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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001VH5

有価証券報告書抜粋 株式会社リックコーポレーション 業績等の概要 (2014年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度(2013年3月1日~2014年2月28日)における我が国経済は、政府の緊急経済対策による公共投資の増加や消費税率引き上げを控えた駆け込み需要等のプラス効果があり、企業の設備投資も緩やかな増加傾向となっていること等から、景気は緩やかな回復傾向となっております。一方で、実質ベースでの個人消費の勢いは鈍化してきていると想定され、消費税率引き上げ前の駆け込み需要が一時的に見込まれるものの、その後の反動減は不可避であり、本格的な景気回復には相応の時間を要するものと推測されます。
当小売業界におきましても、同業との競合に加えて業界の垣根を越えた異業種との競合も激化しており、円安や原材料高騰に伴う仕入原価上昇に対し、未だ販売価格への転嫁が十分にできておらず、利益率の改善は足踏み状態が続いております。また、消費税率引き上げ後の価格転嫁が困難な商品もあり、今後の利益率改善のマイナス要因となる可能性を有しております。
このような状況の下、当社では地域のお客様に感動を与える店舗を実現することがお客様から支持される原点であると考えており、販売価格だけではなく、新たなサービスの導入や新商品の情報提供、各種イベントの積極的な開催等によりサービスレベル向上に注力しております。また、従業員の接客レベル向上や専門知識の習得に対する教育を強化し、商品の使用方法や機能・特性を紹介できる商品陳列やディスプレーを増やす等、お客様に買い物を楽しんで頂くとともに豊かな生活スタイルを提案できる店舗づくりに努めております。
新規事業所の開設と致しましては、ペット事業において2013年3月に鳳事業所(堺市西区)の開設を行い、既存出店エリアにおけるドミナント化を着実に進めております。また、既存店舗の収益力の維持・強化を図るために、定期的に店舗設備や売場の改修を実施しております。なお、当社のブランド力の向上及び新たな価値の創出等の相乗効果を狙いとして、2014年2月14日付で有限会社アグリ元気岡山(農産物の生産・直売、観光農園事業等)の全株式を取得し、子会社化しております。
これらの結果、当連結会計年度の業績は、売上高は27,135百万円となり、営業利益は470百万円、経常利益は379百万円となり、不採算店舗の減損損失等による特別損失を計上した結果、当期純利益は159百万円となりました。
なお、当連結会計年度は連結財務諸表作成初年度であるため、前期との比較は行っておりません。また、連結対象株式のみなし取得日を当連結会計年度末としているため、損益に与える影響は軽微であります。

セグメント別の業績は以下のとおりであります。
① ホームセンター事業
ホームセンター事業におきましては、各事業所の店頭を利用した朝市や生花オークション等の集客イベントの開催、お買上金額に応じた抽選キャンペーンや期間限定の割引クーポンの配付等を積極的に実施することで店舗への来店動機を高めているほか、モバイルアプリによる新たな販売促進媒体の強化を進めており、集客力の向上を図っております。また、顧客満足度向上のため、従来の無料配達や買い替え商品の引取りサービス等の実施に加え、新たに開店時刻を早める(一部店舗除く)等、お客様の利便性を高めることで売上高の改善に努めて参りました。
販売費及び一般管理費につきましては、作業量に応じた適正な人員配置や作業計画の見直しを行う等の人件費の削減を進めるとともに、効果の高い販売促進手段への絞り込みによる販売促進費等の節減を継続しております。
これらの結果、当連結会計年度のセグメント売上高は17,423百万円となり、セグメント利益は610百万円となりました。
② ペット事業
ペット事業におきましては、お買上金額に応じたポイント3倍セール等の告知やお買い得商品の案内を掲載した新聞折込チラシの発行回数を増加させ、お客様の来店動機を高めるとともに、「わんわんフェスティバル(犬の運動会)」の開催や「子供お仕事体験」の実施等、ペットと一緒に体験することのできるイベントに積極的に取組むことで店舗価値及びリピート率の向上を図っているほか、ブランドイメージの向上と認知度のアップを目的に関西地区を中心としたテレビCMの放映や自社ホームページの店舗別ブログ等を利用した新規顧客の開拓を進めております。
また、売上高の底上げを図るために、商品特性や機能をアピールする重点販売商品を定め、お客様に商品の良さを理解して頂くことに努めて参りました。サービス部門強化への取組みとして、トリミング部門において炭酸泉スパメニューの新規導入や社内トリミングコンテストの開催による従業員の技術力向上に取組んでいるほか、有料のペット写真撮影会の開催やドッグトレーニングスクールを常設した店舗の拡大を進めております。
販売費及び一般管理費につきましては、従業員それぞれの守備範囲を広げることで、作業効率の向上や作業量に応じたより綿密な作業計画の作成が可能となり、サービスレベルを維持した状態での経費削減を進めております。
これらの結果、当連結会計年度のセグメント売上高は9,712百万円となり、セグメント利益は507百万円となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、686百万円となりました。
また、当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は739百万円となりました。この主な内訳は、税金等調整前当期純利益289百万円、減価償却費441百万円、仕入債務の増加額148百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は128百万円となりました。この主な内訳は、有形固定資産の取得による支出61百万円、投資有価証券の取得による支出20百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出90百万円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は475百万円となりました。この主な内訳は、長期借入れによる収入2,700百万円に対し、長期借入金の返済による支出3,057百万円、自己株式の取得による支出113百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E22130] S1001VH5)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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