有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100W68P (EDINETへの外部リンク)
株式会社メニコン 事業の内容 (2025年3月期)
当社グループは、当社及び連結子会社38社(他に非連結子会社3社)、持分法適用会社1社(他に持分法を適用しない非連結子会社3社)で構成されており、ビジョンケア事業とその他を主な事業として取り組んでおります。
事業内容及び当社グループの当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。
セグメント | 主な事業の内容 | 主な会社名 |
ビジョンケア事業 | コンタクトレンズ(定額制会員システム「メルスプラン」によるものを含む)及びケア用品等の製造、販売 | 当社 ㈱ダブリュ・アイ・システム ㈱メニコンネクト ㈱アルファコーポレーション ㈱エーアイピー ㈱ハマノコンタクト 板橋貿易㈱ Menicon SAS Menicon GmbH Menicon B.V. Menicon Singapore Pte. Ltd. Menicon America, Inc. Menicon Limited SOLEKO S.p.A. Les Laboratoires Dencott SAS Menicon SC GmbH 大連板橋医療器械有限公司 Menicon Malaysia Sdn. Bhd. Oculus Visioncare (S) Pte. Ltd. Oculus (M) Sdn. Bhd. PT Oculus Indonesia |
その他 | 1.動物用医療製品等の開発、販売 2.稲わらの分解促進材、循環型農畜資材、家畜排泄物の堆肥化促進材等の開発、販売 3.生殖補助医療及び先端医療分野の製品開発、販売 4. 人材派遣 5.農水産物の販売及び輸出入 | 当社 ㈱メニワン ㈱メニコンビジネスアシスト 板橋貿易㈱ 大連板橋医療器械有限公司 |
イ)ビジョンケア事業
ビジョンケア事業においては、コンタクトレンズとケア用品に関する事業を実施しております。当社創業者である田中恭一が1951年に日本初の角膜コンタクトレンズを開発して以来、当社は常に新素材・新デザインの開発、製造技術の向上、生産・品質管理体制の整備を進め、業界をリードしてきました。現在、従来型のハードコンタクトレンズ、ソフトコンタクトレンズに加え、成長カテゴリーであるディスポーザブルコンタクトレンズとして1日使い捨て、2週間交換、1ヵ月交換タイプを製造・販売しております。加えて、コンタクトレンズを洗浄、消毒、保存する液剤であるケア用品の製造・販売にも取り組んでおり、ハードタイプ用とソフトタイプ用のケア用品をラインアップしております。
国内に3か所ある研究所においては、新素材・新デザインの開発や生産技術の開発・向上に取り組んでおります。また、国内・海外にコンタクトレンズ及びケア用品の生産工場を複数有しており、特に需要が強い1日使い捨てコンタクトレンズは需要拡大に対応するべく、既存工場におけるラインの増設や新工場マレーシアでの生産準備を進めており、供給能力の強化を進めています。
販売面においては、国内ではコンタクトレンズ販売店などへの卸販売の他、当社直営店及びグループ販売店を通した小売事業を実施しております。また、当社独自の販売システムとして2001年7月に業界初の定額制会員システム「メルスプラン」を導入し、132万人の会員を有しております(2025年3月末現在)。メルスプラン(Menicon Eye Life Support Plan)とは、入会金と定額の月会費を支払うことで、紛失・破損・度数変更時の保証などを受けられ、常に安全かつ自身の目に最適なコンタクトレンズの装用を続けることが可能になるサービスです。メニコン直営店を含む、全国1,667のメルスプランに加盟しているコンタクトレンズ店など(以下、加盟施設という。)でサービスを実施しております(2025年3月末現在)。加盟施設にとっては顧客の固定化、価格競争にとらわれない付加価値の提供が可能になるというメリットがあります。海外では、地域ごとで異なる戦略を進めております。中国を含むアジアでは、オルソケラトロジーレンズ及びケア用品の販売が中心となっていますが、ディスポーザブルコンタクトレンズの販売にも取り組んでおります。欧州及び北米では、従来型のコンタクトレンズやケア用品の販売の他、大手量販チェーンに対してプライベートブランド品としてディスポーザブルコンタクトレンズの販売をしております。
ロ)その他
当社グループはビジョンケア事業に次ぐ第二の柱となる事業の創出に向け、当社グループ独自の学術的な研究開発アプローチを活かしたヘルスケア・ライフケア分野のビジネスを展開しております。
ヘルスケア領域では、生殖補助医療や妊活をサポートするサプリメント「プレグナ」シリーズ等フェムテック関連商材等の製品開発・販売等を行っております。
ライフケア領域では、環境関連事業に注力しており、コンタクトレンズやケア用品の開発で培った技術を基に開発した堆肥化促進材「ResQ」及び稲わら分解促進材「アグリ革命」の販売に加え、新たに参入したグリーンインフラビジネスにおいては改良日本芝「ナルオターフ」の生産・販売等を行っております。
動物医療ビジネスでは、コンタクトレンズ開発で培った技術を動物の眼科医療に応用しております。1997年に日本で初めての動物用眼内レンズを発売した後も、獣医師と共同での治療用器具やサプリメントの開発、動物眼科医療の環境作りのためのセミナーの開催、犬・猫用サプリメントの販売など、動物眼科医療の発展のために様々な活動を行っております。
食品事業は2021年1月に完全子会社化した板橋貿易株式会社が行っている事業で、主に鮮魚や日本米といった農水産物を日本や海外で仕入れ、輸出及び輸入しております。
当社グループの事業系統図は次のとおりであります。
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