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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AGDH

有価証券報告書抜粋 株式会社マーベラス 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績の状況
当連結会計年度におけるエンターテイメント業界は、モバイルゲーム市場におきまして、引き続き数多くの新作ゲームが配信されましたが、中でも世界的な人気IPを使用したスマートフォン向けゲームアプリの登場は、世界中で社会現象を巻き起こし、空前の大ヒットを記録いたしました。また、国内外でVR(ヴァーチャル・リアリティ)の話題が多く取り上げられ、VR1年とも言われた2016年には、各メーカーから様々なVR関連機器がリリースされました。さらに、ライブ・エンターテイメント市場も活況が続いており、ミュージカルや演劇等のステージ公演の成長が継続いたしました。
このような状況下、当社グループは、多彩なエンターテイメントコンテンツをあらゆる事業領域において様々なデバイス向けに展開する「マルチコンテンツ・マルチユース・マルチデバイス」戦略を基軸とした総合エンターテイメント企業として、強力なIPの確立に向けたブランディング戦略・アライアンス戦略・グローバル戦略を積極的に推進し、話題性の高いコンテンツの提供とサービスの強化に取り組んでまいりました。
この結果、当期(2016年4月1日~2017年3月31日)の業績は、売上高29,387百万円(前期比7.6%減)、営業利益5,754百万円(前期比6.2%増)、経常利益5,810百万円(前期比11.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4,165百万円(前期比15.6%増)となりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。


当事業におきましては、サービス開始から3周年を迎えた主力タイトル「剣と魔法のログレス いにしえの女神」において、新機能の実装や継続的なコラボレーションイベントの実施、3周年記念イベントの実施等により、ユーザーの拡大及び収益の回復に努めました。一方で、同タイトルの中国展開は、当初想定していたような収益が見込めずサービスを中止いたしました。そのほか、2016年4月より配信を開始したiOS/Android 向けアプリ「スマッシュドラグーン」や、採算性が低下していたタイトルのサービスを終了したほか、開発途中のタイトルの一部を中止し開発費用を一括計上いたしました。
この結果、当事業の売上高は14,750百万円(前期比25.3%減)、セグメント利益は3,271百万円(前期比21.8%減)となりました。


当事業の自社販売部門におきましては、2016年6月23日に発売した「牧場物語 3つの里の大切な友だち(ニンテンドー3DS)」が順調なセールスとなったほか、2016年11月10日に発売した「Fate/EXTELLA(フェイト/エクステラ)(PS Vita・PS4)」が、シリーズ前作実績を大幅に上回るヒットとなりました。さらに、2017年3月16日に発売の「閃乱カグラ PEACH BEACH SPLASH(PS4)」も好調なセールスを記録しております。
アミューズメント部門におきましては、新型マシンとして2016年6月23日より「ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー」を、2016年7月7日より「ポケモンガオーレ」を、それぞれ稼動開始いたしました。
この結果、当事業の売上高は9,067百万円(前期比20.2%増)、セグメント利益は2,042百万円(前期比102.9%増)となりました。


当事業の音楽映像制作部門におきましては、TVアニメ「魔法つかいプリキュア!」等のパッケージ商品化を行ったほか、2016年7月より当社主幹事TVアニメ「クオリディア・コード」を放送いたしました。また、2016年10月よりTVアニメ「刀剣乱舞-花丸-」を放送し、同タイトルのBlu-ray・DVDが大ヒットとなりました。加えて、国内外の映像配信を中心とした二次利用収入が好調に推移いたしました。
ステージ制作部門におきましては、「ミュージカル『テニスの王子様』」、「舞台『弱虫ペダル』」、「ミュージカル『薄桜鬼』」、「舞台『K』」「超歌劇『幕末Rock』」といったシリーズ作品の新作公演を行い、それぞれ好調に推移いたしました。また、新作タイトルが非常に好評で、「舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺」は5月公演に続き12月には再演を行い、『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』は6月公演に続き1月に続編公演を行い、それぞれのBlu-ray・DVD販売も非常に好調な推移となりました。
この結果、当事業の売上高は5,607百万円(前期比23.8%増)、セグメント利益は1,603百万円(前期比22.5%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,551百万円増加し、10,337百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、税金等調整前当期純利益5,792百万円、減価償却費1,586百万円等の要因により増加したものの、売上債権の増加1,013百万円、法人税等の支払額1,305百万円等により、6,701百万円(前期比12.0%増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は、有形固定資産の取得による支出1,573百万円、無形固定資産の取得による支出1,720百万円、定期預金の預入による支出2,040百万円等があったものの、定期預金の払戻による収入1,279百万円、投資有価証券の償還による収入569百万円等の要因により、3,609百万円(前期比25.6%増)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は、自己株式の取得による支出428百万円、配当金の支払額1,551百万円があったものの、自己株式の売却による収入428百万円等の要因により、1,451百万円(前期比53.0%減)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02467] S100AGDH)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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