シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10030UW

有価証券報告書抜粋 株式会社三ツ知 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年6月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等


文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。連結財務諸表の作成にあたって、期末日における資産・負債並びに報告期間における収益・費用の報告金額に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果とは異なる場合があります。
なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針については、「第一部 企業情報 第5 経理の状況」の連結財務諸表の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」をご参照下さい。

(2) 経営成績の分析
①売上高
売上高は、タイ国及び北米で増収となったこと、及び消費税増税前の駆け込み需要による受注の増加、並びに消費税増税後の反動減が想定よりも少なかったこと等により、135億55百万円(前年同期比7.6%増)となりました。
②売上原価
売上原価は、売上増加による材料費等の増加により112億16百万円(前年同期比3.3%増)となりましたが、全グループを挙げての原価低減の効果に加え、前期収益悪化要因でありましたタイ洪水に伴う在庫滞留が解消したことにより、売上原価率は前年同期の86.2%から82.7%となりました。
③販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は、人件費の増加及び支払手数料の増加等により、17億98百万円(前年同期比4.7%増)となりました。
④営業利益
営業利益は、売上総利益が6億5百万円増加、販売費及び一般管理費が80百万円増加したことにより、5億24百万円増加の5億39百万円(前年同期は14百万円の営業利益)となりました。
⑤経常利益
経常利益は、売上増加等による営業利益の増加等により、2億57百万円増加の5億97百万円(前年同期比75.8%増)となりました。
⑥当期純利益
当期純利益は、特別損失として遊休資産の減損損失6百万円を計上するものの、営業利益の増加等により、4億11百万円(前年同期は60百万円の当期純損失)となりました。

(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループは、主要顧客である自動車関連業界の動向やそれらの企業の設備投資動向と密接な関係にあり、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。
なお、事業に係るリスクについては「第一部 企業情報 第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載しておりますが、これらリスクの発生の可能性を認識した上で、リスク発生の回避及びリスク発生時の対応に努めながら積極的な経営を心掛けていく所存であります。


(4)経営戦略の現状と見通し
今後の世界経済の見通しといたしましては、欧州や中東における政情不安があるものの、景気の先行きは緩やかに回復すると見込んでおります。
また、当社グループの得意先であります自動車部品メーカーにおきましては、国内市場は生産のグローバル化により縮小傾向にあるなか、海外市場においては、今後も現地調達・現地生産化が進むと見込んでおります。
この様な状況の中、当社グループといたしましては、世界市場の中でも、得意先のニーズに答えるべく、安定に低価格で品質の優れた製品を供給するため、技術開発研究にも力を入れ、海外拠点の拡充も含めたグローバル展開を進めつつ、三ツ知グループとして事業強化を行い、安定した利益が実現できるように全力を尽くしてまいります。

(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
①キャッシュ・フロー
キャッシュ・フローについては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
②財政状態
当連結会計年度における総資産は、前連結会計年度末に比べ6億39百万円増加し、138億87百万円となりました。
資産の部では、流動資産が現金及び預金の増加、受取手形及び売掛金の増加等により前連結会計年度末に比べ7億9百万円増加し、84億45百万円となりました。また、固定資産については、機械装置及び運搬具など有形固定資産の減少等により前連結会計年度末に比べ69百万円減少し、54億41百万円となりました。
負債の部では、流動負債が支払手形及び買掛金の増加等により前連結会計年度末に比べ1億6百万円増加し、44億96百万円となりました。また、固定負債については、社債が減少したものの、長期借入金の増加等により前連結会計年度末に比べ90百万円増加し、25億51百万円となりました。
純資産の部では、利益剰余金の増加、為替換算調整勘定の増加等により前連結会計年度末に比べ4億42百万円増加し、68億39百万円となりました。この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の48.3%から49.3%となりました。

(6) 経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループの課題としましては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 3 対処すべき課題」に記載しておりますが、特に以下の事項が当社グループの成長に大きな影響を及ぼすと考えております。
①自動車業界の生産動向
当社グループは、自動車用カスタムファスナー製品の製造・販売を主な事業としており、主要取引先は自動車部品一次メーカーであります。このため、自動車メーカー並びに自動車部品メーカーにおける生産状況、海外への拠点展開等これら業界の動向と密接な関係があり、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。
②グローバル化の推進
当社グループの主要得意先であります、自動車部品メーカーは、海外での現地調達化を加速させております。その為、当社グループといたしましては、第1にタイ国における管理体制の構築、第2に中国における新規受注拡大による黒字化の定着、第3に米国における現地生産拡大による北米地区の新規受注の獲得、以上3つのポイントを中心にグローバル化の推進を強化してまいります。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02491] S10030UW)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。