シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AOQG

有価証券報告書抜粋 株式会社マースグループホールディングス 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における我が国経済は、企業収益や雇用環境の改善が続き、設備投資にも持ち直しの動きが見受けられる等、緩やかな回復基調で推移しましたが、中国経済の減速や英国のEU離脱問題、米国新政権の政策転換リスク等、世界経済の先行きに対する不確実性が高まっており、依然として不透明な状況が続きました。
当社グループの主要販売先であるパチンコ業界におきましては、「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」が昨年12月末を期限として回収・撤去されました。パチンコホールは主に遊技機の入れ替えを優先し、周辺設備への投資、新規出店や改装計画を先送りする傾向が続きました。また、遊技機を入れ替えたことによる集客力やホール収益への影響が見えないことから、周辺設備に対する更新需要は大きく低迷しました。
このような状況の中、開発型企業グループである当社グループは、開発・製造・販売・アフターサービスに至る一貫体制で、製造原価の低減や多様化する顧客ニーズに適した製品を販売するとともに、充実したアフターサービス体制で付加価値の向上に努め、他社との差別化を図りながら提案販売を行ってまいりました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高250億71百万円(前期比5.2%減)、営業利益43億13百万円(同2.7%減)、経常利益46億95百万円(同2.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益36億18百万円(同20.8%増)となりました。投資有価証券売却益7億54百万円を計上したことにより親会社株主に帰属する当期純利益は増益となりました。
セグメントの実績は次のとおりであります。

[アミューズメント関連事業]
パチンコホールを取り巻く経営環境が厳しい状況の中で当社グループは、少人数で効率的なホール経営を実現する「パーソナルPCシステム(以下、「パーソナル」という。)」の拡販に努めてまいりました。パチンコホールは慢性的な働き手不足の問題を抱え潜在的なニーズはあるものの、当連結会計年度におけるパーソナルの売上実績は69店舗、当連結会計年度末時点における導入(実稼働)店舗数は累計1,587店舗(市場シェア18.0%)に止まりました。また、パーソナルを含めたプリペイドカードシステムの売上実績は71店舗、導入(実稼働)店舗数は累計2,011店舗(市場シェア22.8%)となりました。
空気の力で紙幣を搬送する「Air紙幣搬送システム」は、確かな技術とメンテナンスフリーなパフォーマンスが市場から高く評価されて導入店舗数が増加し、累計700店舗を超えました。ハイスペックモデルの「立体Air紙幣搬送システム」は、水平だけでなく垂直にも紙幣を運ぶことができることから新たなニーズを生み出し、早期商談や新規顧客の獲得に繋がりました。更に新製品の「総合管理システムV2」や「モバイルサービス」を新規ラインナップに加え、販売活動を行ってまいりました。
この結果、アミューズメント関連事業の売上高は、169億5百万円(前期比12.4%減)、セグメント利益は37億72百万円(同8.7%減)となりました。

[自動認識システム関連事業]
RFIDやバーコード等を活用した自動認識システムは、業種を問わず様々なビジネスシーンで活用できるシステムであります。当社子会社の株式会社マーストーケンソリューションが主体となり、FA市場、流通市場、アミューズメント市場、健診市場等、広く新規市場への展開を目指し提案販売活動を行っております。市況観、販売状況は依然厳しいものの、低迷していた国内製造業の設備投資は業界ごとに緩やかな回復基調にあり、新製品開発と新規顧客の獲得、前期に吸収合併したX線検査事業を含め、前期の売上実績を上回ることができました。
この結果、自動認識システム関連事業の売上高は66億49百万円(前期比16.1%増)、セグメント利益は7億33百万円(同35.4%増)となりました。

[ホテル関連事業]
ホテル業界におきましては、2016年に日本を訪れた外国人が推計2,400万人(日本政府観光局の発表)で過去最高を更新し、観光需要は好調に推移しました。
福岡市博多区のホテルサンルート博多は、JR博多駅に程近い立地と質の高いサービスが評価され、地域の中でも高い稼働率を維持することができました。静岡県御殿場市のマースガーデンウッド御殿場は、噴水施設を新設し、イベント「水と光のファンタジー(幻想的な噴水ショー)」を実施しました結果、新規顧客とリピーターが増加し稼働率は向上しました。関連事業の「海鮮処博多松月亭(ホテルサンルート博多内)」及び「鉄板焼銀明翠GINZA(東京銀座)」は認知度も高まり、順調に利用者数が増加しました。また、インターネットによる関連商品の販売が好調に推移しました。
この結果、ホテル関連事業の売上高は15億16百万円(前期比7.3%増)、セグメント損失は1億99百万円(前期は2億46百万円のセグメント損失)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、254億44百万円となり、前連結会計年度末より61億28百万円増加(前期比31.7%増)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、40億61百万円(前連結会計年度末は50億80百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益54億35百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、31億67百万円(前連結会計年度末は43億16百万円の支出)となりました。これは主に投資有価証券の売却による収入41億30百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は、11億3百万円(前連結会計年度末は37億21百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払額10億90百万円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02424] S100AOQG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。