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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004R30

有価証券報告書抜粋 株式会社リヒトラブ 業績等の概要 (2015年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度の我が国経済は、いわゆるアベノミクスによる経済対策、日銀による金融対策等を背景として大企業を中心に企業収益の改善が進み、さらに期中に原油価格が大幅に下落し、景気全般は緩やかに回復いたしました。一方、地方経済や中小企業の景況感は厳しい状況で推移いたしました。個人消費も消費税増税後の需要の落ち込みからの回復が進まない状況で推移いたしました。
当業界におきましては、個人需要は高機能製品や高付加価値製品が需要を牽引し、総じて堅調に推移いたしましたが、法人需要につきましては、引き続き低調な状況が続きました。また、大幅な円安により、原材料価格等調達コストが急激に上昇いたしましたが、販売価格への転嫁は進まない状況で推移いたしました。
このような状況のもと、当社グループでは、事務用品等事業において「良い品はお徳です」をモットーに、積極的にパーソナルユースの購買層の幅を広げるべく、魅力ある新製品を投入し、売上の拡大に努めてまいりました。
新製品では、パーソナルユースを中心として総じて好調に推移し、売上増に大きく寄与いたしました。
主要シリーズでは、SMART FIT(スマートフィット)シリーズの新アイテムとして、2タイプポケットクリヤーブックやキャリングバッグ等ファイリング用品を拡充いたしました。また、SMART FITのコンセプトをそのままに、明るく鮮やかなカラーリングを施した新シリーズ、SMART FITブライトレーベルを発表いたしました。AQUA DROPs(アクアドロップス)シリーズでは、レターケース、コングレスケース、コングレスバッグ等を新たに投入し、1/3(ワンサード)インチピッチシリーズでは、ツイストノート(ツイストリング・ノート)等のサイズ展開・アイテムの拡充をいたしました。机収納シリーズでは、机上台等のアイテムを拡充し、バッグ イン バッグでは、シリーズ累計150万個達成記念限定生産品を投入いたしました。THE DESIGN MIND COMPANY(ザ デザイン マインド カンパニー)では、高級感のあるワンランク上のステーショナリーブランドとして展開しておりますが、新たにレザーイメージシリーズ、フラワーイメージシリーズを発表いたしました。
この結果、事務用品等事業の売上は、消費税増税後の需要落ち込み等の影響を受けましたが、新製品投入効果や海外売上の増加等により増収となりました。
また、不動産賃貸事業の売上は、テナント賃貸収入等の減少により、減収となりました。
以上により、当連結会計年度における売上高は、9,186百万円(前連結会計年度比2.2%増)となりました。
利益面につきましては、事務用品等事業におきまして、ベトナム生産子会社の生産増強、内製化の一層の推進等生産効率の改善を進め、経費の削減に努めましたが、為替相場の円安進行等により、製品・原材料等の調達コストが大幅に上昇したこと等により、36百万円の営業損失(前連結会計年度は営業利益225百万円)となりました。経常利益は、USドル建債権等による為替差益218百万円を計上したこと等により200百万円(前連結会計年度比47.4%減)となり、当期純利益は91百万円(前連結会計年度比56.2%減)となりました。

セグメントの業績につきましては、次のとおりであります。
部 門売上高(百万円)構成比(%)前連結会計年度比増減(%)
フ ァ イ ル3,05133.20.1
バインダー・クリヤーブック2,04922.33.6
収 納 整 理 用 品2,51527.47.8
そ の 他 事 務 用 品1,20513.1△4.4
事 務 用 品 等 事 業8,82196.02.4
不 動 産 賃 貸 事 業3654.0△2.2
合 計9,186100.02.2

[事務用品等]
事務用品等事業は、次の4部門に大別しております。

ルーパーファイル、AQUA DROPs・リングファイル、パンチレスファイル、リクエスト・D型リングファイル等は堅調に推移いたしました。また、法人需要低迷の影響により別製品受注が伸び悩みましたが、ファイル部門の売上高は3,051百万円(前連結会計年度比0.1%増)とほぼ横ばいとなりました。

リクエスト・クリヤーブック、AQUA DROPsシリーズのクリヤーブック、1/3(ワンサード)インチピッチシリーズのツイストノートが堅調に推移いたしました。その結果、バインダー・クリヤーブック部門の売上高は2,049百万円(前連結会計年度比3.6%増)となりました。

SMART FITシリーズのキャリングポーチ、キャリングバッグ、限定生産品を投入したバッグ イン バッグ、アイテム拡充を行った机収納シリーズの机上台や机下台のほか、AQUA DROPsシリーズのレターケース、コングレスケース、コングレスバッグ等のケース類、ポイントカードホルダー等が売上を伸ばしました。その結果、収納整理用品部門の売上高は2,515百万円(前連結会計年度比7.8%増)となりました。

家庭向けメディカル用品のMS+(エムエスプラス)が売上を維持いたしましたが、病院向けメディカル用品等をはじめとする既存製品が低調に推移し、その他事務用品部門の売上高は1,205百万円(前連結会計年度比4.4%減)となりました。
以上の結果、事務用品等事業の売上高は、8,821百万円(前連結会計年度比2.4%増)となり、営業損益は、急激な円安に伴う製品・原材料等の調達コストの大幅な上昇により120百万円の損失となりました。

[不動産賃貸]
不動産賃貸事業は、市況低下による影響が続く中、本社ビルの貸室稼働率が低下したこと等により、売上高は365百万円(前連結会計年度比2.2%減)となり、営業利益は84百万円となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ396百万円減少し、824百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動による資金の増加は、154百万円となりました。これは主として税金等調整前当期純利益、減価償却費等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動による資金の減少は、265百万円となりました。これは主として生産設備等の有形固定資産の取得等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動による資金の減少は、299百万円となりました。これは主として長期借入金の返済、配当金の支払等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00667] S1004R30)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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