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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004F5J

有価証券報告書抜粋 株式会社ホットリンク 業績等の概要 (2014年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当社グループのビジネスは、「ビッグデータ」、「ソーシャル」、「クラウド」という3つのキーワードで成り立っております。
先ずは「ビッグデータ」ですが、IDC Japanの調査によりますと、国内ビッグデータ市場は年間平均成長率(CAGR: Compound Annual Growth Rate)37.5%で成長し、2017年には1,016億円に到達すると予測されています。
http://www.ictr.co.jp/report/20140821000067.html

続いて「ソーシャル」ですが、ICT総研の調査によりますと、2014年度における国内のSNS利用者は6,023万人(普及率60.5%)に達し、2016年末には6,870万人に増加すると予測されています。
http://www.ictr.co.jp/report/20130530000039.html

そして「クラウド」ですが、ミック経済研究所の調査によりますと、2014年度における国内のクラウドサービス市場規模は3,008億円に達し、2017年度には3,820億円への成長が見込まれると予測されています。
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20131213_627587.html

当社グループが展開する「ソーシャル・ビッグデータ活用を支援するクラウドサービスの提供(ソーシャルクラウドサービス事業)」は、このように成長性の高い3領域に跨っており、今後も高い成長性が期待されております。

このような環境下、当社グループは更なる事業拡大を図る目的で、2014年1月にネットイヤーグループ株式会社との業務提携、7月に中国上海の普千商務諮詢有限公司との業務提携、7月に株式会社フィスコとの業務提携、11月には米国Effyis.Incの買収を決議いたしました。
ネットイヤーグループ株式会社との業務提携は、当社グループが持つソーシャル・ビッグデータの収集、分析、活用に関するノウハウと、ネットイヤーグループ株式会社が持つデジタルマーケティング戦略の立案及び施策に関するノウハウを融合させることで業務上の相乗効果を生み出し、両社の顧客である日本を代表する企業に対して、ソーシャル・ビッグデータの戦略的な活用支援を行うものです。
中国上海の普千商務諮詢有限公司との業務提携は、中国市場にてビジネス展開をしている日本のグローバル企業を対象に、当社グループからは中国ソーシャル・ビッグデータを提供し、普千はそのデータの分析・レポーティング・コンサルティングサービスを提供します。
株式会社フィスコとの業務提携では、当社グループが持つソーシャル・ビッグデータの収集・分析ノウハウと株式会社フィスコが持つ株式の個別銘柄の分析ノウハウを融合させた新たなサービスを開発・提供します。具体的には、同社のアナリストによる個別銘柄の分析ノウハウと、当社グループの製品である「クチコミ@係長」を通じたTwitter・ブログ・掲示板などの分析結果との連携によって、株式市場において「現在」話題となっている商品やサービスだけでなく、関連分野の販売実績やクチコミ情報等を分析して、「近い将来」株式市場を賑わすことが想定される業界や銘柄を分析し、投資情報コンテンツとしてインターネット等を通じて投資家へのサービス提供を実現します。
米国Effyis.Incの買収により、当社は中国版Twitterと呼ばれる「新浪微博(シナウェイボー)」のデータをはじめ、世界中のソーシャル・ビッグデータの提供が可能となり、世界の大手グローバル企業を顧客とすることになりました。なお、業績については2015年12月期からの連結となります。

サービスごとの業績は次のとおりです。

1.ソーシャルクラウドサービス事業
a.SaaSサービス
当サービスは、ソーシャル・ビッグデータの分析ツールである「クチコミ@係長」シリーズとソーシャルリスクの監視ツールである「e-mining」シリーズから成り立っております。
新規受注については、「クチコミ@係長」シリーズ及び「e-mining」シリーズとも順調に獲得しております。一方、稼働社数については、短期利用者の契約満了と新規受注とが相まって微増となりました。それらの結果、当サービスの売上高は749百万円(前期比4.2%増)となりました。なお、レコメンドサービスについては、当連結会計年度より金額的重要性が乏しくなったためSaaSに含めております。参考として、当連結会計年度のレコメンドサービスの売上高は30百万円(前期比24.0%減)です。

b.ソリューションサービス
当サービスは、「クチコミ@係長」を構成する「データ」及び「分析エンジン」のみを月額課金方式で顧客へ提供するもの及びソーシャル・ビッグデータ分析を軸とした「コンサルティング」であります。
「データ」及び「分析エンジン」提供は、ソーシャル・ビッグデータの応用領域の拡大と、各領域のエンタープライズ・ソフトウェアのソーシャル化、という2つの環境変化が進み、需要の増加とともに営業にも注力したため好調に推移しました。
ソーシャル・ビッグデータ分析を軸とした「コンサルティング」は、連結子会社である株式会社ホットリンクコンサルティングが行っております。当該子会社は設立して2年目ですが、大手企業を中心にソーシャルメディアに関する分析ニーズが高まってきたこともあり順調に拡大しました。しかしながら、上記環境変化は想定していたより緩やかであったことから、ソリューションサービスは当初予想を下回る成長となりました。
それらの結果、当サービスの売上高は272百万円(前期比25.5%増)となりました。

2.その他事業
当事業は着メロ・着うたサービスであり、売上高は6百万円(前期比17.8%減)となりました。

それらの結果、当連結会計年度の業績は、売上高1,028百万円(前期比8.9%増)、営業利益146百万円(前期比7.3%減)、経常利益163百万円(前期比11.7%増)、当期純利益74百万円(前期比7.2%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、主に営業活動によるキャッシュ・フローが167百万円となったこと及び短期借入れによる収入1,700百万円により2,772百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、167百万円(前期比41百万円減)となりました。この主な要因は、税金等調整前当期純利益が154百万円になったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動で使用した資金は、78百万円(前期比15百万円増)となりました。この主な要因は、サーバーを購入したことにより有形固定資産取得による支出が23百万円、ソフトウェアの開発によって無形固定資産取得による支出が54百万円となったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、1,706百万円(前期比1,128百万円増)となりました。この主な要因は、短期借入れによる収入1,700百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30091] S1004F5J)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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