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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007XHE

有価証券報告書抜粋 株式会社中村超硬 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、好調な企業収益を背景に設備投資や雇用情勢等においては緩やかな拡大基調が続きましたが、中国をはじめとする新興国経済の減速が顕在化したことにより、年度後半の景気には停滞感が見られました。また、円高の進行や個人消費の低迷等も重なり、今後の見通しも不透明な状況にあります。
このような状況下において、当社グループは、主力事業である電子材料スライス周辺事業を中心に、生産能力増強、製品競争力強化等に取り組み、収益力の向上に努めてまいりました。また、今後の継続的な成長を実現するために新規事業開発室を新設し、産官学連携を強力に推進する等、新規事業基盤の構築に向けた研究開発体制の強化も図ってまいりました。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は6,836百万円(前年同期比33.4%増)となりました。利益面におきましては、営業利益1,435百万円(前年同期比75.2%増)、経常利益1,440百万円(前年同期比55.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,221百万円(前年同期比13.4%増)となりました。
セグメントごとの業績を示すと、次のとおりであります。

① 電子材料スライス周辺事業
電子材料スライス周辺事業においては、主要顧客に対する販売が計画通り推移するとともに、課題とする新規顧客開拓への取り組みにおいても、今後の取引量拡大に向け一定の成果を得ることができました。また、急拡大する顧客ニーズに応えるため生産能力増強等の取り組みを推進し、2016年1月より新たに和泉第2工場(大阪府和泉市)を開設し、同工場において生産ラインの稼働を順次開始しております。さらに、沖縄県うるま市に新工場を開設し、2016年12月からの生産開始を予定しております。
これらの結果、売上高は4,784百万円(前年同期比53.5%増)となり、セグメント利益は1,338百万円(前年同期比90.7%増)となりました。
② 特殊精密機器事業
特殊精密機器事業においては、工作機械向け耐摩工具の販売は堅調に推移したものの、当社顧客が扱う新型実装機の販売進捗遅れ等により実装機向け部品の販売が低調に推移いたしました。
その結果、売上高は679百万円(前年同期比4.6%減)となり、セグメント損失は2百万円(前年同期は2百万円のセグメント利益)となりました。
③ 化学繊維用紡糸ノズル事業
化学繊維用紡糸ノズル事業においては、不織布等、高付加価値製品向けの各種ノズル、特殊加工品の納品が順調に進捗したことにより、売上・利益面ともに堅調に推移いたしました。
その結果、売上高は1,372百万円(前年同期比6.1%増)となり、セグメント利益は131百万円(前年同期比28.5%増)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、2,339百万円となり、前連結会計年度末に比べ904百万円増加しました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によって得られた資金は、1,789百万円(前年同期比53.4%増)となりました。
これは、税金等調整前当期純利益1,430百万円及び減価償却費502百万円等の増加要因が、たな卸資産の増加額163百万円等の減少要因を上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動の結果支出された資金は、1,823百万円(前年同期比532.9%)となりました。
これは、有形固定資産の取得による支出1,606百万円及び投資有価証券の取得による支出300百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果得られた資金は、946百万円(前年同期は1,156百万円の支出)となりました。
これは、株式の発行による収入1,378百万円及び長期借入れによる収入1,059百万円が、長期借入金の返済による支出1,156百万円、短期借入金の純減額210百万円及びリース債務の返済による支出117百万円等の減少要因を上回ったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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