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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004SD3

有価証券報告書抜粋 株式会社ブロッコリー 業績等の概要 (2015年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当事業年度におけるわが国経済は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動により、個人消費など国内民間需要の一部に弱い動きも見られましたものの、政府の経済政策および日銀の金融緩和の効果を背景にして景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。
当社が属するエンターテイメント業界につきましては、国内市場におけるスマートフォンの普及に伴い、アプリゲーム市場が引き続き拡大し、ユーザー数も増加しております。家庭用ゲーム市場(携帯型ゲーム)につきましては、スマートフォンに比べ高性能なゲーム専用機に底堅い人気があるものの、依然として厳しい状況にあります。
当社は、かかる経営環境下において、更なる事業及び収益の拡大を図るために、①『うたの☆プリンスさまっ♪』の“ムーブメント化”への前進! ②リアルグッズのNo.1メーカーへ! ③『Z/X(ゼクス)』2nd Stage Yearへの挑戦! ④プロモーション&セールスの強化 ⑤BCPを中心とした社員の安全と幸福の追求 の5点を今期の課題とし、「自社内にて開発するコンテンツのヒット創出及びハイリターンの追求」、「リアルグッズ製作での確実な収益確保」の2つを両立する事業戦略(ツインエンジン化)をより強固かつ安定的なものとするべく推進してまいりました。
このような状況下、当事業年度の売上高は6,256百万円(前年同期比92.2%)、売上総利益率は43.2%(前年同期比7.2ポイントダウン)、売上総利益は2,702百万円(前年同期比79.1%)となりました。
この主な要因としましては、以下のとおりとなります。
ゲーム部門は、『うたの☆プリンスさまっ♪All Star』『うたの☆プリンスさまっ♪Repeat』をはじめとした関連作品のバックオーダーや、2014年4月から6月にかけて、当社ゲームソフト『神々の悪戯』を原作としたTVアニメ『神々の悪戯』が放映されましたことに伴った同ゲームソフトのバックオーダーによる売上貢献等もありましたが、6月に配信を開始いたしましたスマートフォン向けゲームアプリ『うた☆プリアイランド』が配信一時中断により当事業年度内の売上計上が一部不可能となったこと、『うたの☆プリンスさまっ♪All Star After Secret』の2月末出荷分に伴う売上を計上いたしましたものの、発売延期に伴って一部出荷分が次期に繰り越されたこと等のマイナス要因により前年同期を下回っております。
CD部門は、2014年4月から7月にかけて発売いたしました『うたの☆プリンスさまっ♪アイドルソング』新シリーズ4作及び8月に発売いたしました『うたの☆プリンスさまっ♪カルテットアイドルソング』の合わせて計5作全てが、オリコン週間シングルランキングにてTOP10入りし、中でも『うたの☆プリンスさまっ♪カルテットアイドルソング』は、第3位にランクインいたしました。さらに、当社初の男性専属アーティスト蒼井翔太も8月に2ndシングル『TRUE HEARTS』を、12月には3rdシングル『秘密のクチヅケ』を発売いたしましたが、トータルでの発売タイトル不足等の要因により前年同期を下回っております。
カードゲーム部門におきましても、トレーディングカードゲーム『Z/X -Zillions of enemy X-(ゼクス ジリオンズ オブ エネミー エックス)』シリーズを2014年4月に第8弾『神祖の胎動』、7月に第9弾『覇者の覚醒』、10月に第10弾『真紅の戦乙女』、1月に第11弾『神子達の戦場』を計画どおり発売いたしましたが、他社競合タイトルの影響もあり、前年同期の出荷数を達成するに至りませんでした。
一方、グッズ部門では、当社女性向けコンテンツ『うたの☆プリンスさまっ♪』の関連グッズが、2014年7月から10月にかけて原宿にて期間限定オープンいたしましたコンセプトショップ『SHINING STORE(シャイニングストア)』におきましても大変好調であり、また他社男性向けコンテンツの関連グッズもヒット作品に恵まれたこともあり、過去最高の売上で推移いたしました。
販売費及び一般管理費につきましては、1,232百万円(前年同期比97.4%)となりました。
この結果、営業利益は1,470百万円(前年同期比68.3%)、経常利益は1,484百万円(前年同期比69.0%)、当期純利益は法人税等の増加等により904百万円(前年同期比47.4%)となりました。

当社の事業戦略においては、自社コンテンツ制作でのヒット創出及びハイリターンの追求と、他社ライセンスを受けたリアルグッズ及び自社コンテンツ・シナジー発のリアルグッズによる確実な収益確保というツインエンジン戦略を基本構造として有しております。グッズ部門において過去最高の売上を果たし、全体での売上高・営業利益・経常利益・当期純利益の全てが、2011年6月のリテール事業譲渡以降2番目の業績数値となりましたものの、最高業績数値の昨年度には至りませんでした。

(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度においては、営業活動において927百万円の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)を獲得し、投資活動においては1,919百万円の資金を使用し、財務活動においては439百万円の資金を使用しました。この結果、資金は当事業年度末に1,652百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は927百万円(前事業年度は2,106百万円の獲得)でした。主な内容は、売上債権の増加200百万円、たな卸資産の増加135百万円などのマイナス要因に対し、税引前当期純利益の計上による1,480百万円、減価償却費の計上による55百万円、仕入債務の増加89百万円などのプラス要因であります。


(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は1,919百万円(前事業年度は67百万円の使用)でした。主な内容は、有形固定資産の取得による支出1,825百万円、無形固定資産の取得による支出89百万円、定期預金の預入による支出200百万円、同払い戻しによる収入300百万円、事業分離に伴うポイント精算による支出100百万円などであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は439百万円(前事業年度は208百万円の使用)でした。内容は、配当金の支払額421百万円、リース債務の返済による支出17百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02463] S1004SD3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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