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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001V5S

有価証券報告書抜粋 株式会社リンガーハット 研究開発活動 (2014年2月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 研究開発活動の体制
当社グループにおける研究開発活動は「商品科学研究チーム」、「生産技術研究チーム」、「モデル店舗開発チーム」、「新業態開発チーム」を設け、それぞれ専任担当者を置いて各チームごとに研究開発活動にあたっております。
また、店舗のメニュー開発は「リンガーハット商品開発チーム」と、「浜勝商品開発チーム」が担当しております。
「商品科学研究チーム」においてはリンガーハットの長崎ちゃんぽん業態、浜勝のとんかつ業態がそれぞれ専門店として他を圧倒する商品力を維持向上し続ける為に、またこの二つのブランドが海外進出も含めてノウハウ産業への発展を担うべく活動しております。
「生産技術研究チーム」においては店舗、工場の設備・機器・システムの研究開発と機器の内製化を推進することにより品質の向上とコストダウン及びノウハウの蓄積を担うべく活動しております。
「モデル店舗開発チーム」においては経営目標達成のために、お客さまのニーズにあった「競争力の高い」モデル店舗をつくりあげる企画開発を各業態、関連組織と連携して活動しております。
「新業態開発チーム」においては「ちゃんぽん」「とんかつ」に続く第3の柱となりうる業態の研究開発を行っております。
「商品開発チーム」においては商品戦略を業態別にロードサイド、フードコート、都心ビルインに分け年間商品開発カレンダーに落とし込み、商品コンセプト策定、消費者ニーズ等の調査、試作、役員試食、消費者試食、オペレーション検証と機器開発、自社工場製造ラインテスト、品質保証チームによる食品衛生チェックを経て、販売を決定する体制をとっております。
ちゃんぽん麺、皿うどん用フライ麺、ぎょうざ、チャーハンをはじめ多くの材料を自社工場で生産するシステムをとり「他社との絶対的な商品の差別化」を図っている当社グループでは、「商品開発チーム」は、素材調達を担当する「購買チーム」及び生産・加工を担当する「生産チーム」と連携して商品開発活動を行っております。
また、販売に際しては、店舗オペレーションマニュアルの作成と周知、店舗責任者への教育・訓練を「トレーニングチーム」と連携して行っております。

(2) 研究開発活動の方針
「すべてのお客さまに楽しい食事のひとときを心と技術でつくる」という企業ミッションを達成するために、研究開発におきましては「お客さまに喜んで頂ける研究開発活動を推進する」こと、商品開発におきましては「健康的で高品質な商品を手頃な価格で提供する」ことをその活動基本方針としております。国内にせまる少子高齢化対応、国内外の多様化する消費者ニーズ等、時代の変化、販売拠点の変化に対応、あるいは企業側からの積極的新提案ができるよう、業界動向、消費者調査、来店客調査から得られる情報を活動方針に反映させております。

(3) 当連結会計年度における研究開発活動
① 長崎ちゃんぽん事業
(イ)ちゃんぽん類の開発
メイン商品のすべてのベースとなっている長崎ちゃんぽん・皿うどんの継続した品質アップ及び野菜たっぷり皿うどん、夏の季節商品の夏とく冷やし麺、冷やしからまろなどの新商品の開発を行いました。
(ロ)サイドメニューの開発
チャーハンに関しては味の全面リニューアルを実施、ぎょうざに関しては皮の小麦粉を国産化、具材の豚肉を国産化などぎょうざの主素材を徹底的に国産にこだわり開発を行いました。
(ハ)モデル店舗の開発
ちゃんぽん・皿うどんに入れる具材をお客さまのお好みで選び有料で追加できる注文方式「Myちゃんぽん」を横浜港南台店にて導入しました。今後様々な立地に対応するモデルの構築にも着手いたしました。
(ニ)食の安全について
近年、食の安全性について叫ばれている中、当社はお客さまに安心して召し上がっていただくために、主力商品となるちゃんぽん・皿うどん類、ぎょうざ、チャーハンの安全性について研究開発を行った結果、合成保存料・合成着色料を一切排除しております。また、ホームページ上にて主要食材の原産地情報及びアレルギー情報を公開する体制を整えております。
上記の結果、当連結会計年度中に長崎ちゃんぽん事業の研究開発に投資した金額は、81,593千円であります。

② とんかつ事業
(イ)とんかつ類の開発
新たな季節定番として春野菜のミルフィーユかつの開発など、商品のブラッシュアップを行いました。
(ロ)モデル店舗の開発
新たな販売チャネルとしてデザートビュッフェを開始しました。
(ハ)その他開発
新しい浜勝の味として生ドレッシングの開発や、麦ごはんを黒米と発芽大麦入りに改良しました。
上記の結果、当連結会計年度中にとんかつ事業の研究開発に投資した金額は、29,687千円であります。

③ セグメントに区分できない基礎研究開発活動
商品科学研究チーム
(イ)海外FC出店に伴う商品の立ち上げと開発改良(タイ・香港)
(ロ)産学共同研究として長崎ちゃんぽんの「栄養分析」と「栄養バランス」の研究
(ハ)畜肉の屠畜後の熟成に関する研究
(ニ)コンファームを活用した機能性野菜の開発

生産技術研究チーム
(イ)冷凍ごはんラインの構築
(ロ)回転式電磁調理器の開発と有効活用
(ハ)調理のシステム化の取り組み(オートフライヤーの研究開発)

以上、当連結会計年度中に研究開発活動へ投資した金額の合計は、各セグメントに区分できない費用48,408千円を含め、159,689千円であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03099] S1001V5S)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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