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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D0Q1

有価証券報告書抜粋 株式会社ブロッコリー 業績等の概要 (2018年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当社が属するエンターテインメント業界におきましては、スマートフォンやタブレット等の性能進化・通信インフラの発達に伴い、スマートフォンゲーム市場の拡大やコンテンツの多様化が進んでおります。また、家庭用ゲーム市場につきましても、ハード・ソフトの両面で、新技術・新提案を伴う製品が好調に推移しており、市場拡大への期待が高まっております。
当社は、かかる経営環境下において、更なる事業及び収益の拡大を図るために、1.主力コンテンツ『うたの☆プリンスさまっ♪』ワールドの疾走&拡大、2.トレーディングカードゲーム『Z/X』を、日本を代表するカードゲームへの育成、3.ゲーム、トレーディングカードゲームの未来を担う、新主力コンテンツの創出、4.リアルグッズのライセンスパワー強化、更なるハイクォリティ化、新アイテム開発力のアップ、5.最強セールスプロモーション部隊の育成、6.「労働投入型」運営から「生産性重視型」運営への転換、の6点を当期課題として推進してまいりました。
次に、当事業年度における当社の状況は以下のとおりであります。

まず当社主力コンテンツ『うたの☆プリンスさまっ♪』におきましては、2017年3月に『QUARTET NIGHT LIVEエボリューション2017』開催(主催:うた☆プリLS製作委員会)、同月『AnimeJapan 2017』出展、4月に渋谷マルイ『ブロッコリーガールズショップ』出店、5月『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVELIVE 6th STAGE』開催(主催:うた☆プリLS製作委員会)、6月に舞台『天下無敵の忍び道』公演、7月から夏季限定の『SHINING STORE』原宿店・名古屋店・大阪店開店、9月9日・10日に『うたの☆プリンスさまっ♪ 7th Special Anniversary』開催、同月に舞台『マスカレイドミラージュ』公演、11月3日・4日に『アニメイトガールズフェスティバル2017』出展、本年2月23日より東京ドームシティ:Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)にて『うたの☆プリンスさまっ♪Shining Masterpiece Show』企画展(主催:株式会社東京ドーム)といった1年間を通じて多種多様なイベント出展・企画展を開催してまいりました。
この結果、各イベント出展・企画展での販売を含め、『うたの☆プリンスさまっ♪』グッズトータルでは、前年実績には届きませんでしたが、『PRINCE CAT』関連商品のヒットもあり、全社の売上高及び営業利益に大きく貢献いたしました。
翌事業年度(25期)におきましても、本年4月に舞台「劇団シャイニング」3作目『JOKER TRAP』公演、5月5日・6日にメットライフドームにて、『ST☆RISH』初のファンミーティグを開催する等、末永く愛されるコンテンツとして盛りだくさんのイベントを順次開催してまいります。
次に『うたの☆プリンスさまっ♪』ゲームアプリでは、共同開発・配信元のKLab株式会社とスマートフォン向けリズムアクションゲーム『うたの☆プリンスさまっ♪Shining Live』を2017年8月28日より国内配信開始、本年1月24日よりグローバル版、中国大陸版の配信を開始し、3月には全世界にて300万ダウンロードまで拡大いたしました。
この結果、本件ロイヤリティは、全社の営業利益に大きく貢献するに至りました。翌事業年度におきましても1年間を通して業績に貢献できるように、KLab株式会社と共にユーザー拡大に向け取り組んでまいります。
次に『うたの☆プリンスさまっ♪』ゲームソフトでは、2017年10月にPlayStation®Vita専用ソフト『うたの☆プリンスさまっ♪Amazing Aria & Sweet Serenade LOVE』を発売いたしましたが、年間の売上高・営業利益は前年実績を下回る結果となりました。
次に『うたの☆プリンスさまっ♪』関連CDは、2017年5月に『うたの☆プリンスさまっ♪アイドルソング嶺二&カミュ』、『うたの☆プリンスさまっ♪アイドルソング 蘭丸&藍』、11月にHE★VENSの『HEAVEN SKY』、同月に『うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live』のテーマソング3種、本年1月から2月にかけ『うたの☆プリンスさまっ♪Shining Masterpiece Show』のドラマCD3作を発売し、この結果、CDトータルで前年実績を上回る売上高・営業利益を確保いたしました。
『うたの☆プリンスさまっ♪』は当社が2010年(17期)6月に発売したゲームソフトを起点とし、当事業年度の7周年までにCD、TVアニメ、グッズ、コミック、アプリ等、エンターテインメントの全ジャンルに拡大した大ヒット作となり、また女性向けコンテンツとしては例のないロングライフ・シリーズとなっています。今後10周年はもちろん、“永遠”を目指して、ユーザー・お客様に愛され続け、結果、当社の売上・利益の根幹を支え続けるコンテンツとするべく努力してまいります。

他社ライセンスグッズ部門におきましては、当社発のヒットアイテム『ちゅんコレ』や『にゃーコレ』、新規ぬいぐるみシリーズ『もちもちハムスターコレクション』等の新規アイテム開発とシリーズ化の注力にシフトした結果、前年実績を上回る売上高・営業利益を確保いたしました。

フィギュア部門につきましては、年間計10種を発売し、前年実績を上回る売上高と共に、営業黒字転換を果たしました。

カードゲーム部門のトレーディングカードゲーム『Z/X-Zillions of enemy X-(ゼクス ジリオンズ オブ エネミー エックス)』につきましては、計画した製品発売を継続し、『Z/Xカードガチャ』の導入や大会イベントのリニューアル等新規施策も実施してまいりましたが、カードゲーム市場全体の縮小傾向が続く中、前年実績を下回る売上高となり、構造的なコスト高も解消しきれなかった結果、通期で営業赤字となりました。翌事業年度以降におきましては、経費圧縮・原価改善に目途を付け始めており、集英社刊『Vジャンプ』マンガ連載・新規アニメ化、更に将来に向けたコンテンツとしてのアプリ開発にも着手しており、売上向上・利益改善に取り組んでまいります。
カードゲーム関連のサプライ製品につきましても、市場縮小の影響を受け、売上高・営業利益ともに前年を下回っております。

以上の結果、当事業年度の売上高は5,410百万円(前年同期比95.0%)、売上総利益率は35.7%(前年同期比2.3ポイントアップ)、売上総利益は1,928百万円(前年同期比101.3%)となりました。
販売費及び一般管理費につきましては、1,347百万円(前年同期比112.6%)となりました。
前述の要因によりまして、営業利益は581百万円(前年同期比82.2%)、経常利益は594百万円(前年同期比81.6%)、当期純利益は405百万円(前年同期比84.5%)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度においては、営業活動において485百万円の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)を獲得し、投資活動においては102百万円の資金を使用し、財務活動においては183百万円の資金を使用しました。この結果、資金は当事業年度末に3,824百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは485百万円の資金の増加(前事業年度は486百万円の資金の増加)となりました。主な内容は、税引前当期純利益の計上による594百万円、減価償却費の計上による100百万円、たな卸資産の減少額42百万円、仕入債務の増加額125百万円、役員退職慰労引当金の増加額39百万円、退職給付引当金の増加額10百万円、返品調整引当金の増加額6百万円などのプラス要因と、売上債権の増加額301百万円、役員賞与引当金の減少額6百万円、法人税等の支払額75百万円などのマイナス要因であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは102百万円の資金の減少(前事業年度は261百万円の資金の増加)となりました。主な内容は、有形固定資産の取得による支出61百万円、無形固定資産の取得による支出31百万円などのマイナス要因であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは183百万円の資金の減少(前事業年度は192百万円の資金の減少)となりました。主な内容は、配当金の支払額174百万円、リース債務の返済による支出9百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02463] S100D0Q1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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