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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100BF2W

有価証券報告書抜粋 株式会社マーケットエンタープライズ 業績等の概要 (2017年6月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度との対比の記載はしておりません。

(1)業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済対策や日銀の金融政策の効果により企業収益の向上や雇用・所得環境の改善にみられるように好循環が広がりつつある一方、新興国の景気減速の懸念やイギリスのEU離脱問題、米国新政権の政策動向など、先行き不透明な状況が続いております。また、個人消費につきましても、消費者マインドの改善もあり、持ち直しの動きが続いていましたが、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響等により、依然として先行きが不透明な状況となっております。

ネット型リユース事業(販売店舗を有しない、インターネットに特化したリユース品の買取及び販売)を主たる事業とする当社グループが直面するリユース市場につきましては、消費者の節約志向や低価格志向を追い風に、個人間取引でリユース品の売買を行うフリマアプリ等の台頭もあり、堅調な推移を見せております。また、EC市場におきましても、スマートフォンの更なる普及や消費者ニーズの多様化を受け、同様に堅調な推移を見せておりま
す。

そのような事業環境下、当社グループにおきましては、当連結会計年度(2017年6月期)及び翌連結会計年度(2018年6月期)の2期間を、中長期的な飛躍に向けた戦略的投資期間と位置づけ、収益基盤の確立に向けて人員や設備の拡充をはじめ、取扱商品カテゴリーの拡大、新規サービスのリリース等、積極的な先行投資を実施してまいりました。

具体的には、
・人員や設備の拡充
⇒買取依頼数増に対応すべく、徳島コンタクトセンターを新規開設
・取扱商品カテゴリーの拡大
⇒従来の買取インフラを活用し、「農機具」の取り扱いを開始
・新規サービスのリリース
⇒多種多様な商品ジャンルの取扱ノウハウを活かした、「宅配レンタル」サービスのリリース
⇒中古スマートフォンの買取実績を活かした、MVNO(仮想移動体通信)サービスのリリース
等をはじめ、様々な施策を実施いたしております。

当連結会計年度におきましては、積極的なWebマーケティング、大手企業とのアライアンス、取扱商品のカテゴリー拡大等により商品取扱量が増加した結果、売上高は5,630,708千円となりました。
販売費及び一般管理費につきましては、サービス強化に向けたIT部門、企画部門人員の増強や業容拡大に向けた営業部人員の増強を行った結果、人件関連費用が増加し、さらに徳島コンタクトセンターの開設や各リユースセンターの設備拡充に伴い、設備関連費用も増加したことから、2,448,078千円となりました。
利益面におきましては、期末時点の保有在庫について評価減を行ったことから、売上総利益率が43.3%となったこと、また、上述のように中長期的な業容拡大を見越した先行投資により、販売費及び一般管理費が増加したことから、営業損失は7,418千円となりました。経常利益については、徳島コンタクトセンターの新規開設に伴う助成金収入等により4,202千円となりましたが、繰延税金資産の取り崩しが発生し、税金費用が増加したことから、親会社株主に帰属する当期純損失は19,276千円となりました。
なお、当社グループは「ネット型リユース事業」の単一セグメントであるため、セグメントの業績については記載を省略しております。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、825,827千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、26,823千円の資金の増加となりました。これは主に減価償却費17,437千円や預け金の減少11,927千円、たな卸資産の減少15,147千円及び助成金の受取額13,528千円によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、19,750千円の資金の減少となりました。これは主に新規拠点の開設等による有形固定資産の取得による支出13,558千円やソフトウェアの取得にともなう無形固定資産の取得による支出4,240千円及び敷金及び保証金の差入による支出6,472千円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、74,298千円の資金の増加となりました。これは主に長期借入金の返済による支出152,797千円があったものの長期借入れによる収入220,000千円があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31551] S100BF2W)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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