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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10081GT

有価証券報告書抜粋 株式会社メタルアート 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績


当連結会計年度における我が国経済は、上期にて政府並びに日銀による経済施策により、円安・株価上昇など景気回復の兆しが見られたものの、下期に入り円高・株価下落に振れるなど不安定な状況でありました。この状況下依然消費税増税後の個人消費の本格回復は鈍い状態で推移し、また、世界経済において北米市場では若干鈍化の兆しも見られましたが、総じて順調に推移しました。一方、新興国の経済低迷の長期化は非常に深刻な状況となりました。
このような環境のもと、自動車部門では、主力の軽自動車は自動車税増税による駆け込み需要の反動を含め市場縮小したことにより、国内販売は大きく減少致しました。一方、海外ではインドネシアの経済成長の鈍化が鮮明となるなか、PT.METALART ASTRA INDONESIA(インドネシア子会社)が本格稼働することにより、国内販売の大幅落ち込みをカバーしました。建設機械部門においては、新興国市場の経済低迷や資源価格下落による鉱山機械需要の更なる落込みにより、特に中国・東南アジア市場において大幅に販売は減少致しました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、234億6千9百万円(前年同期比8.9%減)となりました。部門別売上高では、自動車部品は180億2千万円(前年同期比3.2%減)、建設機械部品は43億1千8百万円(前年同期比28.5%減)、農業機械部品は6億3千万円(前年同期比7.8%増)、その他部品は4億9千9百万円(前年同期比1.6%減)となりました。
一方、損益面におきましては、売上の減少、PT.METALART ASTRA INDONESIA(インドネシア子会社)の立上げに伴う生産ロスが予想を上回り、グループを挙げて原価低減に努めたものの、営業利益は2億5千1百万円(前年同期比80.1%減)となりました。また、インドネシア通貨が円・ドルに対して大きく下落したことによりPT.METALART ASTRA INDONESIAへの当社からの円建貸付金にかかる為替差損の発生により、経常損失は1億7百万円(前年同期は経常利益16億2千9百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は1億8千1百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益9億8千2百万円)となりました。

(2) キャッシュ・フロー

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ12億2千9百万円減少し、16億8千1百万円となりました。

当期における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の減少は5億1千8百万円(前年同期は15億4千7百万円の増加)となりました。この主な増加要因は減価償却費13億2千1百万円、売上債権の減少8億4千2百万円、為替差損益3億7千7百万円、また、減少要因としては仕入債務の減少17億7千1百万円、税金等調整前当期純損失9百万円等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の増加は7億6千7百万円(前年同期は25億4百万円の減少)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出9億9千7百万円によるものであります。



(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は7千3百万円(前年同期は2億2千4百万円の減少)となりました。この主な要因は、短期借入金の借入による収入3億円、配当金の支払1億4千1百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02185] S10081GT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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