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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007U1O

有価証券報告書抜粋 株式会社不動テトラ 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融緩和策などが景気を下支えし、引き続き緩やかな回復基調を辿った。一方、中国経済や資源価格の低迷から新興国経済の減速が企業収益にブレーキをかけるなど、日本経済に対する先行きの不透明感が増してきている。
建設業界においては、公共建設投資について減少したものの民間建設投資が増加し、市場は良好な環境が続いた。
当社グループにおいては、中期経営計画(2015~2017年度)初年度にあたり、安定した収益基盤の構築を基本方針とし、国土強靭化・リニューアル需要などの分野での受注、次世代のニーズに応えることができる技術・商品の開発強化、技術力・施工力を支える人材の確保と育成及び設備の更新を重点目標に、グループ各社が連携し業績目標の達成に向け注力するとともに、本年2月にはジャカルタに駐在員事務所を開設し、海外事業へも積極的に展開してきた。
この結果、受注高は683億59百万円(前期比1.1%増)と増加したものの、売上高は前期に比べて公共事業の執行時期が遅れたことなどにより640億4百万円(前期比9.5%減)と減収となった。
利益面では、減収による影響で、営業利益31億18百万円(前期比36.5%減)、経常利益29億87百万円(前期比41.3%減)となり、また親会社株主に帰属する当期純利益は、繰越欠損金の解消により法人税等の負担増も加わったことから20億8百万円(前期比48.5%減)といずれも減益となった。

セグメントの概況は次のとおりである。(セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載している。)
①土木事業
土木事業は、期首手持ち受注高が豊富なうえ、受注高が317億86百万円(前期比6.3%増)となったことから、売上高は331億38百万円(前期比14.3%増)と増収となった。利益面では増収に加えて売上総利益率も前期を上回ったことから、営業利益は17億12百万円(前期比48.4%増)となった。
②地盤改良事業
地盤改良事業は、引き続き全国的な耐震化需要が続いたうえ、海外での受注もあり、受注高は320億58百万円(前期比1.0%減)となったものの、受注時期や工事進捗の遅れから、売上高は264億47百万円(前期比27.5%減)と減収となった。利益面では減収に加えて、機械稼働の低下による固定費の負担増もあり、営業利益は15億63百万円(前期比67.0%減)となった。
③ブロック事業
ブロック事業は、那覇空港関連の需要増があったものの、全国的にはブロック関連の事業の遅れがあり受注高が48億34百万円(前期比7.2%減)となったことから、売上高は47億1百万円(前期比7.2%減)と減収となった。利益面では減収に加えて、過年度の新型ブロック型枠への投資により減価償却費の負担が高水準で推移したことで、26百万円(前期39百万円の利益)の営業損失となった。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益を計上したこと等により27億74百万円の収入超過(前連結会計年度は25億34百万円の収入超過)となった。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得等により13億95百万円の支出超過(前連結会計年度は17億23百万円の支出超過)となった。
財務活動によるキャッシュ・フローは、リース債務の返済及び配当金の支払等により、18億41百万円の支出超過(前連結会計年度は14億34百万円の支出超過)となった。
これにより、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末に比べ4億63百万円減少し、79億12百万円となった。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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