株式会社リゾート＆メディカル 業績等の概要 (2017年3月期)

1 【業績等の概要】
(1) 業績
当連結会計年度における我が国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が続き、緩やかな回復基調で推移してまいりました。一方で米国新政権による政策の影響や、中国をはじめとする新興国経済の下振れ懸念等から、海外景気の先行きは不透明な状況が続いております。このような環境の下、当社グループは保有資産の有効活用を図るため、保有する営業投資有価証券及びリゾート施設の売却を実行し資金化を進めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は303百万円(前年同期比87.5%減)、営業損失164百万円(前年同期は営業損失232百万円)、経常損失406百万円(前年同期は経常損失316百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失439百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失597百万円)となりました。
当連結会計年度における事業別の営業活動の状況は次のとおりであります。


(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ232百万円減少し、81百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、貸倒引当金の増加285百万円や営業投資有価証券の減少212百万円、固定資産売却損31百万円を計上したものの、税金等調整前当期純損失437百万円の計上や未払金の減少197百万円等により、89百万円の資金減少となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の売却による収入が76百万円、短期貸付金の回収による収入が129百万円あったものの、関係会社株式の取得による支出120百万円、短期貸付けによる支出126百万円等により、42百万円の資金減少となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出3百万円、自己株式の取得による支出97百万円により、100百万円の資金減少となりました。