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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007MAS

有価証券報告書抜粋 株式会社ヨシムラ・フード・ホールディングス 業績等の概要 (2016年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国の経済は、好調な企業収益を背景に、設備投資の増加や所得・雇用環境も着実に改善しており、底堅い景気動向となっております。一方、世界経済においては、中国における景気減速やテロ・紛争等地政学的リスクの高まりが懸念されており、今後の動向につきましては、不透明感が高まっております。
当社グループの属する食品業界は、円安による原材料価格の高止まりや少子高齢化による国内市場の縮小など、収益の確保に向けた企業間競争は、熾烈を極める状況となっております。
このような状況のもとで当社グループは、傘下企業において積極的な設備投資と新たな関連分野への参入を推進しており、グループのリソースと当社の各支援・経営管理機能を融合することで収益の最大化を図る取り組みをおこなうなど、さらなる成長を試みるとともに、経営効率の高い組織づくりに注力し、企業価値の向上に努めてまいりました。
その結果、当連結会計年度の業績につきましては、売上高は12,833,939千円(前年同期比12.8%増)、営業利益328,036千円(同48.9%増)、経常利益328,013千円(同38.3%増)、当期純利益461,369千円(同99.2%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 製造事業
製造事業につきましては、積極的な設備投資および中小企業支援プラットフォームを活用した販路の拡大等の取組をおこなってまいりました。
前連結会計年度末より新たにグループ企業となった㈱雄北水産が、収益面で寄与したことや、楽陽食品㈱において主力商品の拡販や新分野での取り組みが奏功し、売上高は8,748,805千円(前年同期比15.1%増)となりました。
利益につきましては、円安による原材料価格高騰等の影響が懸念されたものの、適正な販売価格への見直し等おこなったことおよび上記売上の増加や設備投資等による生産性向上により原価率の低減を図った結果、利益は486,549千円(同32.4%増)となりました。セグメント内の各社の売上高の状況は、以下のとおりであります。

(楽陽食品株式会社)
楽陽食品㈱は、前年よりチルド餃子事業に本格参入しており、当期におきましても秩父工場に餃子専用の製造ラインを設置し販売の強化をおこなった結果、関東地区においてチルド餃子の売上が大きく伸びました。また、新商品を含め主力のチルドシュウマイの拡販にも注力した結果、売上高は4,000,302千円(前年同期比15.6%増)となり、前年を大きく上回る結果となりました。

(白石興産株式会社)
白石興産㈱は、引き続き主力の乾麺事業が不振ではありましたが、関東エリアにおいて新規受注に注力し売上の増加を図ったことや、仕入商品の販売が好調に推移したことから、売上高は905,722千円(前年同期比0.1%増)となりました。

(株式会社オーブン)
㈱オーブンは、主力のかきフライおよび年末商材に注力し売上の拡大を図るとともに、販売価格の見直し等をおこない利益率の改善にも努めてまいりました。また、NB商品、PB商品とも既存得意先の深耕および新規得意先の開拓により大きく拡大し、売上高は2,535,527千円(前年同期比6.6%増)となりました。

(株式会社ダイショウ)
㈱ダイショウは、主力のピーナッツバターを当社グループの販路の活用による拡販を継続したことにより、売上高は589,529千円(前年同期比13.2%増)となりました。

(株式会社桜顔酒造)
㈱桜顔酒造は、大吟醸、純米酒等、特定名称酒の販売に注力するとともに新商品の拡販をおこなってまいりました。しかしながら、パック酒などの経済酒の落ち込みが大きく、売上高は357,951千円(前年同期比3.0%減)となりました。

(株式会社雄北水産)
㈱雄北水産は、2015年2月に当社の子会社となっております。当連結会計年度におきましては、統合初年度につき統合にともなう生産体制の整備、販路の強化などをおこなった結果、売上高は485,029千円となりました。

② 販売事業
販売事業につきましては、グループの情報網を活用し、既存取引先への販売強化および企画提案力の向上に努め新規開拓の取組みに注力してまいりました。
その結果、㈱ジョイ・ダイニング・プロダクツにおいて、生協をはじめとする主要得意先への販売が好調に推移しました。㈱ヨシムラ・フードにおきましても、主要産業給食業者への販売が順調に推移し、売上高につきましては、4,085,133千円(前年同期比8.1%増)、利益につきましては170,053千円(同14.8%増)となりました。セグメント内の各社の売上高の状況は、以下のとおりであります。

(株式会社ヨシムラ・フード)
㈱ヨシムラ・フードは、主力である産業給食向けの販売において、依然同業他社との価格競争が厳しい状況にありますが、主要取引先に対し、的確なニーズの把握とメニューの提案等により販売を大きく伸ばすことができました。その結果、売上高は4,384,848千円(前年同期比8.4%増)となりました。

(株式会社ジョイ・ダイニング・プロダクツ)
㈱ジョイ・ダイニング・プロダクツは、商品企画に注力し、得意先へのメニュー採用の強化に取り組んでまいりました。その結果、生協、宅配業者向けの販売が大きく伸び、売上高は870,718千円(前年同期比10.8%増)となり前年を大きく上回る結果となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金および現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ40,330千円減少し、1,070,416千円となりました。
当連結会計年度のおける各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、68,677千円(前連結会計年度は473,978千円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益726,365千円、減価償却費152,938千円、売上債権の減少111,541千円等の増加要因に対し、収用補償金の受取515,068千円、たな卸資産の増加349,358千円、仕入債務の減少274,021千円等の減少要因があったことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、265,171千円(前連結会計年度は247,585千円の使用)となりました。
これは主に、収用補償金の受取による収入533,096千円等の増加要因に対し、有形固定資産の取得による支出242,360千円等があったことによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、236,823千円(前連結会計年度は321,778千円の使用)となりました。
これは主に、長期借入れによる収入350,000千円、株式の発行による収入199,975千円等の増加要因に対し、長期借入金の返済による支出673,126千円および社債の償還による支出90,000千円等があったことによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E32138] S1007MAS)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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