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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004T8R

有価証券報告書抜粋 株式会社ワキタ 業績等の概要 (2015年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度(2014年3月1日~2015年2月28日)におけるわが国経済は、政府による機動的な財政支出や日銀による金融緩和政策の継続により、緩やかな回復基調を維持してまいりましたが、4月の消費税増税や夏場に続いた想定外の自然災害により、個人消費が大幅に落ち込み、実質賃金も上がらない中、デフレ状態から完全に脱却しきれない期間でありました。一方海外におきましても新興国での景気下振れ懸念や新たな地政学的リスクの台頭、唯一力強いといわれた米国経済も発表される指標を見る限り一進一退と、全体として先行き不透明な情勢が続きました。
こうした状況のもと、当連結会計年度の業績は主力事業である建機事業が全体を牽引し、売上高は576億34百万円(前期比7.1%増)、営業利益は86億38百万円(前期比9.8%増)、経常利益は88億44百万円(前期比9.7%増)となりました。ただ、当期純利益は投資有価証券売却益の減少等により53億94百万円(前期比4.2%増)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 建機事業
建機事業の販売部門は、期初における消費税増税前の駆け込み需要や小型発電機その他の周辺機器の販路拡大に注力したことや資産機の入替に伴う売却が功を奏した結果、売上高は前期を上回りました。また賃貸部門におきましても、政府予算執行の遅延や人材不足という課題はありましたものの、全国的に展開された国土強靭化や防災・減災関連事業の捕捉に注力した結果、前期を上回ることができました。
その結果、建機事業全体の売上高は407億78百万円(前期比9.2%増)、営業利益は66億3百万円(前期比16.3%増)となりました。

② 商事事業
商事事業は、遊戯関係設備のファイナンス案件の増加が他の分野での伸び悩みを補い、売上高は増加しましたが、競争激化により利益率は低下しました。
その結果、商事事業全体の売上高は128億3百万円(前期比1.1%増)、営業利益は6億2百万円(前期比8.3%減)となりました。

③ 不動産事業
不動産事業の賃貸部門は、過去数年にわたり新規物件の購入がなかったことにより、ほぼ横這いで推移しましたが、分譲等の販売部門は前期を上回りました。
その結果、不動産事業全体の売上高は40億52百万円(前期比5.9%増)、営業利益は14億32百万円(前期比6.6%減)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ51億95百万円(19.1%)増加し、323億52百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、前連結会計年度に比べ38億56百万円(56.6%)増加し106億69百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益87億92百万円、減価償却費36億99百万円、法人税等の支払額34億34百万円等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は、前連結会計年度に比べ支出が12億71百万円(195.4%)増加し19億23百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出18億99百万円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は、前連結会計年度に比べ48億25百万円減少し35億58百万円の支出となりました。これは主に、設備関係割賦債務の返済による支出21億9百万円、配当金の支払額12億97百万円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02618] S1004T8R)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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