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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D2G2

有価証券報告書抜粋 株式会社メタリアル 業績等の概要 (2018年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度につきましては、当社の機械翻訳の開発において飛躍的なブレークスルーが発生し、産業翻訳の主要5分野(医学、化学、法務、金融、IT分野)の英日翻訳で精度95%(※)に到達いたしました。2017年11月末にリリースした『T-4OO(ver.2)』では上記5分野にて高精度の機械翻訳を適用し、さらに産業翻訳の他の主要分野にも高精度を適用することを経営上の最優先テーマとしてフォーカスすべく、開発先行投資の大幅増額を行うという経営方針の転換を実施してまいりました。
一方で、機械翻訳の精度が急激に向上したことにより、高度な専門性や品質を要求しないクラウド翻訳市場が、想定していたよりも早く縮小傾向にあることから、当市場顧客をメインとしていたグループ子会社であるエニドアについては、当初のビジネスモデルで継続して収益をあげていくことは困難であると判断し、新たなビジネスモデルへの転換を行うとともに、計上しておりましたのれんについて全額減損処理を実施いたしました。
この結果、当連結会計年度における当社グループの売上高は2,006,984千円(前連結会計年度比5.2%増)、営業損失は12,750千円(前年同期は営業利益226,065千円)、経常損失は14,297千円(前年同期は経常利益234,437千円)、親会社株主に帰属する当期純損失は1,214,926千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益169,744千円)となりました。
※翻訳精度数値は、人目評価による当社比の指標です。精度95%とは、当社が上場時に「ほぼ人間に匹敵する」精度として2025年までに到達目標として設定していた水準で、「プロの専門翻訳者以下、非専門翻訳者以上」として認識しております。

セグメント別の業績は、次のとおりであります。

①MT事業
MT事業におきましては、2017年11月末にリリースした『T-400(ver.2)』の新規受注が大幅増加の好調な滑り出しとなっており、売上高は316,108千円(同15.5%増)となりました。一方で、開発先行投資により採用費・人件費・広告費・償却費等を増加させたことにより、営業損失304千円(前年同期は営業利益40,736千円)となりました。

②GLOZE事業
GLOZE事業におきましては、自社開発の翻訳支援ツール「究極Z」を活用し、引き続き短納期、低価格、高品質の翻訳サービスを提供し、売上高は411,633千円(前年同期5.5%減)、営業利益は12,808千円(前年同期73.5%減)となりました。

③クラウドソーシング事業
クラウドソーシング事業におきましては、売上の大幅な減少により収益力が悪化し、売上高は224,350千円、営業損失は92,594千円となりました。
当セグメントは2016年9月より加わった為、前期との比較は行っておりません。

④翻訳・通訳事業
翻訳・通訳事業におきましては、売上はほぼ前期並みとなりましたが、販管費が増加したことにより、売上高は909,655千円(前年同期2.0%減)、営業利益は110,724千円(前年同期35.2%減)となりました。

⑤企業研修事業
企業研修事業におきましては、新規顧客の開拓や顧客フォロー体制の強化など営業体制の強化に努めたことにより、売上高は246,256千円(同15.2%増)、営業利益は42,874千円(同43.4%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度において、営業活動によるキャッシュ・フローは81,955千円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは550,837千円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは426,244千円の収入となったため、当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末に比べ42,112千円減少して、955,840千円となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の収入は81,955千円となりました。これは主に、資金の増加要因として減損損失の計上1,138,789千円、減価償却費の計上100,119千円、のれん償却額の計上70,069千円、資金の減少要因として税金等調整前当期純損失の計上1,153,087千円、売上債権の増加額17,446千円、法人税等の支払額66,843千円などによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の支出は550,837千円となりました。これは主に、資金の減少要因として連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出185,333千円、有形固定資産の取得による支出額128,586千円、無形固定資産の取得による支出額238,781千円などによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の収入額は426,244千円となりました。これは主に、長期借入れによる収入600,000千円、長期借入金の返済による支出141,858千円、配当金の支払額44,764千円などによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31901] S100D2G2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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