] S100GA28)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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