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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007U9D

有価証券報告書抜粋 株式会社リニカル 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における我が国経済は、企業業績や雇用環境の改善が見られ、景気は緩やかな回復傾向にありました。一方で、円高による国内景気の先行き懸念や中国の景気減速及び原油安の影響が世界的に波及する懸念があり、先行きの不透明な状況は続いております。
また、医薬品業界におきましては、薬価基準の引き下げや後発品の普及促進などの薬剤費削減策の強化、主力製品の特許切れ問題及び世界的な新薬の承認審査の厳格化などにより、医薬品開発の競争はますます激化しております。
当社グループが属する医薬品開発業務受託(CRO;Contract Research Organization)業界及び医薬品販売支援(CSO;Contract Sales Organization)業界は、医薬品開発・販売のアウトソーシング化及び国際共同治験(注)の増加を背景として、市場規模は緩やかに拡大しております。
このような環境の下、当連結会計年度の業績は、売上高は7,666百万円(前年同期比57.4%増)、経常利益は1,985百万円(同136.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,330百万円(同204.5%増)と増収増益となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。
①CRO事業
当社グループのCRO事業につきましては、日本、アジア、米国、欧州におけるグローバル受託体制の構築を強力に推進したことにより、国内案件、海外案件及び国際共同治験のいずれも受注が好調を維持したため、日本の業績好調に加えて、海外子会社の大幅な赤字額の縮小及び黒字化を達成し、売上及び利益が大幅に増加しました。これにより、売上高は7,113百万円(前年同期比57.8%増)、営業利益は2,742百万円(前年同期比100.5%増)となりました。
②育薬事業
当社グループの育薬事業につきましては、新薬販売後の臨床研究を中心とした案件の受託により人員の稼働率が上昇した結果、売上及び利益に貢献することとなりました。この結果、売上高は553百万円(前年同期比51.7%増)、営業利益は208百万円(前年同期比87.6%増)となりました。

(注)「国際共同治験」とは、主要市場国における早期・同時上市を図るため、臨床試験を複数の国または地域において同時並行的に行うことをいいます。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より1,154百万円増加し、2,910百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は、1,817百万円(前連結会計年度は690百万円の獲得)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益1,985百万円の計上及び預り金の増加616百万円があったものの、売上債権の増加額517百万円及び法人税等の支払額395百万円があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果獲得した資金は、47百万円(前連結会計年度は1,364百万円の使用)となりました。これは、主に連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入137百万円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、694百万円(前連結会計年度は822百万円の獲得)となりました。これは、主に社債の償還による支出350百万円があったこと等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E21706] S1007U9D)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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