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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1006GZY

有価証券報告書抜粋 株式会社メタップス 業績等の概要 (2015年8月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済・金融政策の効果による企業業績の堅調な推移を背景に、雇用環境や個人所得の一部に回復の兆しがみられるものの、一方で消費税率の引き上げに伴う駆け込み需要の反動や海外景気の下振れの懸念もあり、経済環境は依然として不透明な状況が続いております。
当社グループが属するインターネット領域におきましては、スマートフォン市場が継続的に拡大を続けており、2015年3月末のスマートフォン普及率は60.6%と過半数を超えるまでに拡大しています(注1)。また、インターネット広告市場は前年比12.1%増の1兆519億円と順調に拡大し、インターネット広告市場は、広告費全体の17.1%を占める(注2)までに成長しました。
当社グループは、このような環境を踏まえ、注力事業であるアプリ収益化プラットフォーム“metaps”の運営に経営資源を集中してまいりました。また、より成長力の高い企業を目指し、新規プロダクトの開発のほか、グローバルで引き続き優秀な人材の確保を進めるなど積極的な投資を行ってまいりました。
海外でも、インターネット広告市場は継続して拡大しており、2013年に12兆円だった市場が、2015年には16兆円に拡大すると見込まれています。また、モバイル広告市場も2013年に1.8兆円だった市場が、2015年には5兆円に達すると言われておりより一層の成長が見込まれております(注3)。
サービス開始から5年目を迎えたアプリ収益化プラットフォーム“metaps”につきましては、これまでの急成長を安定的な収益に繋げるため、継続して高い技術力を有するエンジニアの採用を進めつつ、より広告主のニーズに合ったサービスを提案できるコンサルティングチーム及びオペレーションチームの強化に取り組みました。マーケット分析力やプロモーション提案力に長けたコンサルタントを採用し、グローバルでのプロモーション案件を効率的に運用できるオペレーション体制の強化を図り、これにより、日本国内外問わず、多くのアプリ開発者によってシステム導入が進み、ネットワークの拡大とともに、安定的に広告案件を獲得することができました。
2014年4月よりサービス提供を開始したオンライン決済プラットフォーム「SPIKE」においては積極的な先行投資を実施し、サービス開発を進めております。EC事業者に対し、決済だけに留まらず、集客や接客など様々なマーケティング支援を行っています。
海外拠点につきましては、引き続き、シンガポール、香港、米国、韓国、台湾、中国(上海)、及び英国の8拠点を中心に事業展開をしております。また、グローバルで開催されるスマートフォン及びモバイルコンテンツ関連イベントに数多く出展し、マーケティング活動を活発に行ってまいりました。継続的に行ってきた投資の成果として、グローバルでの広告受注が堅調に伸び、国内市場に依存しない分散した収益基盤が整いました。
以上のように、アプリ収益化事業に経営資源を集中させ、新規プロダクト等への投資及び海外事業展開を強化した結果、当連結会計年度の売上高は4,126,252千円(前期売上高2,265,073千円、前連結会計年度比82.2%増)、営業損失は320,045千円(前期営業損失488,881千円)、経常損失は349,136千円(前期経常損失510,138千円)、当期純損失は390,984千円(前期当期純損失510,818千円)となりました。

出所(注1) 内閣府経済社会総合研究所「消費動向調査(2015年3月実施調査結果)」
(注2) 電通「2014年日本の広告費」
(注3) eMarketer, 2014

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、株式発行等により、前連結会計年度末に比べ7,533,432千円増加し、当連結会計年度末には7,783,420千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果支出した資金は1,863千円(前連結会計年度は729,163千円の支出)となりました。これは主に決
済プラットフォーム“SPIKE”をはじめとする新規サービス開発のための先行投資を積極的に実施したことに起因
する税金等調整前当期純損失の計上による支出357,756千円、仕入債務の増加251,520千円、預り金の増加222,003千円、売上債権の増加183,710千円等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は258,914千円(前連結会計年度は188,755千円の支出)となりました。これは主にシステム開発にかかる無形固定資産の取得による支出189,660千円等によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は7,767,043千円(前連結会計年度は40,158千円の支出)となりました。これは主に株式の発行による収入7,764,831千円等によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31732] S1006GZY)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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