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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10023SN

有価証券報告書抜粋 株式会社ラック 対処すべき課題 (2014年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

グローバル化がますます進展し、世界中でサイバー攻撃による事件・事故が頻発するなか、日本国内においても、より複雑かつ巧妙な攻撃事例が確認されるようになり、これらの脅威に対する安全性確保が社会にとっても重要な課題であることが再認識されています。
特に、金銭取得を目的としたサイバー攻撃・犯罪は、企業のみならず一般の利用者へ与える直接的な影響も大きく、金融業界を中心として、その対応が喫緊の課題となっております。
このような状況下において、お客様のITに対するニーズは、従来のサービス機能の多様化・高度化に加えて、その安全性を確保するITセキュリティインフラの構築やその強化へと、さらに高度なものへ変化してきております。
また、スマートフォンやタブレット端末が個人ユーザーから企業での活用へと広がりをみせ、さらにはクラウド環境やビッグデータの利用も一般的なものとなるなか、これらの環境への対応や、さらなる活用に向けた取り組みへのニーズも拡大しております。
このように、今後も周辺環境や構造そのものの変化が進展し、ますます競争が激化する情報サービス業界において、当社グループは2012年4月1日に完全子会社3社を吸収合併し、強みである情報セキュリティ技術を軸に主力3事業を一つの会社として統合することで戦略の共有と経営判断の迅速化を図り、競争力と総合力を向上させ持続可能性の高い経営の実現を目指してまいりました。
また、2014年4月1日より事業セグメントを見直し、セキュリティソリューションサービス事業とシステムインテグレーションサービス事業の2事業に集約し、お客様のIT化に対するニーズを的確に捉えたソリューション提供に注力してまいります。
今後も引き続き以下の課題に取り組み、さらなる企業価値向上を目指してまいります。

① 「強い会社」に向けた体制強化
イ.統制の取れたガバナンスのもとでコンプライアンス意識の徹底を図る
ロ.社内情報の適時適切なる伝達と周知徹底を図る
ハ.幹部社員のリーダーシップの発揮とともに次代のリーダーとなる若手社員の育成を図る
ニ.人間的魅力を磨いた顧客応対による顧客満足度の向上を目指す
ホ.適正な要員配置により間接業務の効率化を図る
へ.事業運営の活性化に向け人材の適材適所への再配置を推進する

② 事業の強みを生かした安定収益源の確保
イ.SSS事業においては、高い収益率を追求すべく、豊富な経験と実績に裏付けられた診断サービスや緊急対応サービスにより、情報セキュリティ市場での差別化を図るとともに、ストックビジネスであるJSOCの運用監視サービスの拡大を目指す
ロ.SIS事業においては、パートナー戦略の強化とプロジェクトリーダーとなる若手社員の育成、トラブルプロジェクトの未然防止などの取り組みにより、収益向上を目指す
ハ.従前のディーラービジネスにおける、セキュリティ関連製品およびその保守サービスはSSS事業に、それ以外のシステムサービス関連製品およびその保守サービスはSIS事業に統合することで、製品のみの販売ではなくITソリューション型の提案を充実させるとともに、ベンダーおよびSIerとの協業強化による受注拡大を目指す

③ 次なる成長へ向けた投資と新ビジネスの創造
イ.ますます巧妙化するサイバー攻撃に対応するため、サイバー・グリッド・ジャパン構想をもとに、日本におけるサイバーセキュリティ対策をより強固にしていくとともに、常に最先端のセキュリティ技術や製品の研究、開発へと取り組み、アジアNo.1のセキュリティ事業者を目指す
ロ.KDDI株式会社との業務・資本提携の強化をベースとして、次なる成長分野となる国内外の新事業の立案および推進を加速する

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05720] S10023SN)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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