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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001U9Z

有価証券報告書抜粋 株式会社丸栄 業績等の概要 (2014年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国の経済は、新興国の景気減速やエネルギー価格の上昇など、懸念すべき材料もありましたが、政府の経済対策効果や円安を背景に、企業の業績や景況感の改善が進み、緩やかな回復傾向を示しました。
こうした環境下、当社グループの主たる事業分野であります百貨店業界におきましては、雇用・所得環境の改善に加え、株価上昇に伴う資産効果や消費税率引き上げ前の駆け込み需要もあり、宝飾をはじめとする高額商品の売上が好調に推移したほか、主力商材であります衣料品関連にも堅調な動きが見られました。
このような状況の中、当社はヤングファッションフロアを中心に継続的な売場の再構築を実施するとともに、昨年8月には会社設立70周年を迎え、その機を捉えた積極的なイベント展開を図り、集客力の強化に取り組むなど、お客様のニーズへの迅速な対応と店舗営業力の向上を推し進めてまいりました。併せて、より一層の経費節減や費用対効果の向上にも努め、経営効率の高い店舗運営体制の確立に注力してまいりました。
以上の結果、当連結会計年度における当社グループの売上高は246億9千万円(前年同期比94.6%)となりましたが、利益面につきましては、経費の削減に努めた結果、営業利益5億3千4百万円(前年同期比202.3%)、経常利益3億7千5百万円(前年同期比394.9%)となりました。特別損失として固定資産除却損1億5千7百万円を計上いたしました結果、当期純利益は、2億9百万円(前年同期は当期純損失4億2千1百万円)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
① 百貨店業
百貨店業におきましては、当社の強みでありますヤングファッションフロアを中心に、人気ショップの拡大や新規ブランドの導入を図るなど、魅力ある店づくりを推進してまいりました。また現況の高額品需要を取り込むべく、宝飾品売場において金製品を集結した「ゴールドサロン」を新設し、幅広いお客様にご満足いただける売場づくりにも取り組みました。更に、会社設立70周年を記念した新企画の催事や物産展を積極的に開催する一方、2年目を迎えました屋上ビアガーデンも好調に推移するなど、集客力の強化と全館への波及効果による売上高の向上に努めてまいりました。
しかしながら、再構築中のヤングファッションフロアが伸び悩み、百貨店業の売上高は220億3千4百万円(前年同期比94.7%)となりましたが、利益面につきましては、徹底した経費管理と節減に努めた結果、営業利益2億9百万円(前年同期は営業損失3百万円)となりました。
② 不動産賃貸業
不動産賃貸業におきましては、空室率の低減に取り組みましたものの、売上高は16億9千4百万円(前年同期比95.2%)と前年を下回りましたが、より一層の諸経費削減に取り組みました結果、営業利益は7億1百万円(前年同期比104.7%)となりました。
③ その他
その他におきましては、運送業、清掃業及び百貨店店舗内において友の会事業を運営しており、売上高9億6千2百万円(前年同期比90.1%)、営業損失2千8百万円(前年同期は営業損失1千8百万円)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ4千4百万円減少し、12億1千9百万円となりました。当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は、前連結会計年度に比べ8千8百万円増加し、9億2千6百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が2億1千9百万円、減価償却費7億6千9百万円、固定資産除却損1億5千7百万円等の調整によるものと仕入債務の減少額1億3千6百万円等によるものです。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ1億5千2百万円減少し、5千5百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出3億6百万円、有形固定資産の除却による支出1億5千7百万円、貸付金の回収による収入3億8千4百万円等によるものです。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ2億2百万円増加し、9億1千5百万円となりました。これは主に、長期借入れによる収入38億円、長期借入金の返済による支出42億9千2百万円、社債の償還による支出4億7千万円等によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03022] S1001U9Z)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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