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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007UR4

有価証券報告書抜粋 株式会社ホギメディカル 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における国内経済は、政府の経済政策や日銀の追加金融政策等が実施されたものの、海外経済の減速や原油安、年明け以降の市場の不安定な動き等もあり、先行き不透明な状況で推移いたしました。
医療業界におきましては、社会保障・税の一体改革で描かれた2025年の医療・介護の将来像の実現に向けて、医療機関の機能分化を強化した医療制度改革が進められております。当医療機器業界におきましても、変化する医療
環境に対応するため、各企業は、より一層の経営の合理化が求められる状況となっております。
このような環境の下、当社グループでは、医療機関の経営改善を支援する「オペラマスター」の販売拡大と、契約医療機関におけるキット製品販売の促進、新製品の開発及び販売に注力してまいりました。
「オペラマスター」の契約状況は、高度急性期病院及び一般急性期病院への営業活動に注力し、新規契約は40件と順調に推移いたしました。一方、解約は10件で、累計契約件数は272件となりました。キット製品は、新たな契約医療機関への販売管理を強化したことにより販売が促進され、「オペラマスター」を中心に売上高を伸ばしました。不織布製品は、為替等の外部要因による原価上昇に対して、利益を維持する施策を講じた影響も一部あり売上高は減少いたしました。
新製品は、手術室運営の効率化と医療機関の経営改善に貢献する「手術管理システム」を3施設に販売しました。また、低侵襲医療分野で高い安全性と優れた操作性を実現した「内視鏡用ホルダ EMARO」を2施設に販売しました。この結果、新製品は売上高を伸ばしました。
その他、顧客のメリットを最大限に追求したキット製品として「プレミアムキット」のテスト運用に向けて、製品仕様の見直しと販売方法の検討を進めてまいりました。また、今後の当社の成長を担う重要な製造施設として建
設を進めている新キット工場は、第2四半期に建屋が完成し、現在内部の機械設備の設置を行っております。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は36,568百万円(前期比3.8%増)となりました。キット製品の売上高は20,259百万円(同7.3%増)、このうちオペラマスターの売上高は13,721百万円(同9.9%増)、不織布製品の売上高は9,728百万円(同2.8%減)となりました。売上原価は、為替の影響や減価償却費の増加により、前期に比べ原価率が上昇しましたが、販売費及び一般管理費は、効率的な経費の使用に努め、前期より抑制いたしました。この結果、連結営業利益は8,784百万円(同3.3%増)となりました。連結経常利益は、外貨建て子会社貸付金の為替変動に伴う影響等により8,924百万円(同1.8%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は5,910百万円(同4.4%増)となりました。
なお、セグメント情報の記載は、医療用消耗品等の製造・販売の単一事業でありますので省略しております。また、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、以下に記載のキャッシュ・フローにより11,993百万円となり、前連結会計年度末に比べ10,667百万円減少いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益を8,743百万円、減価償却費を3,376百万円計上し、売上債権の増加688百万円、新キット工場の建屋取得に伴う未収消費税等の増加1,192百万円、法人税等の支払2,999百万円がありました。この結果、キャッシュ・フローは6,809百万円となり、前連結会計年度に比べ1,126百万円減少いたしました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、新キット工場の建築や機械設備の構築等に伴う有形固定資産の取得による支出14,690百万円等がありました。この結果、15,669百万円の支出となり、前連結会計年度に比べ3,696百万円支出が増加いたしました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払等がありました。この結果、1,811百万円の支出となり、前連結会計年度に比べ63百万円支出が増加いたしました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02315] S1007UR4)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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