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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009XUL

有価証券報告書抜粋 株式会社モバイルファクトリー 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年12月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社が判断したものであります。

(1) 重要な会計方針及び見積り

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたり、当社グループが採用している重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。なお、連結財務諸表には、将来に対する見積り等が含まれており、これらは過去実績等の連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づく当社グループの判断によるものでありますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。


(2) 財政状態の分析

前連結会計年度
(2015年12月31日)
当連結会計年度
(2016年12月31日)
増減額前年同期比
流動資産(千円)1,613,1032,038,842425,739126.4%
固定資産(千円)182,825189,8987,072103.9%
資産合計(千円)1,795,9292,228,740432,811124.1%
流動負債(千円)317,198382,03264,833120.4%
固定負債(千円)11,32611,40174100.7%
負債合計(千円)328,525393,43464,908119.8%
純資産合計(千円)1,467,4031,835,306367,903125.1%


当連結会計年度末の総資産は2,228,740千円となり、前連結会計年度末と比較して432,811千円増加いたしました。主な要因としましては、位置情報連動型ゲームの売上好調に伴う売掛金の回収高の増加による現金及び預金の増加(前連結会計年度末比316,474千円増)、位置情報連動型ゲーム売上好調による売掛金の増加(前連結会計年度末比93,672千円増)等が挙げられます。

(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の合計は2,038,842千円(前連結会計年度末比425,739千円増)となりました。主な要因としましては、位置情報連動型ゲームの売上好調に伴う売掛金の回収高の増加による現金及び預金の増加(前連結会計年度末比316,474千円増)、位置情報連動型ゲーム売上好調による売掛金の増加(前連結会計年度末比93,672千円増)によるものであります。

(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の合計は189,898千円(前連結会計年度末比7,072千円増)となりました。主な要因としましては、減価償却費の認容等に伴う繰延税金資産の減少15,857千円等がありましたが、新規アプリの開発等に伴うコンテンツ仮勘定の増加21,925千円等により増加しております。

(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の合計は382,032千円(前連結会計年度末比64,833千円増)となりました。主な要因としましては、業績好調による未払法人税等の増加35,214千円及び賞与引当金の増加33,910千円によるものであります。

(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の合計は11,401千円(前連結会計年度末比74千円増)となりました。これは、資産除去債務の時の経過に伴う増加によるものであります。

(純資産)
当連結会計年度末における純資産の合計は1,835,306千円(前連結会計年度末比367,903千円増)となりました。主な増減内容としましては、ストックオプションの行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ1,950千円増加いたしました。利益剰余金につきましては364,391千円増加いたしました。これは、剰余金の配当により47,133千円減少いたしましたが、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により411,524千円増加しております。


(3) 経営成績の分析

前連結会計年度
(自 2015年1月1日
至 2015年12月31日)
当連結会計年度
(自 2016年1月1日
至 2016年12月31日)
増減率
売上高(千円)1,751,5442,072,09618.3%
営業利益(千円)314,048611,04194.6%
経常利益(千円)305,880611,816100.0%
親会社に帰属する
当期純利益(千円)
185,233411,524122.2%
1株当たり当期純利益(円)40.0387.29118.1%

(注) 当社は2016年10月1日付で普通株式1株につき2株の割合をもって株式分割を行っており、1株当たり当期純利益は、当該株式分割が前連結会計年度の期首に行われたと仮定して算定しております。

(売上高)
当連結会計年度における売上高は2,072,096千円(前連結会計年度比18.3%増)となりました。
コンテンツサービスは、フィーチャーフォンのサービスの減少により、トータルで前年比減少しております。
ソーシャルアプリサービスのうち、スマートノベルは、位置情報連動型ゲームへの集中によりリソースの大幅縮小を行い減少しております。
一方、位置情報連動型ゲームの「ステーションメモリーズ!」が前連結会計年度以上に好調に推移したことにより大幅に増加しております。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度と比較して増加となっております。

(売上原価)
当連結会計年度における売上原価は727,617千円(前連結会計年度比8.6%減)となりました。
これは、主にソーシャルアプリサービスにおいて、労務費は増加いたしましたが、外注費、システム利用料及び減価償却費の減少により減少しております。

(販売費及び一般管理費)
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は733,437千円(前連結会計年度比14.4%増)となりました。
これは、位置情報連動型ゲームを中心とした広告宣伝費の増加、管理維持コストの増加等によるものであります。

(営業外損益)
当連結会計年度における営業外収益は778千円(前連結会計年度比277.6%増)となりました。主な内訳はPCの下取りよる収入735千円、受取利息23千円であります。
当連結会計年度における営業外費用は2千円(前連結会計年度は8,374千円)となりました。内容は自己株式の買取請求に伴う取得費用2千円になります。

(特別損益)
前連結会計年度及び当連結会計年度において特別利益はございません。当連結会計年度において特別損失はございません。前連結会計年度の特別損失は、サーバー等の固定資産除却損の計上により38千円であります。

以上の結果を受け、当連結会計年度の営業利益は611,041千円(前連結会計年度比94.6%増)、経常利益は611,816千円(前連結会計年度比100.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は411,524千円(前連結会計年度比122.2%増)となりました。


(4) キャッシュ・フローの状況の分析

前連結会計年度
(自 2015年1月1日
至 2015年12月31日)
当連結会計年度
(自 2016年1月1日
至 2016年12月31日)
増減額
営業活動による
キャッシュ・フロー(千円)
216,682437,465220,782
投資活動による
キャッシュ・フロー(千円)
△93,668△77,55016,118
財務活動による
キャッシュ・フロー(千円)
368,216△43,440△411,656


当連結会計年度における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べて316,474千円増加し、1,432,511千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とその要因は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、437,465千円となりました。主な収入要因は、税金等調整前当期純利益611,816千円、減価償却費の計上45,785千円であり、主な支出要因は、売上債権の増加93,672千円、未払金の減少12,330千円及び法人税等の支払額163,542千円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは△77,550千円となりました。主な支出要因は、当社サービスの開発に当たり発生したソフトウエア仮勘定及びコンテンツ仮勘定等の増加による無形固定資産の取得による支出60,518千円、有形固定資産の取得による支出12,212千円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは△43,440千円であります。主な収入要因は、ストックオプションの行使に伴う新株の発行3,900千円であり、主な支出要因としましては、配当金の支払46,949千円であります。


(5) 経営成績に重要な影響を与える要因について

当社は、モバイル関連市場の変化や他社との競争力、コンプライアンスと内部管理体制、関連する法的規制、自然災害等様々なリスク要因が当社の経営成績に影響を与える可能性があると認識しております。
そのため、当社においてはサービスの拡張、優秀な人材の採用等を行うとともに、リスクマネジメントを行い、リスク要因を分散し、リスクの発生を抑えて適切に対応してまいります。

(6) 経営者の問題認識と今後の方針について

当社グループの経営陣は「わたしたちが創造するモノを通じて、世界の人々をハッピーにすること」をミッションに掲げ、グループ全体として各種の経営施策に取り組んでおります。そのためには、開発力、品質管理力の強化、ユーザー数の拡大、継続率の維持拡大、サービスの安定稼動及び位置情報連動型ゲームの拡大といった事業面と内部管理体制の強化といった組織面の双方の強化を図り、事業展開を行ってまいります。

(7) 経営戦略の現状と見通し

当社グループが事業展開しているモバイル分野は、技術革新等もあり、より高機能、高品質及び高演出なサービスをユーザーが受けられる状況になっております。
そのような中、当社グループは、「わたしたちが創造するモノを通じて世界の人々をハッピーにすること。それがモバイルファクトリーの存在意義である」の使命(Mission)のもと、ユーザーにモバイルサービスを提供してまいりました。当社グループは、短期目標として国産の位置情報連動型ゲームで日本一を目標に掲げております。当該目標達成のため位置情報連動型ゲームに注力し、特に「ステーションメモリーズ!」のユーザー数を増加させることを重視いたします。そのため今後の見通しとしては、引き続きプロモーションの多角化を行い、リアルのとの連動や他社IPとのタイアップ等による新規ユーザーの獲得にも努めます。また、ユーザーに新しい体験を提供できるようなイベント等についても実施していければと考えております。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31331] S1009XUL)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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