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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1008QIE

有価証券報告書抜粋 株式会社マーケットエンタープライズ 対処すべき課題 (2016年6月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク


「ネット型リユース」(販売店舗を有さない、インターネットに特化した多種多様なリユース品の買取及び販売)のビジネスモデルをより確固たるものとし、リユース商品の売買において売り手・買い手の顧客共に安心な環境を提供することが、当社の業容拡大の基礎的条件であると認識しております。
また同時に、「ネット型リユース事業」以外の、言わば第2、第3の成長ドライバーを周辺事業、新規事業の創出によって確立することが、更なる成長曲線を実現するにあたり必要不可欠であると考えております。
これらのことから、以下3点の課題に積極的に取り組み、経営基盤をより強固なものにしてまいります。

(1) ノウハウの更なる強化と標準化
多種多様なリユース品を取り扱う当社においては、同じ型番や年式の商品でもその状況に応じて商品価値が異なり、当然のことながらそれらの商品の「買取価格」「販売価格」は一物一価のものとなります。一方でより多くのお客様のニーズに対応すべく、スピーディーな商品回転を目指して、買取及び販売の価格決定権限を現場社員に移譲しております。即ち、社員における日常の買取・販売に関する判断行動が色濃く当社の業績に反映されることとなります。そのため、それらの現場社員の技術向上はもとより、会社の理念や経営方針、戦略戦術をベースに現場社員をマネジメントし、組織として成果を発揮できる人材も、当社の安定的な成長には必要不可欠であります。
当社におきましては、今後の成長拡大に向け、多地域への拠点展開、取扱商材の拡大、顧客層の拡大等を行ってまいりますが、その過程におきましても当社のノウハウや技術がが希薄化しないよう、日常のコミュニケーション、定期的な社内研修、「スタンダードブック」の改編等を通じて、更なる業務標準化と高品質化を同時実現すべく組織体制の強化に努めてまいります。

(2) 顧客信頼度の向上
リユース商品を取り扱い、更にはインターネットに特化した販売を行う当社にとって、顧客に対し「利便性が高く」かつ「安心・安全な取引」を提供し続けることは、当社の成長拡大に向けて必要不可欠な要素であると認識しております。当社におきましては当該要素を満たすべく、リユース業としては珍しい「コンタクトセンター」(電話・メール等で商品の事前査定を行う専門部署)を有し、またユーザビリティ向上のために「商品保証」や「ショッピングローン」の導入等、様々なサービスを拡充してまいりました。
当社においては、今後の更なる成長拡大に向け、顧客に更なる「安心・安全な取引」を提供すべく、いつでもどこでも、わずかな手続きで買取を依頼出来たり、不安を覚えることなく利用できる、ITサービスの提供等を目指して参ります。

(3) 新たな収益基盤の確立
前述のとおり、当社が対面するリユース市場、EC市場ともに拡大基調にあります。その市場環境の下、現在の収益基盤である「ネット型リユース事業」の持続的成長に向けて、従来からの指針である水平展開(全国主要都市への拠点展開)、垂直展開(取扱商材、顧客層双方の拡大)を継続してまいります。
また、これと同時に中長期的な収益基盤の安定化に向け、従来より培ってきた事業ノウハウ、資産を活かした新規事業(ストック型ビジネスモデル)の創出に向けて、積極的な先行投資を行ってまいります。
ついては、当該投資の対象となる新規事業について、着実かつ早期の収益化を図るべく、事業を担える社内人材の育成、各種パートナーの開発、アライアンス先の発掘について、全社を挙げて取り組んでまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31551] S1008QIE)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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