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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007U33

有価証券報告書抜粋 株式会社ポラテクノ 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度における世界経済は、欧州では緩やかに回復した一方、米国や中国では減速し、アジアでも鈍化が見られました。日本経済は個人消費に弱さが見られたものの、緩やかな回復基調が続きました。一方、世界的な原油価格の下落は世界経済の不安定要因となりました。

このような環境の中、当社グループでは、グローバルかつ変化の大きい事業環境においても、継続的に成長できる収益体質を実現すべく、新製品の開発、新規市場の拡大、コストダウンを推進してまいりましたが、中国市場の減速の影響や新製品の開発の遅れから、業績は悪化しました。

この結果、当連結会計年度の売上高は241億79百万円(前年同期比5.0%減)となりました。また、営業利益は40億58百万円(前年同期比24.0%減)、経常利益は39億70百万円(前年同期比29.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は28億18百万円(前年同期比23.5%減)となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

(光学フィルム事業)
売上高は131億15百万円(前年同期比7.3%減)となりました。
産業用や車載用LCDパネル向けの染料系偏光フィルムや楕円偏光フィルムの出荷が伸長しましたが、温度追従型楕円偏光フィルム(TEP)の出荷が減少し、光学フィルム事業全体では売上高が減少しました。
利益面につきましては、染料系偏光フィルムや楕円偏光フィルムの高付加価値品が増加し、かつ新潟工場第三工場による塗工工程の内製化率が向上しましたが、TEPの出荷が大きく減少したことから、光学フィルム事業のセグメント利益(営業利益)は22億5百万円(前年同期比18.8%減)でありました。

(精密部品事業)
売上高は110億63百万円(前年同期比2.0%減)となりました。
基板フィルム貼合品は液晶プロジェクター用の出荷が減少しました。無機偏光板ProFluxにつきましては、デジタルシネマ等の事業用は出荷が増加しましたが、通常の液晶プロジェクター用は前期並みでした。また、X線分析装置部材については売上高が増加しましたが、精密部品事業全体では売上高が減少しました。
利益面につきましては、液晶プロジェクター用部材の基板フィルム貼合品が減少したことや、無機偏光板ProFluxやX線分析装置部材への研究開発費が増加したことから、精密部品事業のセグメント利益(営業利益)は18億53百万円(前年同期比29.3%減)でありました。

(2)キャッシュ・フローの状況

営業活動によるキャッシュ・フローは、41億37百万円の純収入(前連結会計年度は54億24百万円の純収入)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益39億34百万円、減価償却費17億19百万円、賞与引当金の減少1億8百万円、為替差損1億21百万円、たな卸資産の減少4億48百万円、法人税等の支払額20億55百万円であります。

投資活動によるキャッシュ・フローは、17億64百万円の純支出(前連結会計年度は13億35百万円の純支出)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出17億18百万円であります。

財務活動によるキャッシュ・フローは、7億42百万円の純支出(前連結会計年度は8億80百万円の純支出)となりました。主な要因は、配当金の支払額6億42百万円であります。

以上の結果、現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ12億29百万円増加し、153億32百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02107] S1007U33)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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