株式会社ライオン事務器 研究開発活動 (2018年9月期)

当社グループでは、「働き方改革」をテーマとして「生産効率向上」、「コミュニケーション」を促進する商品の開発に取り組んでおります。
文教市場では教育方法の変化が急速に進み、オフィスではワークスタイルの変化が求められています。今後も変化をもたらし、変化に対応する商品の企画・開発に取り組んでまいります。
当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は18百万円であります。

[事務用品]
事務用品におきましては、企業の経費削減、またはデジタル機器の普及による紙離れといった需要減少のなか、薄型で軽量なアンケートボードやU字型のマグネットバー、若手女性社員による新商品企画プロジェクト「夢工房」による「カスタマイズボックス」等、特長ある商品を発売いたしました。
また、既存商品のファイルでは、グリーン購入法適合の「MINANO」シリーズを立ち上げ、ステープラでは「楽ホッチ」シリーズをリニューアルし、商品の企画・開発に取り組んでおります。
[オフィス家具]
オフィス家具におきましては、「働き方改革」を事業機会と捉え、健康志向とワークスタイルの変化の機運が高まる中、身体へのフィット感を向上した「レイオス」をはじめとしたオフィスチェアー3シリーズに加え、新たなワークスタイルに向けた「リフレッシュファニチャー」を新発売いたしました。また、文教市場においても、活発な学びを促す「レスタ」シリーズを新発売し、提案力の向上に寄与し、需要を喚起いたしました。
[IT機器]
IT機器におきましては、文教市場向けに販売を展開していますタブレット充電収納保管庫の売上が好調を持続し、新たに機能を拡張しバッテリーの寿命を延ばすエコモード搭載モデルをリリース予定です。また、「働き方改革」をコンセプトとした事務処理の合理化を推進する事務機械、会議やミーティングをスマートに進めるIT系ツールの提案を進めております。