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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004FLZ

有価証券報告書抜粋 株式会社モバイルファクトリー 業績等の概要 (2014年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当事業年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融緩和政策等により円高の解消や株価の上昇が進み業績の回復も見られ、全体としての景気は緩やかな回復に向かって推移しました。
当社の主力事業に関連する携帯電話市場は、2013年度(2013年4月~2014年3月)のスマートフォン出荷台数が2,960万台(前年度比約0.4%減)と前年度とほぼ横ばいになりました。しかし、スマートフォンの出荷台数の割合は全体の75.1%(前年度比4.0ポイント増)となり、スマートフォンへの移行が依然として進んでいることを示しています(株式会社MM総研調べ)。
2013年暦年(2013年1月~2013年12月)におけるフィーチャーフォン向けのモバイルコンテンツ市場は前年比51%の2,447億円と減少する一方で、スマートフォン等向けのモバイルコンテンツ市場は前年比224%の8,336億円となっており、スマートフォン市場の拡大が急速に進みモバイルコンテツ市場全体も1兆円を超える市場規模となりました(一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム調べ)。
当社のソーシャルアプリサービスが主としているスマートフォン等向けゲーム・ソーシャルゲーム等市場は5,597億円(前年比215%)とゲーム関連市場の拡大傾向が続いております。また、コンテンツサービスが、主としているフィーチャーフォンの着メロ市場については2013年暦年(2013年1月~2013年12月)に前年比68%の135億円となり陰りが見えておりますが、音楽コンテンツ市場は前年比201%の398億円とスマートフォン向けの音楽コンテンツ市場が増加しております。(一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム調べ)。

このような状況のもと、当社はモバイルサービス事業の拡大に向けてソーシャルアプリサービス及びコンテンツサービスにおいて、新規アプリのリリース及び既存アプリの収益力強化に注力いたしました。
ソーシャルアプリサービスでは、5月より株式会社フジテレビジョンとスマートフォンゲームの提供における業務提携を開始しております。位置情報連動型ゲームにつきましては、ユーザー数の拡大、収益性向上に向け注力いたしました。当事業年度に新規アプリとしまして、個性豊かな「でんこ」たちと共に駅を収集する楽しさを追求した「ステーションメモリーズ!」を6月にリリースいたしました。また、「駅奪取PLUS」においては、リリースから3周年を迎え、新たなイベントを行った他、今までのイメージを大きく変える新たな機能「裏世界」を追加する等様々な施策を導入いたしました。新機能を追加した「駅奪取PLUS」及び、新規アプリの「ステーションメモリーズ!」と2タイトルとなりました位置情報連動型ゲームですが、アプリの数が増え新たなユーザーに遊んで頂き、過去最高の売上を更新いたしました。
スマートノベルの分野におきましては、新規アプリとしまして、5本リリースいたしました。8月にリリースした「俺の彼女が2人とも可愛すぎる!」につきましては、「GREE」恋愛カテゴリ及び「Mobage」男性カテゴリにて1位を獲得し、男性ユーザーを中心に多くの方に楽しんでいただいております。コンテンツサービスでは、フィーチャーフォン向けの着メロ会員数について減少が進むなど、厳しい状況が続いておりますが、くまモンをデザインに取り入れた「KUMATTO」や雨通知アプリ「ametto」等リリースを行い、スマートフォン向けの会員獲得へ注力致しました。コンテンツサービスにつきましては、昨年を超える売上を達成いたしました。

上記の結果、売上高は前年同期比0.9%減の1,540,225千円(うちソーシャルアプリサービスの売上高は653,636千円(うち、位置情報連動型ゲームの売上高は300,240千円、スマートノベルの売上高は332,230千円及びその他の売上高は21,165千円)、コンテンツサービスの売上高は886,589千円)となり、営業利益は前年同期比52.0%増の211,522千円、経常利益は前年同期比52.5%増の212,581千円、当期純利益は前年同期比73.9%増の118,326千円となりました。
なお、当社は、モバイルサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。


(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、サービス開発を推進したことにより資金を使用しました。一方で、税引前当期純利益などが前事業年度に比べ増加いたしました。その結果、前事業年度末に比べ56,253千円増加し、624,806千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とその要因は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度において営業活動の結果得られた資金は181,200千円(前事業年度比36,763千円減)となりました。主な収入要因は、税引前当期純利益の計上212,057千円及び減価償却費の計上126,995千円であり、主な支出要因は売上債権の増加56,372千円、仕入債務の減少8,222千円及び法人税等の支払額110,524千円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度において投資活動の結果使用した資金は124,946千円(前事業年度比55,892千円減)となりました。主な支出要因は、当社サービスの開発に当たり発生したソフトウエア仮勘定及びコンテンツ仮勘定の増加による無形固定資産の取得による支出127,717千円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度において株式の発行等は行っていないため、財務活動によるキャッシュ・フローは発生しておりません。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31331] S1004FLZ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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