シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100FUEP

有価証券報告書抜粋 株式会社リンガーハット 研究開発活動 (2019年2月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

(1) 研究開発活動の体制
当社グループにおける研究開発活動は「生産技術研究所」、「モデル店舗開発チーム」を設け、それぞれ専任担当者を置いて各チームごとに研究開発活動にあたっております。
また、店舗のメニュー開発は「リンガーハット商品開発チーム」と、「浜勝商品開発チーム」が担当しております。
「生産技術研究所」においては店舗、工場の設備・機器・システムの研究開発と機器の内製化を推進することにより品質の向上とコストダウン及びノウハウの蓄積を担うべく活動しております。
「モデル店舗開発チーム」においては経営目標達成のために、お客さまのニーズにあった「競争力の高い」モデル店舗をつくりあげる企画開発を各業態、関連組織と連携して活動しております。
「商品開発チーム」においては商品戦略を業態別にロードサイド、フードコート、都心ビルインに分け年間商品開発カレンダーに落とし込み、商品コンセプト策定、消費者ニーズ等の調査、試作、役員試食、消費者試食、オペレーション検証と機器開発、自社工場製造ラインテスト、品質保証チームによる食品衛生チェックを経て、販売を決定する体制をとっております。
ちゃんぽん麺、皿うどん用フライ麺、ぎょうざ、チャーハンをはじめ多くの材料を自社工場で生産するシステムをとり「他社との絶対的な商品の差別化」を図っている当社グループでは、「商品開発チーム」は、素材調達を担当する「購買チーム」及び生産・加工を担当する「生産チーム」と連携して商品開発活動を行っております。
また、販売に際しては、店舗オペレーションマニュアルの作成と周知、店舗責任者への教育・訓練を「トレーニングチーム」と連携して行っております。

(2) 研究開発活動の方針
「すべてのお客さまに楽しい食事のひとときを心と技術でつくる」という企業ミッションを達成するために、研究開発におきましては「お客さまに喜んで頂ける研究開発活動を推進する」こと、商品開発におきましては「健康的で高品質な商品を手頃な価格で提供する」ことをその活動基本方針としております。国内にせまる少子高齢化対応、国内外の多様化する消費者ニーズ等、時代の変化、販売拠点の変化に対応、あるいは企業側からの積極的新提案ができるよう、業界動向、消費者調査、来店客調査から得られる情報を活動方針に反映させております。

(3) 当連結会計年度における研究開発活動
① 長崎ちゃんぽん事業
a.ちゃんぽん類の開発
春の新たな季節定番商品として「あさりたっぷり春ちゃんぽん」を販売し、夏には定番商品として定着しつつある「冷やしちゃんぽん」をブラッシュアップして提供いたしました。秋には「かきちゃんぽん」の調理方法を大幅に見直し、冬には「角煮ちゃんぽん」「醤油ちゃんぽん」を展開いたしました。
b.新たな店舗展開
2018年6月に福島県に初出店いたしました。これにより、福井県を除く全国46都道府県に出店したことになります。今後もフードコートを中心に全国への展開を進めてまいります。
また、「女性のお客様が一人でも利用しやすいリンガーハット」をコンセプトに、既存の店舗と具材や商品のラインナップ、内装で差をつけた「RINGERHUT PREMIUM」の出店も拡大しております。都市部や駅前のショッピングモールなどの出店余地が狭まりつつある中で、これまで出店できなかった高級商業施設や高級住宅地への出店を拡大していく方針で進めております。
c.価格改定について
2018年8月より、一部店舗を除く国内646店舗において価格改定を実施いたしました。2009年より安全・安心で新鮮な国産野菜を使用しておりましたが、昨今の天候不順により国産野菜の安定した確保が厳しい状況が続いたこと、そして人件費及び物流費の高騰もあり、この度の決断に至りました。今後もリンガーハットでは美味しさを追求し、すべてのお客様に高品質な商品を提供するべく努めてまいります。
d.食の安全・安心・健康について
食の安全・安心・健康を確保するため、今後も店頭及びホームページにて原産地情報及びアレルギー情報等の開示を積極的に行ってまいります。
また、低糖質市場の広がりに伴い2019年3月より通常のちゃんぽん麺から糖質を30%オフした「低糖質ちゃんぽんめん」の販売をいたしました。現在は低糖質のフライメンやたんぱく質を強化した商品の開発に取り組んでおります。今後も美味しさにこだわったヘルシーメニューの開発に取り組んでまいります。
上記の結果、当連結会計年度中に長崎ちゃんぽん事業の研究開発に投資した金額は、83,932千円であります。

② とんかつ事業
a.とんかつ類の開発
春の定番商品「桜香るミルフィーユかつ」をブラッシュアップし「二種のミルフィーユかつ盛り合わせ膳」「桜香るミルフィーユかつとヒレ膳」「桜香るミルフィーユかつとチキン膳」の3商品を開発し販売しました。
また、夏の商品として「梅しそ巻とヒレ膳」をブラッシュアップするとともに、長崎産の真鯵を使用した「長崎産あじふらいととんかつ膳」夏に向けてさっぱりとした「ロースとヒレの清涼おろしかつ膳」を開発し販売しました。
秋冬の商品として「かきふらいとヒレ膳」の販売、その他のかきを使用した商品として「かきふらいととんかつ膳」「国産海鮮ふらい膳」「かきふらいと塩糀ささみかつ膳」を開発し販売しました。
b.中食商品の開発
ハレの日需要の商品として三段重のオードブル「絢爛」を開発し販売しました。
また、軽食需要への対応として「濵かつのおいなりさん」を開発し付随する商品として「かつサンドとおいなりさん」「おいなりさんセット」を開発し販売しました。
c.具沢山味噌汁の開発
あさりをふんだんに使用した「貝汁」、具を増量し豚バラを黒豚のバラ肉にブラッシュアップした「国産具材の黒豚豚汁」を開発し販売しました。
d.地域商品の開発
五島うどんを使用した「かつとじうどん」などうどん商品、黒豚のバラ肉を使用した「ゆず塩鍋膳」「チゲ鍋」「黒豚しゃぶしゃぶ」など鍋商品を開発し販売しました。
また、フードコートモデルの「とんかつ大學」用の商品として「じゃがいもととうもろこしのコロッケ」「タルチキ定食」「トマチキ定食」「かつカレー」「大學丼」「いかの塩辛」「エビとヒレかつ定食」「ヒレかつ丼」を開発し販売しました。
e.その他開発
テイクアウトの拡大販売に向けて温かいまま提供できるよう弁当用の保温材と吸着剤のブラッシュアップをおこない、全店展開しました。
上記の結果、当連結会計年度中にとんかつ事業の研究開発に投資した金額は、48,343千円であります。

③ セグメントに区分できない基礎研究開発活動
生産技術研究チーム
a.京都工場稼働体制構築(躯体改造・生産ライン)
b.佐賀工場 第1種指定工場を視野に入れエネルギー管理システム(DCS)構築検討
c.エネルギー管理や稼働率確保のため新冷凍方式検討(LN2冷凍)液体窒素使った冷凍麺ライン
d.佐賀第3工場(もやし)稼働体制構築(躯体改造・生産ライン)

以上、当連結会計年度中に研究開発活動へ投資した金額の合計は、各セグメントに区分できない費用19,422千円を含め、151,698千円であります。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03099] S100FUEP)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。